いくら探しても村が見つからないのは、探す場所が間違っているからかも・・。この記事では、村が生成される仕組みや、具体的な村探しのテクニックを紹介しています。この内容を頭に入れておけば、知らないまま探すよりも効率よく村を発見できるはず。ぜひ参考にしてください。




マイクラの村について

村は、マイクラのワールドに生成される建物のあつまりです。教会や噴水、村人の家などさまざまな建物がたっていて、村人のほかにアイアンゴーレムや猫がスポーンしています。

村の全景

村を見つけることの最大のメリットは、村人との取引ができることです。地図や、ダイヤモンドの武器・防具・道具など売ってくれるので、早めに見つけておくと冒険が加速します。

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採掘になくてはならないダイヤモンドのツルハシも、村人から買えます。ダイヤモンドを消費して自分でクラフトするのは、もったいないかも。

村の構造

村は、井戸を中心に通路が広がっています。鐘の近くは集会場になっていて、1日1回、村中から村人たちが集まってきます。集会場の近くには、行商人がスポーンすることもあります。

街の通路や建物

通路のわきには、畑や建物が生成されています。家や職人の仕事場にはチェストがおかれていることがあるので、忘れずにチェックしましょう。運がよければダイヤモンドが手に入ることもあります。

家の中にあるベッドは村人のものですが、プレイヤーが寝ることもできます。緊急時は使わせてもらってOKです。

村の種類

村は、草原や砂漠などさまざまなバイオームで生成されていて、建物に使われている材料や村の中に生成されるブロックが、それぞれのバイオームにちなんだものになっています。村のバリエーションと特徴は、以下のようになっています。

マイクラの村のバリエーション

村の種類 特徴
草原の村 オークの原木、板材や丸石が建物に多く使われている。シンボルツリー(オーク)が生成されることがある。
砂漠の村 砂岩、テラコッタが建物に多く使われている。サボテンの鉢植えが生成される。ラクダがスポーンする。
サバンナの村 アカシアの原木、板材、色付きテラコッタが建物に多く使われている。畑がキレイに整っていない。スイカブロックが生成される。
雪原の村 トウヒの板材が建物に多く使われている。明かりはランタン。雪ブロック、氷塊、青氷でできたイグルー(家)がたくさん生成される。
タイガの村 トウヒの原木、丸石が建物に多く使われている。焚き火やカボチャ、スイートベリーが生成される。

村人の見た目もバイオームで変わる

村人の服も、バイオームによって変わります。バリエーションは、以下の7種類。見た目が違っていても、村人の生態や売ってくれるアイテムに違いはありません。

バイオームごとの村人の見た目

ジャングルと沼地には村が生成されないので、上画像の村人は自然にスポーンしません。沼地・ジャングルの村人を出現させたいときは、沼地またはジャングルでスポーンした村人ゾンビを治療するか、そのバイオームで村人を繁殖させましょう。




サバイバルで村を探すコツ

村探しで重要なのは、村が生成されるバイオームにしぼって探すことです。下表のバイオームにしか生成されないので、他のバイオームはスルーしましょう。

平原の村 平原
plains
草ブロックが一面に広がる緑豊かな地形です。
平原バイオーム
草地
meadow
草ブロックが山のように高く生成されている地形です。
草地バイオーム
ヒマワリ平原
sunflower_plains
ヒマワリが群生する平原です。統合版のみ村が生成されます。
ヒマワリ平原
砂漠の村 砂漠
desert
砂ブロックが一面に広がる地形です。
砂漠バイオーム
サバンナの村 サバンナ
savanna
褐色の草ブロックが一面に広がる地形です。
サバンナバイオーム
雪原の村 雪原
snowy_plains(JE)
ice_plains(BE)
雪が降り積もった平原です。
雪原バイオーム
タイガの村 タイガ
taiga
トウヒの木が生い茂る地形です。
タイガバイオーム
雪のタイガ
cold_taiga(BE)
雪が降り積もったタイガです。統合版のみ村が生成されます。
雪の降るタイガバイオーム

村はたいてい数百ブロックの範囲内で見つかりますが、上表のバイオームだからといって確実に生成されるわけではないので、ときには1000ブロック以上移動しても見つからないことがあります。気長に探しましょう。

また、バイオームの境界で、ほんらい生成されないはずのバイオームにはみ出しているレア村もあります。荒野に生成された村や、桜の木が生えた村など、思わずスクショを撮りたくなるような村を探してみるのも面白いです。

普通に探してなかなか見つからないときは、以下の方法も試してみてください。

描画距離を長く設定する

マイクラは、表示される範囲(描画距離)を変更できるようになっています。一時的に描画距離を大きくすることで、遠くの建物にいち早く気づけるようになります。

例えば下画像のように、描画距離10チャンクだと白いモヤがかかって見えない範囲が、描画距離32チャンクにすると見えるようになります。

描画距離の設定による見え方の違い

描画距離は、設定 → ビデオ設定 → 描画距離のバーで変更できます(左右にスライド)。この記事を書いている時点では、Java版で最大32チャンク、統合版で最大76チャンクまで設定可能です。

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ただし、描画距離が長くするとワールドの読み込みに時間がかかりすぎるようになるので、村が見つかったら元の設定に戻しておきましょう。

高いところから探す

高いところにのぼってあたりを見回すというのも、一つの手です。視線をさえぎるものがなくなるので、広い範囲が見えるようになります。林や丘の向こう側も見えるため、ムダな移動を減らすことにつながります。

視点の高さによる見え方の違い

設定している描画距離にもよりますが、30ブロックくらい積み上げて上に立つと、かなり広い範囲が見えるようになります。砂利や砂、土など、回収がカンタンなブロックを持ちながら村探しをするといいです。

夜に探してみる

危険をともないますが、村は夜に探すととても見つけやすいです。なぜなら、村の明かりが目立つから。背景に溶け込みやすい砂漠の村も、木に囲まれて見えにくいタイガの村も、明かりのおかげで見つけやすくなります。

夜の村の明るさ

村を見つけたら、その場でベッドで寝てから近づくようにしましょう。安易に近づくと村人がゾンビに襲われてしまいます。

コマンドで村の場所を調べる方法

クリエイティブモードでは、/locateコマンドを使うと一瞬で村の座標を知ることができます。以下のようにコマンドを入力します。

  • Java版のコマンド
  • 統合版のコマンド
  • /locate structure village_plains

  • /locate structure village

上記のコマンドを実行すると、最寄りの村の座標が表示されます。Java版は、村の種類(village_desert、village_plains、village_savanna、village_snowy、village_taiga)を指定して探すことができます。

表示された村の座標

Java版では、表示された座標をクリックすると自動で/tpコマンドが入力されて便利です。

村が見つからないときの対処法

どうしても村が見つけられないときは、サバイバルのワールドをクリエイティブで再生成して、コマンドや飛行を使って村の座標を調べましょう。同じワールドなら、サバイバルでもクリエイティブでも、同じ場所に村が生成されます。

以下のような流れです。

  1. 同じワールドをクリエイティブモードで再生成(コピー)する
  2. クリエイティブのワールドで村の座標を調べる
  3. サバイバルのワールドで同じ座標に行ってみる。

たまに同じ座標で生成されないこともありますが、この方法でほぼ見つけられるはずです。

また、ワールドのシード値がわかれば、ツールを使って村の座標を知ることもできます。

ワールド再生成の詳しいやり方、ツールの使い方を以下で詳しく解説します。

サバイバルワールドをクリエイティブで再生成する方法

サバイバルで作ったワールドと同じワールドを、クリエイティブモードで作るには次のような手順で操作します。

  • Java版でのやり方
  • 統合版でのやり方
  • サバイバルからクリエイティブJE
    1. 再生成したいワールドを選択し、下の「再生成」をクリックする
    2. 次の画面で、ゲームモードをクリエイティブにする
    3. 下の「新規作成」をクリックする
  • サバイバルからクリエイティブBE
    1. コピーしたいワールドの編集ボタンを押す
    2. 編集画面を下までスクロールして「世界のコピー」を押す
    3. コピーされたワールドの編集ボタンを押す
    4. 編集画面でクリエイティブに変更する
    5. 「実績をオフにしますか」が表示されたら「続ける」を押す

クリエイティブでワールドが生成できたら、コマンドを使って村の位置を確認しましょう。もちろん、飛び回って探してもOKです。

/locateコマンドを使うときは、「最寄りの村の座標」しか表示されない点に注意が必要です。他の村を探したいときは、1000ブロックくらい移動してからコマンドを実行しましょう。

ツールで村の位置を調べる方法

Village Finderというツールを使って村の座標を調べることもできます。マイクラのバージョンを選択し、シード値を入力するだけで村の位置が地図に表示されます。

Java版のサバイバルワールドのシード値は、/seedコマンドで取得できます(サバイバルでも/seedコマンドは使用可能)。統合版はワールドの編集画面に表示されています。

また、Village Finderではセーブデータ(level.dat)を読み込ませることでも、村の位置を表示できます。シード値を入力するのが面倒なら、「Load from Sava...」のボタンを利用しましょう。

村を見つけたらやっておきたいこと

  1. チェストの中身回収
  2. 畑の作物の回収
  3. 村を保護する
  4. 村を発展させる

村を見つけたら、まずはチェストのアイテムを回収しましょう。村の建物の中にはチェストがおかれていることがあり、食料やエメラルド、運が良ければエメラルドやダイヤモンドも手に入ります。

家のチェストは村の種類によって中身が違いますが、仕事場におかれたチェストは各バイオーム共通です。どの村でも、武器鍛冶のチェストにはダイヤモンドやダイヤモンドの馬鎧が入っている可能性があるので要チェック。

チェストが一通り確認できたら、畑の作物を回収しておくといいです。ニンジン、ジャガイモ、ビートルートは、村人との取引に使えます。少しわけてもらって、自分の畑で増やしていきましょう。

村人との取引については、以下の記事で詳しく解説しています。合わせて読んでみてください。

見つけた村を、取引の拠点とするのであれば、村を保護しておいたほうがいいでしょう。デフォルトの状態では村の中にもモンスターがスポーンできるうえに、村の中に洞窟の入口が生成されることもあり危険です。

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まだ保護していない村には、できるだけ近づかないことが大切。

ゾンビから村人を守るために、村の湧き潰しをする。洞窟や渓谷など、村人が入り込みそうなところ、中からゾンビが出てきそうなところはフェンスで塞ぐ。余裕があったら、村全体をフェンスで囲っておくと安心です。

村が保護できたら、村人を増やして村を発展させましょう。より多くの職業の村人がいたほうが、効率よくエメラルド稼ぎができます。村人を増やすために必要なのは、たくさんのベッドとパンやニンジン・ジャガイモなどの食料です。

村人の繁殖については、以下の記事で詳しく解説しています。合わせて読んでみてください。

ということで、村探しの基本と、カンタンに村を見つけるテクニックの紹介でした。じっくり冒険しながら村を探すのも楽しいし、サクッと見つけてしまって取引や村の発展に時間を使うのも楽しいです。いくつか村を見つけて、鉄道(トロッコ)で行き来できるようにするというのも、いいアイディアです。ぜひ、この記事を参考にして、あなたのワールドの村をたくさん見つけてください。