Minecraftが1.9に!コンバットアップデートの内容と変更点まとめ
何気なくマインクラフトを立ち上げてみたら、バージョンが1.8.9から1.9にアップデートされていました。COMBAT UPDATEということで、戦闘に関する変更が多いアップデートらしいのですが、戦い方が変わるほどの大きな変更があったようなので、変更点をまとめてみました。
目次
メインハンドに加えてオフハンドが使えるように
プレイヤーの操作に関する大きな変更点は、オフハンドが使えるようになったという点です。オフハンドとは利き手とは逆の手のことで、バージョン1.9ではこれまで使用していたメインハンド(利き手)とオフハンドの両方の手を使って、アイテムを持つことができるようになりました。新しいアイテムの「盾」も追加されたので、右手に武器、左手に盾という装備で戦闘をおこなうこともできます。
オフハンドのインベントリスロット
オフハンドスロットは、インベントリ内のプレイヤー右下にあります。盾はもちろんのこと、あまり意味はありませんが、剣も持つことができます。
プレイヤーの右下に、一つスロットが追加されています。
オフハンドで持っているアイテムは、Fキーを押すことで、ホットバーで選択しているアイテム(利き手で持っているアイテム)と入れ替えることができます。利き手に何も持っていない状態でも、入れ替えが可能です(オフハンドスロットが空になる)。
両手でアイテムを持った場合の挙動
手が増えたことで、左右のクリックでの挙動がどうなるのかが気になるところ。アイテムには左クリックで使用するものと、右クリックで使用するものがありますが、どう使い分ければ良いのでしょうか。
実は、左クリックの使い方は、これまでと変わっていません。左クリックをすると、メインハンドに持った(アイテムスロットで選択した)アイテムを使用することができます。それが剣であればモンスターを攻撃でき、ツルハシであればブロックを破壊できます。持っているのが松明などの右クリックで使用するアイテムの場合は、そのアイテムで殴る動作をします。
オフハンドに持ったアイテムは、左クリックで使うことはできません(左クリックで反応するのはメインハンドのみ)。オフハンドで持つのは、右クリックで使用できるアイテムということになります。
使えないとわかっていても、やってみたくなる二刀流。
右クリックをしたときは、メインハンドに右クリックで使用するアイテムを持っていれば、そのアイテムを使う動作をします。例えば、松明をメインハンドに持って右クリックすると、これまでと同じように設置することができます。
メインハンドに持っているアイテムが右クリックで使用できないものの場合は、右クリックをしたときにオフハンドに持っているアイテムを使用します。例えば、メインハンドにツルハシを持って、オフハンドに松明を持った場合は、右クリックしたときに松明が使用されます(ツルハシは右クリックで反応しない)。
両手にポーション。
上画像のように両手でポーションを持っている場合は、最初の右クリックでメインハンドのポーションが使用され、メインハンドのガラス瓶が空になった状態で右クリックすると、オフハンドのポーションが使用されます。
盾でガード
メインハンドに剣、オフハンドに盾を持っていたとすると、右クリックしたときに盾でモンスターの攻撃をガードすることができます。バージョン1.8.9までは、剣も右クリックで反応していましたが(ガードすることができた)、この機能が1.9では無くなっていて、剣は左クリックのみで使用することになっています。
ゾンビの攻撃をガード中。移動速度がかなり遅くなります。
盾でガードすると受けるダメージをかなり減らすことができ、さらに攻撃してきたモンスターを少し跳ね返すことができます。ただし、ガードできるのは正面だけで、背後からクリーパーの爆発を食らったりすると大ダメージを受けるので注意。ガードすると盾の耐久度が減り、ガード中に攻撃することはできません。
攻撃をするときはガードをといて左クリックしなければいけないので、いちいち盾で守るのは面倒くさい気がしますが、後述する「クールダウン」のシステム変更もあるので、うまく使って戦うことになるかもしれません。
アイテムを持ち替えずにすむ
メインハンドにツルハシ、オフハンドに松明を持っていると、左クリックで掘って右クリックで松明を置くということが可能です。これまではいちいち持ち替えなければ松明を設置できなかったので、ブランチマイニングなどの効率があがりそうです。
左クリックで攻撃し、右クリックでポーションを飲むなんていうこともできます。
特定の矢を使用する
弓はメインハンドに持っていれば、オフハンドにどんなアイテムを持っていても使用することができます。そのとき、矢はインベントリ内にある矢の中で、最も保有数の少ない矢から順に使用されるのですが、特定の矢を射たい場合はオフハンドに持つことでそれが可能になります。今回のアップデートで、矢もかなりの種類が追加されたので、右手に弓、左手に矢を持って戦う頻度が増えるかもしれません。
利き手の設定方法
利き手の設定ができるようになりました。デフォルトでは、右手がメインハンド(利き手)に設定されています。
設定内の「利き手」のボタンを押すと、右手と左手を変更することができます。
設定→スキンのカスタマイズ→利き手で、右利きと左利きを選択するボタンを表示させることができます。これまでは問答無用で右利きになっていましたが、この項目で左手を指定すると、道具を左手で持って作業できるようになります。
攻撃力の変動
これまでは、武器固有の攻撃力によってダメージ量が決まっていましたが、それに加えて、「武器を持ち替えてからの経過時間」「前回の攻撃からの経過時間」によってダメージ量が変動するようになりました。
短い時間に連続で武器を使用すると、武器が持っている攻撃力を100%発揮することができず、100%~20%の間でダメージ量が変わります。次の攻撃で100%のダメージを与えるには待機時間が必要で、武器を持ち替えた場合も同様に、最大攻撃力での攻撃には待機時間が必要になります。
公式からのお知らせでは、待機時間を「クールダウン」という言葉で表現していますが、メーターが溜まっていくアニメーションがあることから、「チャージ」という言い方をされることもあるようです。
2種類の攻撃力変動メーター
次の攻撃まで必要な時間は、攻撃力変動メーター(チャージメーター)で確認することができます。
クロスヘアでの表示。十字カーソルのすぐ下に剣のマークが出て、メーターがたまっていきます。
ホットバーでの表示。ホットバーの右横にアイコンが出て、たまっていきます。
このメーターは、設定→ビデオ設定→攻撃力変動の表示で、ホットバーとクロスヘアの2種類に変更が可能です(表示しないことも可能)。攻撃したり武器を持ち替えたりすると、このメーターが自動的に出現し、時間の経過とともにチャージされていきます。フルチャージになると、メーターは自動的に消えます。
メーターが満タンになる前でも攻撃は可能ですが、その場合は与えるダメージ量が少なくなります。フルチャージのダイヤの剣ならウシを二発で倒せますが、チャージしきっていないと三回攻撃しなければいけない、という感じです。
素材によって変わるチャージ時間
チャージメーターがたまるまでに必要な時間は、使用するアイテムや素材によって異なり、その目安となる数値が、インベントリ内で確認することができます。アイテムにカーソルを合わせると、攻撃力とともに「攻撃速度」が表示されるようになっていて、この数値が大きいほど素早く攻撃できます(待機時間が短くてすむ)。
剣は素材にかかわらず1.6、シャベルは素材にかかわらず1、ツルハシは素材にかかわらず1.2。斧は素材によって0.8~1、クワは素材によって1~4です。
ダイヤで攻撃速度を比べると、剣が1.6、ツルハシが1.2、シャベルと斧が1、クワが4とクワが突出して速くなっていますが、攻撃力が低いので、普通に剣を使用したほうが良いです。ただ、チャージが一瞬で終了するのは、気持ちがいいです。
剣と斧の特殊攻撃
剣と斧に、これまではなかった特殊な攻撃が加わりました。
剣のなぎ払い(スウィープ)
剣になぎ払い(sweep)が追加されました。スニーク中か移動していない時にフルチャージ状態で攻撃すると、目の前の横に3ブロック以内のMobに、ノックバックとダメージ(ハート0.5個分)を与えることができます。(ノックバックの効果は、ノックバックⅠのエンチャントの80%です)
なぎ払うことができると白いブーメラン型のパーティクルが発生して、周囲のMobを吹き飛ばせます。
斧の盾無効攻撃
盾で防御しているプレイヤーを斧で攻撃すると、盾を5秒間無効化できる場合があります。無効化される確率は25%で、効率強化のエンチャントが1レベルつくにつれて5%ずつ上昇、ダッシュをして攻撃すると75%上昇します。
新アイテム「盾」
木材6個と鉄インゴット1個で、盾を作れるようになりました。使用する木材の種類はどれでもOKで、なおかつ別の種類の木材を組み合わせても作ることができます。別の種類の木材を組み合わせても、クラフトできる盾の見た目に変化はありません。
盾の作り方
上段の中央に鉄インゴットを置き、その左右に木材、中段に木材を3つ並べて、下段の中央に木材を1つ置くと盾を作ることができます。
オークの木材とジャングルの木材でやってみましたが、問題なく作れました。
クラフトした盾には、旗を使うことで色や模様をつけることもできます。
黄色の旗にクリーパーの模様をつけて、
盾とクラフトすると、
黄色でクリーパー模様の盾が作れます。
盾の使い方
盾はオフハンドだけではなくメインハンドにも持つことができ、オフハンドに持っているときと同様に右クリックでモンスターの攻撃をガードすることができます。スケルトンが放った矢を盾でガードしたとき、弾いた矢がモンスターにあたった場合はダメージを与えることもできます。(スケルトンは後ろに下がりながら矢を射るようになったので、倒すのが面倒くさくなっています)
ガードするとダメージをかなり減らすことができ(ノーダメージになるわけではない)、それと同時に盾の耐久度が減ります。受けたダメージが大きいほど、耐久度も大きく減少するようです。
ゾンビの攻撃をガードしたら耐久力の減少は4でしたが、
クリーパーの爆発をガードしたら、耐久度は一気に14も減少しました。
耐久値が減った盾は金床を使うと修理することができて、修理のためには木材が必要になります。また、盾にはエンチャントテーブルを使用してエンチャントをすることができませんが、金床とエンチャントの本を使うと耐久力のエンチャントをつけることが可能です。
防具の防御力が低下
防具の防御力が、全体的に低くなっているようです。ダイヤの防具をフル装備していても、クリーパーの爆発でかなりのダメージをくらいます。
油断していると、ゲームオーバーになることも。
防具の防御力は、インベントリでカーソルを合わせると表示されます。
革がもっとも弱くて、ダイヤが最も強い点に変わりはありません。また、防具を装備した時に増えていくホットバー上部の、防具メーターの数にも変わりはありません。防具マーク一個あたりの防御力が、下方修正されたということですね。
体力の回復方法
食料を食べて満腹の状態になると体力(ハート)が回復していくのは変わりないですが、そのスピードや満腹度の消費量が変わりました。
隠し満腹度で高速回復
それぞれの食料には、肉のメーターをどれだけ回復させるかという「満腹度」の他に、メーターなどには表示されない「隠し満腹度」というものが設定されています。食料を食べたときは先に隠し満腹度が消費されて、その後肉のメーターが減っていくようになっているのですが、今回のアップデートでは隠し満腹度を消費して体力が素早く回復するようになりました。これまでは4秒でハート0.5個回復していたものが、0.5秒でハート0.5個回復へスピードアップ。隠し満腹度が消費されつくすと、これまでどおりのスピードで回復していきます。
満腹度の消耗が激しくなった
バージョン1.8.9までは、肉マーク3/4個につきハート0.5個回復していたようですが、ハート0.5の回復に必要な肉マークが1になりました。体力の回復のために消費する満腹度が若干増えたということです。スニーク中の満腹度の消耗は歩いているときの半分になっています。
経験値オーブの回収方法
1.8.9までは、経験値をゲットした時に頭のあたりで回収していたため、スポーンブロックを使ったトラップなどで一度に大量のモンスターを倒したりすると経験値オーブで視界が塞がれてしまい、しばらく身動きが取れない状態になっていましたが、今回のアップデートでお腹のあたりで回収するように変更されました。
ゾンビトラップで大量の経験値を得ても、お腹のあたりまでしか上がってこないので顔が見えたままです。
ステータスアイコンの表示
ポーションを飲んだりしたときのステータス変化が、画面の右上にアイコンで表示されるようになりました。これまではインベントリを開かなければ確認できなかったステータスの変化が、インベントリを開くこと無く確認できるようになります。
右上に表示されているのは「暗視」のマークです。目のアイコンはちょっと怖いですね。
ステータスアイコンは、右から順に残り時間が少ない順に並べられます。2段にわたって表示され、上の段にはプラスの効果があるステータス変化が、下の段にはマイナスの効果があるステータス変化が表示されます。残り時間が少なくなると点滅し始め、もうすぐ効果が切れるというときになると点滅が早まります。
複数のポーションを飲んでみたら、複数のアイコンが表示されました。
新しいステータス効果「発光」
新しく追加されたアイテム「発光の矢」に当たることで、「発光」というステータス効果が与えられるようになりました。
Mobの輪郭が光って、どこにいるのかが一目瞭然です。
この光はブロックを通しても見ることができるので、隠れてもすぐに見つけることができます。
遠くのウシを射ると山の向こう側に逃げましたが、ブロックを通り抜けて光が見えています。
新しいステータス効果「浮遊」
新しく追加されたモンスター「シャルカー(シュルカー)」の弾があたると、「浮遊」の効果が与えられます。高いところにから落としてダメージを与えるための効果で、連続でくらったりするとめちゃくちゃ高いところまで上がってしまいます。
この直後、落下してゲームオーバーになってしまいました。
新しいステータス効果「幸運」
幸運のポーションを飲むと、「幸運」のステータス効果が付与されます。幸運がついている間は釣りでお宝アイテムが釣れやすくなるようです。
幸運は、四葉のクローバーのマークです。
新エンチャント・表示方法の変更
一部のエンチャントの効果や名前の表示方法が変更され、新しいエンチャントもいくつか追加されました。
2つのトレジャーエンチャントの追加
エンチャントテーブルではつけることができず、チェストのお宝として、または釣りや交易によってのみ手に入れることができる、トレジャーエンチャントというものが追加されました。
氷渡り(氷結歩行)
水源を氷に変えて、水の上を歩くことができるエンチャントです。
スゴイ!これは初めてやると感動します。
この氷はしばらくするとヒビが入り、溶けて水に戻ってしまいます。
高いところから水に飛び降りた時は氷にならず、そのまま水没していきます。水と同じ高さで水の上を歩くときに、かたまるようです。Mobに乗っていても作動するとWikiには書いてあったのですが、馬に乗って海に突進したら普通に沈んでいきました。
馬から飛び降りて、自分の足で立つと固まります。
水流をかためることはできないみたいで、水中歩行のエンチャントとは一緒につけることができません。
修繕
経験値を回収するときに、経験値がたまらないかわりにアイテムの耐久値を回復させるというエンチャントです。メインハンドまたはオフハンドに持っているか、身につけている防具にのみ、効果が発揮されます。ダイヤの装備につけたりすればかなり長持ちさせられそうですね。
ダイヤのチェストプレートにつけてみました。
その状態でウシを倒してみると、耐久値が6も回復!
経験値1につき、耐久値は2回復するようです。修繕がついたアイテムの耐久値がMAXか1しか減っていない場合は普通に経験値がたまり、修繕が複数のアイテムについている場合は、ランダムに選ばれたアイテムの耐久値が回復します。ツルハシにつけておけば石炭を掘った時に回復するので、一本のダイヤのツルハシをずっと使い続けられそうです。
ダンジョンのチェストからゲットできるほか、村人との交易でも手に入れることができます。
ダメージ軽減とダメージ増加が下方修正
ダメージ軽減とダメージ増加のエンチャントは、効果が下方修正されています。これまでのダメージ増加はレベルⅠで1.25のダメージ(ハート半分とちょっと)を追加していましたが、これがレベルⅠで1(ハート半分)のダメージを追加するように変更されました。レベルⅡ以降は、レベルが一つ上がるに連れて、ハート1/4分のダメージが追加されます。また、ダメージ軽減のダメージ軽減量の増加が、二次曲線型から直線型に変更されました。
最大レベルがⅠのものはレベルが非表示に
エンチャントのレベルがⅠ以上にあがらないものは、レベルを表示しなくなったみたいです。例えば、無限Ⅰは「無限」に変更されました。
ワールド関連の追加・変更
なんとしても見つけたい面白そうな構造物が、新しく追加されています。
イグルーの追加
氷原(Ice Plains)バイオームと凍ったタイガ(Cold Taiga)バイオームでイグルーという構造物が生成されるようになりました。
外観はこんな感じ。かまくらのようです。
中はカーペットが敷かれていて、ベッドと作業台、かまど、そしてレッドストーントーチがあります。
イグルーの中には地下室があるものがあって、カーペットをはがすとトラップドアが出てきます。
地下へと続く不気味な階段。
地下には村人(牧師)と村人ゾンビが閉じ込められていて、治療しろと言わんばかりに弱化のスプラッシュポーションと金のリンゴが置いてあります。面白い構造物です。
ジ・エンドが大きく変更
地下要塞から行くことができる、ジ・エンドに大きな変化がありました。本島の周りに離島が多く生成されるようになり、エンドシティやエンドシップなどの構造物が生成されます。また、離島にはコーラスの木という植物が自生していて、持ち帰れば通常世界でも育てることができます。
帰還ポータルと黒曜石の柱
本島では帰還ポータルが事前に生成されるようになり(ただし卵は無く、エンダードラゴンを倒さないと機能しない)、その周りを黒曜石の柱が円状に囲んでいます。黒曜石の柱の上にはエンドクリスタルがあり、そのうちのいくつかには鉄格子が設置されています。
円状に生成されている黒曜石の柱。
柱の上では、鉄格子でエンダークリスタルが守られています。
エンダードラゴンを倒したあとの、帰還ポータル。岩盤の枠は倒す前から生成されています。
エンドゲートウェイ
エンダードラゴンを倒すと、本島の周囲にエンドゲートウェイが生成されるようになりました。倒したエンダードラゴンをリスポーンさせて、再び倒すということを繰り返すと、最大で20個まで生成されます。本島から周囲の離島に一瞬で移動することができ、エンドシティやエンドシップを探せます。移動にはエンダーパールが必要です。
岩盤ブロックに挟まれた宇宙みたいにも見えるポータル。ここにエンダーパールを投げ入れるとテレポートします。
行った先にも同じものが作られるので、スグに戻ってくることが可能です。
エンドシティ
帰還ポータルがある島の周囲に、エンドシティという枝分かれした塔のような構造物が生成されるようになりました。シュルカー(アップデート直後は「シャルカー」と訳されていました)がスポーンし、お宝の入ったチェストも複数存在します。
右の構造物がエンドシティ。左はエンドシップです。
エンドシティの内部。
エンドシティの内部は吹き抜けのようになっていて、シュルカーの攻撃で浮かせて落とすのに最適な、イジワル構造になっています。しかし、中にあるチェストでは思わぬお宝に出会えることが。エンドロッドも、ここで手に入れることができます。
お宝チェストの中身。
エンドシップ
エンドシティの直ぐ側には、エンドシップが生成されることがあります。船が桟橋から航海していくかのように見えるとWikiに書いてあるとおり、エンドシティから出発した瞬間を切り取ったかのような配置です。
こちらもエンドシティと同様にシュルカー(いつもシェルカーとかシャルカーと間違えてしまう、、)もスポーンし、船の内部には治癒のポーションが設置された醸造台やお宝が入ったチェストがあり、そして新しいアイテムであるエリトラ(滑空翼)が額縁に飾られています。
船首にはドラゴンの頭が。頭に被ることができるアイテムです。
額縁にエリトラ(滑空翼)。
額縁が無い船もあったので、全てのエンドシップで手に入れられるわけではないのかもしれません。
新しく追加されたブロックやアイテム
1.9ではジ・エンドが大きく変更されたこともあり、ジ・エンド関連のブロックやアイテムが多数追加されています。
コーラスフラワー
ジ・エンドの離島に群生しているコーラスの木の上に生成されるのが、コーラスフラワーです。花の部分を直接破壊することで、アイテムとして手に入れることが可能です。
群生するコーラスの木。
上の花を直接壊すと、アイテム化します。
花という名前はついていますが、見た目は花っぽくないです。この花は、エンドストーンにのみ植える(置く)ことができます。
コーラスプラント
コーラスフラワーを支えている幹の部分が、コーラスプラントです。コーラスプラントは破壊してもアイテム化せず、シルクタッチでも入手することができません(クリエイティブモードならアイテムとして使用可能)。エンドストーンにコーラスフラワーを置くと、花の下からコーラスプラントが出てきて、枝分かれして伸びていきます。
一番右のようにエンドストーンの上に花を置いておくと、左の2つのように伸びていきます。
コーラスプラントは根本を破壊すると、その先も全て破壊されてしまいます。
一番下のコーラスプラントを破壊すると、上も粉々に砕け散ります。
この時コーラスフラワーはアイテム化しないので、コーラスフラワーがほしい場合は花だけを直接破壊する必要があります。コーラスプラントを破壊すると入手できるコーラスフルーツは、食べると近くにテレポートするという面白いフルーツです。
大量のコーラスフルーツ。
コーラスフルーツ
コーラスプラントを破壊すると、コーラスフルーツがドロップします。食べると肉マーク2つぶんの空腹度が回復し、エンダーマンのように近くにテレポートします。空腹でなくても食べることができて、テレポートで移動する場所はランダムです。
かまどで焼くと、焼いたコーラスフルーツになります。
焼いたコーラスフルーツは、食べることができなくなりますが、ブレイズロッドと組み合わせることでエンドロッドを作成することができます。
ドラゴンの頭
エンドシップの船首に設置されているアイテムで、プレイヤーが頭に装備することが可能。ただし、防御力はありません。個体ブロックの上に設置してレッドストーン信号を入力すると、顎が開閉します。
斜めの角度でも設置が可能。
レバーで信号を入力すると口がパカパカします。
エンドロッド
エンドシティに生成される棒状のアイテム。垂直方法、水平方向に設置可能。松明と同じ明るさなので照明として利用できますが、松明と違って、設置してあるとそこを通り抜けることができません。
松明は壁につけても邪魔にならないですが、エンドロッドは邪魔になります。
エンドシティで入手する他に、焼いたコーラスフルーツとブレイズロッドでクラフトすることでも入手可能です。
エンドストーンレンガ
エンドシティに作られるレンガで、エンドストーン4つでクラフトすることができます。
エンドストーンの色をした、レンガ状のブロックです。白っぽい色なので、いろいろな建築に使えそう。
小道ブロック
草の生えた土ブロックをシャベルで右クリックすると、小道を作ることができるようになりました。このブロックはシルクタッチで破壊しても、アイテムとして入手することはできません。
小道。土ブロックより少しだけ低いです。
モンスターが湧かないので、このブロックの上は湧き潰しをする必要がありません。いろいろ活用できそうですね。
プルプァブロック
プルプァブロックは、エンドシティで建築材料として使われているブロックです。紫色のブロックで、焼いたコーラスフルーツ4つからクラフトすることができます(焼いたコーラスフルーツを四角く配置します)。
プルプァハーフブロック、柱状プルプァブロック、プルプァの階段も追加されています。ハーフブロックは作業台でプルプァブロックを横に3つ、柱状プルプァブロックは、プルプァハーフブロックを縦に2つ、階段はプルプァブロックを階段状に置けば作成可能。
左からプルプァブロック、柱状、階段、ハーフ。
ジ・エンドでは少し不気味に感じますが、通常世界で設置してみると、意外と明るくてかわいい色です。
ビートルート
ビートルートという新しい食べ物が追加されました。赤いカブのような食べ物で、村の畑に植えられていることがあります。ビートルートは食べると満腹度が1(ハート半分)回復し、ビートルートから赤色の染料を作ることもできます。
畑に植えられたビートルート。
ビートルートは種から栽培します。畑に植えられているビートルートを掘ると実と種が手に入り、種を耕地に植えると新たに実を育てることができます。育ったビートルートをボウルと組み合わせれば、ビートルートスープを作ることができ、食べると満腹度が6(ハート3個分)回復します。
他の作物と同様に、農民との取引に使えるのかなと思って確認してみましたが、残念ながら使えないようでした。
ドラゴンブレス
エンダードラゴンが攻撃ではく息は、しばらくの間その場に広がってとどまります。そのとどまっている息に向かって空のガラス瓶を使用すると、ドラゴンブレス(アップデート直後は、「ドラゴンの息」と訳されていました)を入手可能です。ドラゴンブレスは様々なポーションと組み合わせることで、残留ポーションを作ることができます。
赤と白のグラデーションっぽい色。飲めません。
エリトラ(滑空翼)
装備して高いところから飛び降りると、空中を滑空できるアイテム(チェストプレートを装備するスロットで身につけます)。エンドシップ内に、額縁に入れられて飾られています。(エリトラがないエンドシップもあります)
空中でスピードが落ちると空中でバタバタ歩くように手足を動かします。
操作がなかなか難しかったです。空中でスペースキーを押すと滑空状態に移行して、その後はマウスでカーソルを動かして操作します。視線を下に向けると下降し、上に向けると上昇します。マウスをタイミングよく動かして、上昇と下降を交互に繰り返すと飛行距離がかせげるかもしれませんが、結構高いところから飛び降りないとあまり飛べません。
耐久度があって、トータルでは7分くらい飛べるようです。金床を使うと革を材料にして修理が可能。
エンドクリスタル
エンダーアイとガストの涙とガラスでクラフト可能なアイテム。黒曜石と岩盤ブロックにのみ設置可能で、ジ・エンドで一度倒したエンダードラゴンをリスポーンさせるために必要になります。
設置すると上下にフワフワ動きます。
残留ポーション
残留ポーションという種類のポーションが、追加されました。残留ポーションは、投げると落ちたところに渦巻きが広がり、一定時間とどまります。その霧の中を通ると、ポーションの効果が付与されます。
この青い渦巻きは、水中呼吸のステータス効果。
中を通ると、水中呼吸のステータス効果がつきました。
醸造台で、スプラッシュポーションにドラゴンブレスを入れると作ることができますが、ドラゴンブレスはジ・エンドでエンダードラゴンと戦わないと入手できないので、作成の難易度はかなり高いです。
幸運のポーション
幸運というステータス効果が追加されたので、ポーションにも幸運のポーションが追加されています。幸運の効果がついている間は、釣りで釣れるアイテムのグレードがあがります。現在は、クリエイティブモードでのみ使用可能で、自分で醸造することはできないようです。
発光の矢
当てた相手を一定時間光らせる「発光」のステータス効果がついた、「発光の矢」が追加されました。ブロック越しでも居場所を認識できるので、矢があたった相手がどこにいるかがすぐにわかります。
鳥の輪郭が光っています。
ポーションの矢
矢に、ポーションの効果をつけることができるようになりました。この矢があたると、矢をクラフトする際に使用したポーションと、同じステータス効果が付与されます。ただし、持続時間はかなり短いです。
残留ポーションを矢で囲むと作成が可能。
射ると、グルグルが出てきます。
水入りスプラッシュ瓶
水入り瓶を、火薬でスプラッシュ化させることができるようになりました。投げると火を消すことができます。
変更されたブロックやアイテム
これまであったブロックやアイテムの中で、性質が変更されているものがたくさんあります。
板ガラス・鉄格子
1.8.9までは単体で設置すると十字の形になって設置されていた板ガラスと鉄格子が、単体で設置した時に棒状になるように変更されました。
手前が2枚並べた状態で、奥が単体での設置。
板ガラスのほうは、かなり見えにくいですね。
大釜
水を満タンに入れた大釜から、バケツで水を汲むことができるようになりました。
汲むと大釜は空っぽになります。
バケツ一杯分の水しか入らないということなので、大釜と言っても結構こぶりなんでしょうか。
醸造台
ポーションの作成に、ブレイズパウダーが必要になりました。ブレイズパウダー1つで20回の醸造が可能で、燃料を入れるたびに1回分ずつ減っていきます。
左側に、ブレイズパウダーを入れるスロットができています。
ブレイズパウダーや水入り瓶は、ホッパーを横につなげると自動的に補給することが可能。
醸造台は横の高さが低いので(見た目は高いけど)、ホッパーをつなげるのに少し手こずりました。醸造台にカーソルを合わせたときに表示される枠をよく見ながら、側面にカーソルを合わせ、Shift+右クリックでつなげます。
トラップドア
トラップドアを設置した壁を破壊しても、アイテム化しなくなっています。また、ピストンで移動できるようになったようです。
トラップドアが、壁に設置されたはしごの上部に設置されている場合は、トラップドアを開けておくことで、はしごを登るのと同じように登れるようになりました。
はしごの上に、トラップドア。
トラップドアをあけると、トラップドアの部分をはしごと同じように登り降りできます。
新しく追加された「イグルー」に上画像と同じ配置のトラップドアとはしごがあるので、イグルーの追加を受けての変更ということかもしれません。
トラップドアが2個以上続く場合も登れますが、最上部に到達したときに登りきることができませんでした。
干草の俵
干草の俵が、落下ダメージを吸収してくれるようになりました。干草の俵に落ちた時は通常の20%の落下ダメージしか受けず、最大で100ブロックから防具無しで落ちても生還することができます。
着地地点を作成。
クリエイティブモードで、地面から95ブロックくらい離れてみました。この高さから落ちて、本当に生還できるのでしょうか・・。
サバイバルにゲームモードを変更して落下!なんと、ハート0.5個でギリギリ生きていました(下画像は回復後)。
エンダーパール
一度使用すると、クールダウンの時間が必要になりました。使えるようになるタイミングはホットバーで確認できます。また、クリエイティブモードでも投げることができるようになりました。
投げるとアイテムに白いカーテンがかかり、徐々になくなっていきます。カーテンが全てなくなったら使用可能。
あまり使ったことはなかったですが、連続テレポートができなくなったということですね。
エンチャントされた金のリンゴ
上位版の金のリンゴが、クラフトできなくなりました。砂漠の寺院などのチェストからのみ入手可能になります。また、上位版の金のリンゴを食べた時に付与される自動回復のレベルが5から2に、時間も30秒から20秒に下方修正されています。ただ、これまではなかった衝撃吸収の効果が追加されています。
付与される効果。
実績の中の「圧倒的な力」も、金のリンゴを作成することではなく食べることで解除されるようになっています。
地図
メインハンドで地図を持ちオフハンドに何も持っていないときは、地図を両手で持って大きなマップを見ることができますが、オフハンドに何か持った状態でメインハンドで地図を持つと小さなマップが表示されます。
両手で持ったときの、大きな地図。
片手で持ったときの、小さな地図。
オフハンドで地図を持った時は、メインハンドに何も持っていなくても小さなマップが表示されます。
釣竿
針を投げ入れて釣っているときに、ホットバーのアイコンから浮きがなくなるようになりました。
針を投げ入れる前。
投げたあと。
また、Mobにダメージを与えずに、引っ掛けることができるようになりました。
残念ながら、引っ掛けてもリードのように引っ張れるわけではないようです。
ハサミ
ハサミに、シルクタッチのエンチャントがつけられなくなりました。シルクタッチのついたハサミでしか取ることができなかったクモの巣は、エンチャントのついていないハサミで取ることができるようになっています。
また、これまではガラスやグロウストーンなどを耐久値を減らさずに破壊出来ていましたが、どのブロックを破壊しても耐久値が減少するように修正されています。
草を破壊しても、耐久値が減ります。
ボート
ボートも仕様が大きく変更されています。材料に使用した木の種類によって、ボートの色が変わるようになりました。アイテムにはオークのボート、シラカバのボートという感じで木の名前がつきます。またテクスチャも変わり、オールがつくようになりました。
ボートの種類。
ボートの移動速度も速くなっていて、さらに、ぶつかっても壊れなくなりました。もうイカにビクビクしながら海を移動しなくてすみます!また、叩いて破壊した時は棒とオークの木材ではなくて、ボートとしてアイテム化するようになりました。
ボートの操作方法
操作方法も、大きく変わっています。これまでは、マウスを左右に動かして方向転換していましたが、1.9からはマウスを左右に動かしても視線が変わるだけで方向転換できません。方向転換はDキーまたはAキーで行い、かなり急な旋回も可能になっています。
2人乗れるように
2人分のMobがボートに乗ることができるようになりました。
ボートにウシを載せて連れてくるということも可能です。ただ、ボートに乗っている間は、アイテムを使ったり攻撃したりすることはできません。
水
ガラスの側面が水源に接しているときに、水流のアニメーションが表示されなくなりました。バグだったみたいですね。
水中でガラスの向こう側が、くっきり見えるようになっています。
ガラスの模様があるので、よく見ないと違いがわかりませんが、ガラスで水中トンネルを作っている場合などは、よりハッキリと周りが見えていいかもしれません。
ポーション
グロウストーンダスト(効果の強化)をすでに時間延長されたポーションに入れることや、レッドストーン(時間の延長)をすでに強化されたポーションに入れることができなくなりました。これまでは、グロウストーンとレッドストーンの両方で強化できるポーションは、最後に使用したほうで効果が上書きされていたのですが、それが不可能になりました。一度グロウストーンやレッドストーンを入れてしまったら、その後やり直しはできなくなったということです。
また、片方の追加効果しか付与できない場合は、使えないほうの素材を加えると効果が打ち消されて通常のポーションに戻せていたのが(例:治癒のポーションⅡ+レッドストーン→治癒のポーション)、バージョン1.9ではできなくなっています。
持続時間の変更
時間延長された毒のポーション、時間延長された再生のポーション、強化された毒のポーションの持続時間が減っています。
効能の変更
力のポーションの強撃力UPの効果が、130%からダメージ+3(ハート1.5個分)に変更されています。
弱化のポーション
弱化のポーションのレシピがいくつか削除され、発酵したクモの目と水入り瓶でのみ作成が可能になりました(発酵したクモの目+ありふれたポーションor濃厚なポーションでは作れなくなりました)。また、効果がダメージ-50%から-4に変更されています。
その他のアイテム
ここまで紹介してきたものの他にも、様々なアイテムに変更がありました。
・金床
以前は名前を変更した場合に、次回合成時のコストが上がっていましたが、1.9からは名前を変更しても、コストが増加しなくなっています。
・枯れ木
これまでは枯れ木を破壊しても何も得られませんでしたが、棒が0~2個ドロップするようになっています。
・岩盤
アイテムとしてドロップしなくなりました。
・クモの巣
エンチャントの有無にかかわらず、ハサミで破壊すると糸ではなく「クモの巣」がドロップするようになりました。剣で破壊するとこれまで通り糸がドロップします。
・耕地
体長が0.512ブロック以下のMobが耕地の上でジャンプしても、耕地が土に戻らなくなりました。0.512ブロック以下のMobは、ウサギ、ニワトリ、コウモリ、ヤマネコ、オオカミ、洞窟グモ、エンダーマイト、シルバーフィッシュ、仔ウシや仔ブタなどの仔Mob、小さなスライム、小さなマグマキューブです。ニワトリ小屋の近くで畑を作っても、脱走したニワトリに耕地をダメにされることがなくなりました!
・氷
氷が溶けたときに生成される水は、流れるようになりました。
・作物全般
種のドロップ率が、作物1つにつき平均2.6から平均2.7くらいに変更されて、ちょっとだけ増えました。
・スイレンの葉
氷や氷霜にも設置できるようになりました。
・ボタン
ツルハシで石のボタンが、斧で木のボタンが早く破壊できるようになっています。
・矢
盾や待機中のエンダードラゴンに跳ね返されて、速度が無くなった場合はアイテム化するようになっています。
Mob関連の変更
新モンスターの追加や、既存のモンスターの動き方の変更がありました。
新モンスター「シュルカー」
シュルカー(シャルカー)というモンスターが、新しく追加されました。それにともなって、スポーンエッグも追加されています。
こいつがシュルカーです。攻撃するとたまにテレポートします。
シュルカーは紫色の箱に入っていて、ときどき顔を出しては周囲の様子をうかがいます。ブロックの形をしているので遠目からは見逃してしまいそうになりますが、なかなか気持ち悪い鳴き声を出すので、近づくと音でわかります。エンドシティが生成されたときに、同時にスポーンします。
シュルカーが攻撃する瞬間。
プレイヤーが近づくと蓋が浮き上がり、白い弾を発射して攻撃してきます。この弾は、逃げるプレイヤーのことを追跡してくる弾で、当たるとハート1個分のダメージを受け、さらに浮遊のステータス効果が与えられます。浮遊の効果が与えられると体が宙に浮いて上昇し続け、効果が切れたときに落下します。白い弾は攻撃すると打ち消すことができますが、タイミングよく攻撃を当てるのはなかなか難しいです。
Mob全般
Mobがサボテンや炎などのダメージを受けるブロックを避けるようになった他、様々な変更がありました。
Mobがスポーンしなくなったブロック
ガラスや葉っぱブロックなどの上にスポーンしなくなりました。レール、ディテクターレール、アクティベーターレールなどのレールが敷かれているブロックにスポーンしなくなっています。湧き潰しが少し楽になりました。また、ボタン、トリップワイヤーフック、感圧板、レバー、レッドストーントーチ、レッドストーンリピーター、レッドストーンコンパレーター、レッドストーンなどが置かれたブロックにもスポーンしなくなりました。逆にピストンにはスポーンするようになっています。
5%の確率で左利きのMobがスポーンするようになり、左利きのMobは左手でアイテムを持ちます。
攻撃によるダメージの表示
Mobにダメージを与えた時に、ハートのパーティクルが表示されるようになります。ダメージを多く与えるほど多くのハートが出てきて、出てくるハートは茶色っぽい色をしています。
ホットバーの上のハートよりも、濃い色のハートが表示されます。
仕返しするようになった
Mobが他のMobに攻撃された際に、攻撃し返すようになりました。この変更で、スケルトン同士が矢を撃ちあうような場面が見られるようになりました。
スケルトン同士の戦い合い。
当たり判定の変更
他のMobを押すようになりました。これまですり抜けることができていたような位置(例えばウシの近くを通る時など)でも、接触によって押されるようになっています。
この変更によって、Mobをトロッコやボートにのせるのが少し難しくなりました(トロッコを横から当てると、村人がトロッコに押されます)。
村人などをトロッコに載せたいときは、先に足元にレールを置いて、
それからトロッコを置くと、比較的うまくいきやすいです。
ウシやヒツジなど友好的なMob
プレイヤーが餌を持っている時に、水を迂回して近づいてくるようになりました。
火がついたときに、近くの水場にダッシュで向かうようになっています。
クリーパー・スケルトン・ゾンビ
それぞれのMobの頭を装備していると、近寄らない限りそのMobに気づかれなくなりました。
とWikiに書いてあったのでやってみたら普通に追いかけられました。
遠目でやったときに、一瞬気づいたように見えたけど近寄ってくるのをやめた瞬間があったので、今回は近づきすぎたのかもしれません。
ヤマネコとオオカミ
名前をつけられていないヤマネコやオオカミも、死んだ時にチャットに表示されるようになりました。
アイアンゴーレム
身長が2.9ブロックから2.7ブロックに変更され、少しだけ小さくなりました。新しくスポーンするアイアンゴーレムはノックバック耐性が100%になり、ノックバックで吹き飛ばせなくなります。
攻撃しても全く後ろに下がらなくなったので、剣で倒すのが難しくなりました。
ウィザースケルトン
身長2.535ブロックから2.4ブロックへ、幅0.72ブロックから0.7ブロックへ変更されました。少しだけ小さくなっていますが、見た目にはほとんどわかりません。
ウィザースケルトンは、ウィザーでスケルトンの卵を使うとスポーンさせることができます。
ウィッチ
ポーションを飲む音や投げる音が追加されて、無音状態ではなくなりました。
ウサギ
一回り小さくなって、体力がハート1.5個分に引き下げられています。砂漠、フラワーフォレスト、タイガ、メガタイガ、コールドタイガ、氷原、凍った山岳、Hillsという名前のつくバイオーム、上記バイオームの亜種にのみスポーンするようになり、スポーンの確率が50~58分の10から、44~52分の4に変更されました(確率が低くなりました)。
キラーラビット以外のウサギは、8ブロック以内に近づくと逃げます。逃げる時のスピードもかなり速いです。4ブロック以内に近づいた敵対Mobからも逃げるようになっていて、オオカミを避ける範囲は16ブロックから10ブロックに引き下げられています。
ウサギの足をドロップする確率が以前の4倍になりました。
エルダーガーディアン
生魚とプリズマリンクリスタルのドロップ率が変更され、50%の確率で生魚を、33%の確率でプリズマリンクリスタルをドロップするようになりました。
エンダードラゴン
エンドクリスタルを使って、リスポーンさせることが可能になりました。倒すとゲートウェイポータルが最大20個まで生成され、経験値が500ももらえます。エンダードラゴンがリスポーンすると、同時に周囲の柱と上部のエンドクリスタルも再生されます。
光が発せられて、エンダードラゴンが復活します。
エンダードラゴンは、雪球、卵、釣竿によるダメージを受け付けなくなり、プレイヤーに向かって火の玉を飛ばしてきたり、ブレスを吐いて攻撃してくるようになりました。ブレスは着弾するとその場に一定時間残り続け、触れるとダメージをくらいます。
残留ポーションの材料にもなるドラゴンブレス(ドラゴンの息)。ガラス瓶を持って右クリックするとアイテムとして手に入れられます。
また、時々中央の帰還ポータルにとどまり、その間は弓矢での攻撃を跳ね返します。
その他のMob
・エンダーマン
敵対すると水に触れていてもプレイヤーに向かってくるようになり、ブロックを持っている状態で倒すと、そのブロックをドロップするようになりました。
・オオカミ
体長が0.8ブロックから0.85ブロックに変更され、首輪の色が赤色になりました。
・ガーディアン
生魚とプリズマリンクリスタルのドロップ率が、それぞれ40%へ変更されています。
・スケルトン
プレイヤーに近いと遠ざかり、遠いと近づいてきます。スケルトンホースにのってスポーンすることがあります。
・ゾンビ・ゾンビピッグマン
敵対すると腕を上げるようになりました。村人ゾンビは、職業によって見た目が変わるようになりました。
・スノーゴーレム
ハサミを使用すると頭のカボチャを外すことができ、若干崩れた感じの顔が表示されるようになりました。
・ニワトリ
普通の種だけでなく、スイカ、カボチャ、ビートルートの種で誘導や繁殖ができるようになりました。
・ブタ
ニンジンだけでなくジャガイモとビートルートでも誘導、繁殖ができるようになりました。これでニンジンは交易に使い、繁殖にはビートルートを使うということができるようになります。
・村人
ビートルートを育てるようになり、身長が1.8ブロックから1.95ブロックへ変更されています。
その他の変更
その他、設定などに関する変更点です。
統計
ベッドで寝た回数、スニーク状態で移動した時間、アイテムを拾った数、アイテムを落とした数、エリトラ(滑空翼)で移動した距離が統計情報に表示されるようになりました。
ワールド選択画面
サムネイルが表示されるようになり、サムネイルにカーソルを合わせて表示される三角ボタンをクリックすると、すぐにゲームをスタートさせることができるようになりました。サムネイルはワールドのフォルダにicon.pngという名前で保存され、自分で変更することも可能です。
ワールド編集の項目に、アイコンをリセットとフォルダーを開くというボタンが追加されています。
字幕
聴覚障がいがある方のために、字幕が表示されるようになりました。
「サウンド設定」の中にボタンがあります。
字幕を表示させると、画面右下に文字で音の説明が。
デバッグ画面
F3キーをおしたときにより多くの情報が表示されるようになっています。
F3+Qでヘルプが表示できるらしいのでやってみると・・
F3+Aで、チャンクを再読み込み。
F3+Bで、Mobの当たり判定を表示。
F3+Dで、チャット欄をクリア。
F3+Fで、描画距離が1増えます。
F3+Hで、アイテム説明文の表示切り替え。
F3+Nで、描画距離を1減らせます。
F3+Pで、ゲームからフォーカスが離れたとき一時停止するかどうかを切り替えられます。
F3+Qで、このリストを表示できます。
F3+Tで、リソースパックを再読み込みできます。
描画距離の変更が簡単にできるようになりました。
プレイヤー
スニーク中のプレイヤーの身長が、1.8ブロックから1.65ブロックに変更されました。
ボス
ボスが複数存在する場合、複数の体力バーが表示されるようになりました。
釣り
入れ食いのエンチャントが釣れるものには影響を与えなくなり、釣れるまでの時間だけが変化するようになりました。釣れるゴミアイテムのもつ耐久値が多くなり、お宝アイテムのもつ耐久値が少なくなっているようです。また、イカスミの釣れる確率が上がっています。
取引
牧師さんがエンダーアイではなくて、エンダーパールを取引するようになりました。また、司書さんと交換できるエンチャントの本が値上がりしたようです。
これまでが、簡単に交易できすぎでしたね。
雷
雷雨の時に、雷が落ちたところにスケルトンホースがスポーンするようになりました。また、雷が落ちても額縁やリードの結び目、防具立てなどが破壊されなくなっているようです。
ハードコア
ゲームオーバーになってしまったあとに、ワールドを削除するのとスペクテイターモードを選べるようになりました。
「ワールドを観覧する」というボタンが出てきます。
ウィッチの小屋
ウィッチが、昼夜問わずスポーンするようになっています。
チェストの中身
チェストの中に入っているお宝の数が、全体的に増えているようです。また、中に入っているアイテムにも変更があり、砂漠の寺院のチェストに金のリンゴなどが追加されています。
地下要塞
ワールド内に生成される地下要塞の数が、3から128に増えました。初期スポーン地点を中心に、1408~2688ブロックの間に3個、4480~5760ブロックの間に6個、という感じで生成されます。また、要塞内のお宝チェストのアイテムが、増えています。
スーパーフラット
The Voidというプリセットが追加されました。
一面石です。
落ちると当然ゲームオーバー。
読み込みなどが早くなった
「古いコンピューターのパフォーマンスが向上する」とWikiに書いてあったのですが、実際にチャンクの読み込みが早くなっていることが実感できました。それによって、チャンクの読み込みが遅れることを利用した廃坑の探し方が、前と同じようには使えなくなりました。
読み込み方も変わったようでチャンクの側面が表示されず、以前のような崖が切り立っている感じの表示にはなりません。その代わり、地下が透けて見えるようになりました。
地下の構造が透けて見えています。
海の下に溶岩の海が見えます。
ということで、かなり長々と書いてきましたが、まだ全てを載せきれていないほど、大きな変更のあるアップデートでした。全体的に、ゲームの難易度が若干高くなるような変更が、多かったように思います。とりあえず、早く両手の使い方に慣れることができるように、練習したいと思います!
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