鉄装備やホッパーの材料として、何かと必要になる鉄。この記事では、その鉄を完全放置で無限に手に入れられる「アイアンゴーレムトラップ」の作り方を解説します。オーソドックスな形でJava版、統合版どちらのマイクラでも動作可能。高効率化カスタマイズも紹介します。

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アイアンゴーレムトラップの全体像

今回作るアイアンゴーレムトラップは以下のようなものです。

全体。
アイアンゴーレムトラップの全景

アイアンゴーレムは村に自然発生するので、ドアと村人を配置して擬似的な村を作りスポーンしたアイアンゴーレムを自動処理していきます。

トラップの設計図・仕組み

アイアンゴーレムトラップの設計図。
アイアンゴーレムトラップの設計図

湧き層は18×18の大きさになっています。アイアンゴーレムは村の中心(全ドアの平均座標)から16×16×6の範囲にスポーンするのですが、湧き層を16×16にすると厳密には方角を気にする必要が出てくるので、今回は気軽に建設できるよう18×18の大きさにしています。

村人とドア。
村人とドア

今回は村人12人とドアを24個用意します。村人は最低10人いればいいですが、なんらかの理由でデスポーンする可能性があるので12人にしています。

トラップ内でスポーンしたアイアンゴーレムは、水流で落とし穴に運ばれ、
落とし穴に落ちるアイアンゴーレム

落とし穴に落ちたアイアンゴーレムは溶岩ブレードによって処理されます。
焼けるアイアンゴーレム

溶岩の下に設置されたホッパーでドロップする鉄インゴットとポピーが回収されます。

アイアンゴーレムのスポーン条件

アイアンゴーレムは家(ドア)が21個以上ある村で、村人10人につき1体が村人たちの守護神として自然発生します。もともとワールドに生成されていた村はもちろんのこと、プレイヤーが作り上げた村でも条件を満たしていればスポーンするため、自分の好きな場所にトラップを作ることができます。

必要な村人は10人

アイアンゴーレムは村人10人につき1体スポーンし、村人が20人いれば2体スポーンすることができます。ということは、村人がたくさんいればトラップの効率も良くなるのでは・・と思って、12人と24人の場合で比較してみましたが鉄の取得数にあまり違いは無く、実験ではむしろ12人のほうが少しだけ多く鉄インゴットを入手できてしまいました。

もともとアイアンゴーレムのスポーン頻度が低く、村人が多くなってもスポーンできる最大数が増えるだけでスポーン頻度が上がるわけではないため、トラップの効率にあまり影響は与えないようです。位置ズレによる脱走などを考慮して12人程度(左右のスペースに6人ずつ)入れておくといいでしょう。

ドアを家として認識させる条件

設置したドアを家として判定させるには、ドアの前後で日照量の差が必要です。日照量とは太陽の光が直接あたっている空気ブロックの数のことで、ドアの前と後ろで日照量の多い外と日照量の少ない中という区別がついている必要があります。

平地にドアが設置されているだけではダメですが、ブロックを一つ設置すれば日照量に差ができてドアが家として判定されます。
日照量の差

普通の家のようにドアの前か後ろどちらかに屋根をつける必要はなく、上画像のようにドアのすぐ前に光を通さないブロックを置くだけでOKです。今回のトラップでもこの形でドアを家として機能させていきます。

次期バージョンではこの形では動作しません

統合版バージョン1.11やJava版バージョン1.14ではアイアンゴーレムのスポーン条件が変更されるため、この形ではトラップが稼働しません。

統合版1.11でのアイアンゴーレムトラップ試作機。
統合版試作機

記事を書いている時点の統合版ベータ版では、上の画像のような形で一応は機能させることができました。ただJava Editionでは動いていないので、次期バージョンが正式にリリースされてから詳しく調べてみたいと思います。

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アイアンゴーレムトラップの建築手順

ここからはアイアンゴーレムトラップの建築手順を説明していきます。先にトラップを建設する位置と他のドアとの距離を確認しておきましょう。

トラップを建設する位置は、村の端のドアから64ブロック以上離す必要があります。
トラップとドアの距離

トラップの近くにドア(家)があると村の位置判定がズレてしまい、トラップの外でアイアンゴーレムがスポーンしてしまう可能性があります。それを避けるために、トラップを建設するのは村や拠点のドアからは64ブロック以上離れたところにしましょう。ドアの見落としや数え間違いなども考えて、80ブロック程度離しておくのが無難です。

処理ポイント

トラップの位置を決めたら、アイテム回収用のチェストとホッパーを設置して建設を始めましょう。

ホッパーは2つでOK。
アイテム回収用のホッパーとチェスト

ホッパーはどちらもチェストにつながっていることをしっかり確認してください。

ホッパーの隣に8ブロックぶんのブロックを設置します。
水路の床のブロック

このブロックは水路の床になるブロックです。画像では鉄ブロックを使っていますが、ガラスや石などでも構いません。

水路を囲むように壁を作ります。
水路の壁

ガラスブロックで水路を囲み、高さ3の壁を作ります。水路で流されるアイアンゴーレムが見えるようにガラスブロックを使っていますが、見えなくてもいいのであれば丸石などでもOK。ただしその場合はチェストがあけられるように、チェストの上だけブロックを設置しないでおくかガラスを置くようにしておきましょう。

下画像の位置に看板4つを設置します。
水路の看板

看板の上に溶岩を設置。
看板の上に設置された溶岩

最後にホッパーとは反対側から水を流して、処理部分の完成です。
水路の水

チェストの位置をトラップの端に移動させたかったので、このような形になっています。トラップの中央まで鉄を取りに行くのが面倒でなければ水流でアイアンゴーレムを運ぶ必要はなく、落下地点に溶岩を設置してその下にホッパーをおけばそれでOKです。

落下地点にそのまま溶岩を設置したパターン。
落下地点パターン

湧き層

処理部分が完成したら次は湧き層を作っていきます。

水路の上部に2×2の穴を作ります。
落とし穴

先ほど設置したブロックから湧き層を広げていきます。全体の大きさは18×18です。
湧き層

湧き層の周囲に枠を設置。
湧き層の枠

湧き層の枠は18×18の床の1ブロック外側に設置します。湧き潰しを考えてガラスブロックを使用していますが、他のブロックでも作れます。

左右の枠から水を流します。
湧き層の水流

水が流れていない上下の枠から水を流します。下画像の赤枠部分で2ブロックずつ水源を設置すればOK。
湧き層の水流2

これで湧き層全体に水流を行き渡らせることができます。一部水流ではなく水源っぽいものができてしまうところがありますが、1ブロックぶんの大きさにしかならないので体の大きなアイアンゴーレムは問題なく流れてくれます。

ドアと村人スペース

湧き層の枠の上に、ドアと村人が入るスペースを設置していきます。

枠の上に12個ドアを設置。反対側も同じように設置します。
枠の上のドア

ここで使うドアはオークのドア(樫の木のドア)にしましょう。統合版の場合、他の種類のドアを使うと建設する方角によってアイアンゴーレムがスポーンしなくなり、ドアの上にさらにブロックを置くといった対処が必要になってきます。オークのドアなら気にせず建築して大丈夫です。

ドアの前にブロックを設置。
ドアの前のブロック

ここで設置するブロックは、石や土など光を通さないブロックである必要があります。ガラスを使ってしまうとドアが家として機能しないので注意してください。

念の為、ブロックの端っこあたりに湧き潰し用の松明を置いておきましょう。
湧き潰し用松明

次は、村人を入れておく部分を作ります。

ドアを設置していない枠の隣にガラスを設置していきます。
枠の隣のガラス

このガラスブロックの上に村人が立つことになります。

高さ2の壁を設置して、村人が出られないようにしましょう。
高さ2の壁

村人は雷にうたれるとウィッチになってしまいます。直接うたれなくても近くに雷が落ちただけでウィッチ化してしまうので、雷よけの大きめな屋根をつけておきましょう。

村人の頭上は3ブロックあけて、屋根となるガラスを設置します。
ガラスの屋根

完成するとこんな感じになります。村人が立っているところから3ブロックの距離をカバーする広さで作ればOK。
完成した屋根

統合版の場合は村人の頭上に2ブロックの空間があれば屋根に落ちた雷の影響を受けませんが、Java版では3ブロックの空間が必要です。ガラス以外のブロックを使うとトラップが動かなくなる可能性があるので注意してください。

反対側にも同じものを作ったら、最後にドアの横の部分に湧き潰し用の松明を置いて装置は完成です。
湧き潰し用松明

まだ記事は続きますが、トラップの建築自体はここまでで終わりです。意外とシンプル。あとは村人を連れてくればトラップが稼働し始めます。

村人の移動

クリエイティブモードならスポーンエッグを使えば村人を簡単に配置することができますが、サバイバルでは村から連れてこなければいけません。今回はトロッコを使って近くの村から村人を12人連れてくる手順を紹介します。

村からトラップまで、パワードレール(加速レール)とレッドストーントーチをおきつつレールをつなげます。
村までの線路

パワードレールは坂道には多めに設置しながら、平地ではだいたい25ブロックおきに配置すればOKです。

トラップの上に持ち上げる部分は2ブロックおきにパワードレール。
村人を持ち上げるレール

村人を配置するスペースの入り口は、下のガラスブロックだけを破壊して上は設置したままにしておきます。
村人スペースの入り口

いよいよ村から村人を連れてきます。

村人が動かないようにブロックで囲い、村人の足元にレールをしきます。
村人の足元のレール

レールにトロッコをのせると村人がトロッコに乗ってくれます。統合版だと足元にレールが置けないので、村人の隣にレールをしいてトロッコを村人方向に押すようにしましょう。
トロッコにのった村人

村人をトロッコに乗せられたら、レールを本線につなげて村人を運びましょう。

トロッコがトラップにたどり着くと、上のガラスをすり抜けて村人が中に入ってくれます。トロッコをなぐって回収しましょう。
運ばれてきた村人

村人がガラスにめり込んでいるときは、ガラスをいったん壊して中に押してあげればOK。
めり込んだ村人

両側に6人ずつ村人が揃うまでこれを繰り返します。村人が10人以上揃えばトラップは自動的に稼働します。

効率化カスタマイズ

このトラップによる鉄インゴットの生産数は1時間で30~50個程度と、このままではそれほど多くの鉄を入手できるわけではありません。そこでここからは、トラップの効率をより向上させる方法を紹介していきたいと思います。

湧き層の2層化

湧き床面積が多いほうが、若干効率がよくなるようです。1時間放置したときの鉄インゴット取得数のデータを取ってみたところ、以下のようになりました。

湧き層の数 鉄インゴットの数
1層 32.8
2層 38.4

上記のデータはJava版での30回の平均値で、2層のほうが若干多くの鉄インゴットを入手できました。ただ、2層で20個以下しか入手できないときもあれば1層で50個以上入手できたときもあり、そのときどきで変動がかなり大きかったです。1層でも少なくとも30個くらいは手に入る上に2層にしたからといって劇的に生産性が向上するというわけでもないので(スポーン頻度は変わらない)、もしかしたら湧き層の面積はあまり気にする必要がないのかもしれません。しかしどうせなら最高効率を目指したいということで、2層式の建築方法も紹介します。

※公式Wikiによるとアイアンゴーレムは平均で5分50秒で1体スポーンするようです。1時間でおよそ10体のアイアンゴーレムがスポーンすることになり、アイアンゴーレム1体からは3~5個の鉄インゴットが手に入りますから、1時間あたり30~50個が限界ということになりそうです。

2層式の建築方法

2層式にするためには、ドアの位置を1段上げる必要があります。また、上の層は上付きのハーフブロックを使って作っていきます。

設計図はこんな感じになります。
アイアンゴーレムトラップ2層式の設計図

枠の上に1段ブロックを積んで、その上にドアを設置しましょう。
一段上げたドア

1層式の場合はドアの前に日照量の差を作るためのブロックを設置していましたが、2層式にする場合は2層目の湧き層によって日照量の差が生じるので設置する必要はありません。

ドアの上部と同じ高さに2層目の湧き層を作ります。上付きのハーフブロックを使いましょう。
2層目の床

公式Wikiの日本語訳ページにはアイアンゴーレムのスポーンに2×2×4のスペースが必要だと書かれていますが、実は高さ3.5でもアイアンゴーレムはスポーンしてくれるので、2層目の湧き層を上付きのハーフブロックにすることで1層目と2層目のあいだで3.5ブロックの高さを確保しています。

1層目と2層目のあいだでスポーンするアイアンゴーレム。
1層目でスポーンするアイアンゴーレム

2層目の枠をガラスブロックで作ります。
2層目の枠

村人の屋根を、2ブロック高い位置に移動します。
村人の屋根を移動する

1層目と同じように水を流したら完成です。
2層目の水

ハーフブロックに向かって水を流すとハーフブロックと同じ位置に水源が設置されてしまうので、枠のガラスにカーソルを合わせながら水を設置するようにしましょう。

多重化

Java Editionでは、ドアの間隔さえ確保できればトラップを上下に重ねて稼働させることができます(統合版は不可)。上空にトラップを作るということでサバイバルでは建築の難易度が非常に高いですが、湧き層の2層化よりもはるかにトラップの効率を高めることができます。もちろん2層式を重ねてもOKです。

2つ重ねたアイアンゴーレムトラップ。上下のドアの間隔は64ブロック以上である必要があります。
重ねたトラップ

処理は下のトラップで行えるので、上空には湧き層のみを作ればOKです。建築できる高度がY=256までなので、最大で4機まで重ねられるでしょうか。横方向に離して2機作ったほうが簡単ですが、こちらはスペースを節約することができます。

アイアンゴーレムが落下しています。
落下するアイアンゴーレム

2層式を2機重ねて1時間10分放置したところ、このくらいの鉄インゴットが手に入りました。
入手した鉄インゴット

統合版では上に重ねても別のトラップとして稼働させることができません。複数のトラップを稼働させたいときは十分な距離をとって地上に2機作るようにしましょう。シミュレーション距離によってトラップが動いたり動かなかったりするので、設定には注意してください。

スポーンチャンクの活用

プレイヤーから遠く離れた位置では、時間が凍結されたかのうように様々な処理が停止しています。このアイアンゴーレムトラップももれなく、プレイヤーが遠く離れてしまうと稼働が停止します。しかしJava Editionでは、「スポーンチャンク」にこのトラップを作ることで、プレイヤーが遠く離れた場所で活動していても稼働させることができます。常にトラップを動かしておけるので、1層式で単機のトラップでも鉄インゴットがどんどんたまっていきます。

スポーンチャンクはコンパスで探す

初期スポーン地点は、コンパスを使って探すことができます。

コンパスの指し示す先に初期スポーン地点があります。
コンパスの表示

また、最後に寝たベッドを破壊してからゲームオーバーになると初期スポーン地点でリスポーンするので、リスポーン後に座標を表示してメモしておくのもいいでしょう。

ただ注意したいのは、スポーンチャンクにMobがたくさんいたり、複雑な装置を動かしていたりすると、ゲーム全体が重くなってしまう可能性があるということです。アイアンゴーレムトラップも複数設置すると重くなってしまうので、ほどほどにしておきましょう。

統合版ではコマンドで

統合版のマインクラフトにはスポーンチャンクというものはありません。しかしコマンドを使うことで、スポーンチャンクのように常に読み込まれる領域を作り出すことができます。

入力例

/tickingarea add x1 y1 z1 x2 y2 z2

上記のコマンドを実行することで、座標(x1,y1,z1)から(x2,y2,z2)までの範囲を常に読み込むようになります。削除するには以下のようにコマンドを実行します。

入力例1

/tickingarea remove x y z

入力例2

/tickingarea remove_all

これもゲーム全体の動作に影響を与えるので、プレイ環境に合わせて利用するようにしましょう。

アイテム自動搬送

アイアンゴーレムトラップは拠点(村)から離れた場所に作ることになるので、たまった鉄を取りに行くのが少し面倒くさいです。だからといってアイテム運搬用のトロッコを動かしておいても、一回の往復で運ばれるのはたったの数個。むしろ鉄がたまっていなくて何も運ばれないことのほうが多く、ムダな感じがします。そこで、鉄が一定数たまったら自動的にトロッコで運んでくれるような仕組みを作ってみました。

一定数たまったら排出する装置の作り方

この装置は、ホッパーとコンパレーター、リピーター、レッドストーントーチ、レッドストーンダスト、そしてドロッパーを使います。少し複雑ですが画像で一つずつ確認しながら作ってみてください。

アイテム回収部分のホッパーを延長してL字にします。
延長されたホッパー

角のホッパーの下にトーチがくるように、ブロックとレッドストーントーチを設置します。
角のホッパーの下のレッドストーントーチ

下画像のようにコンパレーターを2つ設置し、それぞれのコンパレーターの先にはブロックを設置しておきます。
2つのコンパレーターを設置

先ほど設置したブロックの下にレッドストーントーチが刺さったブロックに向けてコンパレーターを設置し、コンパレーターの背面には上向きのドロッパーを設置します。
コンパレーターと上向きドロッパーの設置

上向きドロッパーの上に下向きドロッパーを重ねて設置し、上向きドロッパー(下段のドロッパー)の横にブロックを置きます。
相互ドロッパー

下向きのドロッパー(上段のドロッパー)には、なんでもいいのでアイテムを1つだけ入れておきましょう。
ドロッパー内のアイテム

もう一方のコンパレーター側で、レッドストーントーチとレッドストーンワイヤーを下画像のように設置します。
レッドストーントーチとワイヤー

最初に設置したコンパレーターの横に向けてコンパレーターを設置し、その背面にはどこにもつながっていないホッパーを設置します。
ホッパーとコンパレーター

このどこにもつながっていないホッパーには、いらないアイテムを1スタック半いれておきます。
ホッパーの中身

これで、アイテムが一定数たまったときに排出が開始される装置の完成です。

装置の仕組み

回収された鉄インゴットはホッパー内を移動してきますが、角のホッパーの下にレッドストーントーチがあるので、角のホッパーでアイテムの移動が止まります。

この角のホッパーにアイテムがたまっていきます。
アイテムがたまるホッパー

角のホッパーにアイテムが入ると隣接しているコンパレーターがそれを検知して信号を出し、コンパレーターの信号によってその先に設置されたレッドストーントーチはOFFになります。
OFFになるトーチ

ただ、もう一方のコンパレーターは横から信号が入力されている状態なので、アイテムが1つはいっただけでは信号を前へ伝えません。角のホッパーにさらにアイテムがたまっていき、横からの入力よりも大きい出力になったときに初めて信号を前へ伝えます(※1)。

アイテムがたまってコンパレーターが信号を前へ伝えると、上段のドロッパーから下段のドロッパーへアイテムが排出されます。下段のドロッパーにアイテムが移動すると、下段のドロッパーの横のコンパレーターが信号を出力し、角のホッパーの下にあるトーチがOFFになります。ここでホッパーのロックが解除され、角のホッパーからアイテムの排出が始まります。

角のホッパーが全てのアイテムを排出しおえると、隣接するコンパレーターはどちらもOFFになります。するとコンパレーター先のレッドストーントーチがONになるので、下段のドロッパーから上段のドロッパーにアイテムが移動し、最初の状態に戻ります。

※1 排出タイミングの調整

今回の作成例では、コンパレーターの「背面で検知された強度よりも強い信号が横から入力されたとき、信号を前へ伝えない」という機能を使っています。角のホッパーに隣接するコンパレーターには横から強度5の信号を入力してあり、背面からの出力が強度6になった時点で信号が前へ伝わるようになっています。

背面からの出力が強度6になるタイミングは、角のホッパーに入っている鉄インゴットとポピーが合計115個になったとき。このアイテムが排出されるタイミング(個数)は、ロック用のホッパーに入れているアイテム数で調整が可能です。作成例では1スタック64個のアイテムを、1スタック半(96個)入れてあります。

排出開始個数 ホッパーに入れる個数
69 23~45個
92 46~68個
115 69~91個
138 92~114個
160 115~137個

69個たまった時点で排出したいなら、ロック用のホッパーに23~45個のアイテムを入れておけばOK。160個たまるまで待つなら、115~137個入れておく必要があります。この機能について詳しくは、以下のコンパレーターの解説を読んでみてください。

トロッコの自動発車・自動回収装置の作り方

一定数たまったら排出される仕組みができたところで、ここからは排出されたアイテムを全て積み込んだところでトロッコが自動発車し、終点で全てのアイテムを排出したあとに勝手にもとの場所に戻ってくるような仕組みを作っていきます。

先端のホッパーの横にコンパレーターを設置し、その先にブロック、レッドストーントーチを設置します。
ホッパー横のコンパレーター

レッドストーントーチの先で下画像のようにリピーターとコンパレーターを設置し、コンパレーターは一回右クリックして減算モードにしておきます。
コンパレーター&リピーター

コンパレーターの先にレッドストーンワイヤーを設置し、その先に最大遅延のリピーターを設置します。
ワイヤーと最大遅延のリピーター

リピーターの先にブロックを置き、ホッパーの横にはパワードレール(加速レール)を設置します。
設置したパワードレール

パワードレールは、上の画像と同じ方向で設置しないと動作しません。下画像のような方向でレールをつなげていくとトロッコが動かないので注意してください。
トロッコが動かないパワードレールの置き方

アイテムを届けたいところまでレールを伸ばしていきます。
つなげられたレール

チェスト付きトロッコをセットしておきましょう。
チェスト付きトロッコ

次は回収場所の整備です。

下画像のようにチェストとホッパーを設置します。
ホッパーとチェスト

ホッパーの上にパワードレールを設置し、パワードレールから1ブロックあけてディテクターレール(感知レール)を設置します。
パワードレールとディテクターレール

ホッパーの横にコンパレーターを設置し、コンパレーターの先にブロックを置きます。
ホッパー横のコンパレーター

ディテクターレールからブロックまでレッドストーンワイヤーをつなげます。
レッドストーンワイヤー

コンパレーター先のブロックの側面にレッドストーントーチを設置し、上にブロックを置きます。
レッドストーントーチとブロック

先ほど設置したレッドストーントーチの横とパワードレールの横にそれぞれブロックを置き、トーチ横のブロックの上にはレッドストーンワイヤーを置きます。
ブロックとワイヤー

これでアイテムの自動排出装置の完成です。

装置の仕組み

始点では、先端のホッパーからアイテムが全て排出されると、隣のコンパレーターの出力がOFFになりレッドストーントーチがONになります。トーチの先はパルサー回路になっているので、一瞬だけ信号が前へ伝わりパワードレールがONに。ここでトロッコが自動的に発車します。パワードレールはONになった後すぐにOFFになるので、帰ってきたトロッコはパワードレールの上で停車します。

終点では、ディテクターレール(感知レール)が上を通過するトロッコを検知するとホッパー上のパワードレールがOFFになり、トロッコがホッパー上で停車します。ホッパーがアイテムを吸い取っている間はコンパレーターが発する信号によってパワードレールがOFFのまま維持され、ホッパーが全てのアイテムをチェストに排出するとパワードレールがONに。トロッコが自動的に発車します。

始点に戻ったトロッコはOFFになっているパワードレールの上で停車し、次の積み込みが終わるまで待機します。

これで、鉄インゴットの自動運搬が可能になります。少し複雑な装置ですが、いちいちトラップまでアイテムを取りに行かなくていいので便利。ただ、トラップの距離が遠すぎるとトロッコが動かないので、建設する場所には注意しましょう。

ということで、アイアンゴーレムトラップの作り方の紹介でした。村人を使うということもあってサバイバルでの建築は大変ですが、完全放置で鉄が手に入るというのは大きなメリットです。ぜひ建築に挑戦してみてください。