プレイヤーにとって、もっとも身近な木であるオークの木。周囲を見渡せばたくさん生えていますが、何も考えずに切り取っていると意外とすぐになくなってしまいます。そこで、取り組みたいのが植林です。今回はオークの木の性質を徹底的に検証した結果と、効率よく植林していくための方法を紹介したいと思います。

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オークの木とは

オークの木は葉が緑色で幹が茶色の、いかにも木という感じの木です。公式Wikiでは、「樫(かし)の木」と訳されています。

6種類の木。左端がオークの木です。
6種類の木

バイオームによって葉や幹の色が、少し変わります。
バイオームによるオークの木の違い

木の幹から得られる原木は、かまどの燃料として使用できるほか、原木から作ることができる「木材」と、木材から作ることができる「棒」は、様々な道具の材料となるため(他の木の木材も、オークの木材と同じように材料として使えます)、使用する頻度はかなり高くなると思います。建築材料としてもよく使用されていて、原木を梁や柱として設置するとログハウスのような雰囲気を出すこともできます。

苗木の入手方法

オークの木を生やすには、「苗木」が必要です。苗木はオークの葉を破壊したときに、たまにドロップします。

オークの苗木。
オークの苗木

この苗木を植えることで、好きな場所にオークの木を生やすことができます。苗木が葉からドロップする確率は、20分の1。プレイヤーによって破壊されるか、自然消滅したときにドロップします。

だいたいオークの木1本から、2、3個は苗木を入手できます。木を切ったときは、必ず回収しておきましょう。

リンゴのドロップ

オークの葉からは苗木の他に、リンゴもドロップします。

地面に落ちたリンゴ。
地面に落ちたリンゴ

リンゴはゾンビの治療に必要な金のリンゴの材料となるほか、食料の少ない序盤では、空腹を満たすアイテムとしても重宝します。ただ、ドロップする数はあまり多くありません(ドロップ率が低い)。メインの食料として使用するのは難しいので、肉系の食料が手に入るまでのあいだ、原木を回収する過程で得られるリンゴを、非常食として使うのがいいでしょう。

リンゴと苗木がドロップする確率

公式Wikiによると、リンゴがドロップする確率は1/200とのことでした。本当にその確率で入手できるのか、次のような装置を作って、実験してみました。

検証装置。
オークのドロップアイテム検証装置

下に敷き詰められたホッパーの上にある緑色の柱は、オークの葉の柱です。10×200×10の範囲でオークの葉が設置してあり、この状態からコマンドで葉の消滅を早めて、ドロップアイテムを下のホッパーで回収します。

10万個の葉の消滅を20回繰り返したとき、入手できたアイテム数の平均値は、リンゴが502.7個、苗木5007.6個でした。葉100個あたりだと、リンゴ0.502個、苗木5.007個となり、ほぼ公式Wikiの記載と同じ数値です。葉200個でリンゴ1個なので、やはりリンゴのみで生きていくのは難しいですね。

苗木の成長について

苗木は、土ブロック・草ブロック・粗い土・ポドゾルに植えることができます。植えてからは何も手を加える必要はなく、時間が経過することで木に成長してくれます。木になるまでに必要な時間は、20~30分ほど。ただ、必ずしもそれだけの時間が必要なわけではなく、苗を植えてからすぐに成長する場合もあります。

成長条件

苗木が成長するには、苗木の上のブロック(空気ブロック)に9以上の明るさと、周囲に苗木が成長するだけの空間が必要です。オークの場合は、苗木の真上に最低5ブロック分の空間があれば、木に成長してくれます。

苗木の成長に必要な、明るさと空間。
苗木の成長に必要な明るさと空間

松明は、明るさレベル14の光源です。松明のすぐ隣のブロックは明るさ13、その隣は明るさ12・・となり、上画像では苗の上の空気ブロックは明るさが9になっています。

苗木の横方向には、空間がなくても大丈夫です。真上さえ埋まっていなければ、周りを壁に囲まれていても成長してくれます。

四方を囲まれた空間でも、成長してくれます。
壁に囲まれたオーク

条件さえ満たしていれば、苗木から空が見えている必要もないので、地下で植林を行うこともできます。

洞窟内の植林場。
洞窟内の植林場

地下拠点に植林場があると、何かと便利です。

制限ブロック

オークの木には、幹の高さが4の木、5の木、6の木と、大木があります。大木は高さがあるぶん、一本の木から入手できる原木の数が多くなりますが、地面から斧が届かない位置にまで幹が生成される上に、枝分かれして伐採が面倒なので、植林するときは苗木の上にブロックを置いて、大木にならないように成長を抑制する必要があります。また、高さ2の位置に生成される葉も邪魔なので、苗木の横方向にもブロックを設置して、高さ2に葉が生成されないようにします。

制限ブロックが設置された状態。
設置された制限ブロック

上画像のガラスブロックが高さを抑制する制限ブロックで、ジャック・オ・ランタンが、高さ2の葉の生成を抑制するブロックです。苗木の上の制限ブロックは地上から7~9ブロック目、苗木の横の制限ブロックは苗木から1ブロックあけて4~5ブロックの高さにするといいと言われています。

制限ブロックに、土ブロックを使うことはできません。

土ブロックだと貫通して、巨木に成長してしまいます。
制限ブロックを貫通して成長するオークの木

丸石やガラスなどを使うようにしましょう。ガラスやハーフブロックにすれば、湧き潰しも必要なくなるので楽です。

苗木から1マスあけて横4ブロック目に設置しても、たまに生成される高さ2の葉っぱ。
高さ2の葉

たまに生成される高さ2の葉っぱは、諦めるしかなさそうです。

制限ブロックで成長が遅くなる?

土に植えられた苗木は、ランダムな間隔で成長を試みます。そのとき、

1.苗木の上の明るさが確認され、
2.明るさがOKなら木の形がランダムに決定されたのちに、
3.その形の木が生成されるために十分な空間があるかが検査される

という過程を経て、木は成長します。もし1または3の過程で条件を満たさなかった場合は、成長が次のタイミングに持ち越されてしまいます。

制限ブロックを置くことは、過程3に影響を与えることになります。仮に、過程2で木の形が大木に決定されたとすると、過程3がパスできなくなり、成長が先延ばしされてしまいます。つまり、制限ブロックが無い状態に比べて、苗木が成長するためにより多くの時間が必要になる可能性があるということです。

検証してみました。
成長スピード実験装置

上画像のような装置を使って、実際に成長スピードに違いが現れるのか調べてみました。この装置では、苗木はレッドストーン信号を伝えず、原木は信号を伝えるという性質を利用して、苗木の成長を検出します。すでに設置されている原木を、苗木に置き換えると計測がスタートし、苗木が木に成長するとストップする仕組みです。

成長にどれだけの時間がかかっているかは、チェストを移動するアイテムの数で測りました。スタートするとアイテムが上のチェストから下のチェストに移動し始め、木に成長するとアイテムの移動が止まるようになっています。

上の制限ブロックの高さを、地上から7ブロック目、8ブロック目、9ブロック目と変えて、移動したアイテムの数を比較しました。デフォルトの設定だと計測に膨大な時間がかかってしまうので、コマンドでrandomTickSpeedを300にして苗木の成長を早め、計測しています。

制限ブロックの高さ アイテム数
無し 22.4
7 139.0
8 45.9
9 35.7

この結果は、いずれも100本のオークの木を成長させた結果の平均値です。移動したアイテムが少ないほど、早く成長したということになります。

予想通り制限ブロック無しが最も成長が早く、9ブロック目が二番目に早いという結果でした。このことから、上の制限ブロックは8ブロック目か9ブロック目にしておいたほうが良さそうだということがわかります。高さ9にするとたまに枝分かれするので、それが気になるようなら高さ8でしょうか(まれに発生する枝で、制限ブロックが上書きされてしまうこともあるようです)。ただ、枝分かれするといっても生成される枝は1・2ブロック程度なので、伐採効率に大きく影響を与えません。高さ9でも、問題なく稼働させることができます。

横の制限ブロックと成長スピード

次は、横の制限ブロックを高さ4で設置した場合と、高さ5で設置した場合とで比べてみました。どちらも上の制限ブロックは、高さ9の位置に設置してあります。

制限ブロックの高さ アイテム数
4 35.7
5 43.5

こちらは、高さ4のほうが早いという結果になりました。高さ5のほうがより高い(最上部の葉の位置が高い)木に成長していたようですが、幹の高さは変わらないので、横の制限ブロックは高さ4にしておいたほうがいいでしょう。

成長に必要な時間

実際、苗木が成長するにはどれだけの時間がかかるのか。これも、苗木を100本ずつ成長させて調べました。ホッパーが1つのアイテムを移動させるのに0.4秒かかることから、成長までの時間を計算しています。

制限ブロック 平均時間
上9横4 19.5分
上8横4 23.6分

今回の装置だと、最大で73分くらいまでしか計測できないので、それ以上時間のかかったものは、全て73分で計算してあります。

苗木からの成長には20~25分の時間がかかり、制限ブロックが高さ9と8で、だいたい4分くらいの差があります。個人的にはこの差は結構大きいと思うので、下で紹介する植林場では高さ9の制限ブロックを採用しました。でも、他の作業をしながらだったら、あまり気にならない差かもしれませんね。

ちなみに横の制限ブロックも、高さ5と高さ4に変えて比較しようとしたのですが、高さ5にしたときの成長スピードがあまりに遅すぎて、途中で実験をやめました。

苗木の間隔

苗木同士の間隔によって成長スピードが変わるのか、という実験もしてみました。苗木は真上に空間があれば成長してくれるので、隣り合わせに植えると最もスペースを節約でき、移動も少ないぶん植えるのも伐採も楽になります。しかし、狭い間隔で植えて成長スピードが遅くなるようなら意味がありません。苗木の間隔を0、1、2、3と変えて、成長スピードを調べました。

実験に使用した設備。
間隔を変えての実験設備

こちらも、すでに設置してある原木を苗木に変えて、計測をスタートします。画像の右上が間隔0、左下が間隔1、右下が間隔2、左上が間隔3です。

苗木の間隔 アイテム数
0 68.3
1 66.8
2 69.3
3 70.7

間隔が1(1ブロックおきに植えた場合)のときが、もっとも早く成長しました。ただ、それぞれで差があまり大きくないので、たまたまそうなっただけかもしれません。間隔0でも、間隔3より早いという結果に。間隔は、あまり気にしなくていいのかもしれません。

注意したいのは、間隔が狭いと成長したときに葉が隣の木と重なってしまうということです。木一本あたりの葉の数が少なくなるので、入手できる苗木の数も少なくなります。

葉の数と苗木のドロップ

苗木の間隔が狭くなったとき、葉がどれだけ少なくなるのか調べてみました。

それぞれの間隔で10×10の苗木を植えて、生成される葉の数を調べます。
葉の数を調査

左上は苗木の間隔が3、右上は2、左下は1、右下は0です。

苗木の間隔 1本あたりの葉の数
7 58.9
3 49.7
2 38.5
1 21.6
0 7.7

苗木の間隔が7のとき(葉が隣の木と重なっていないとき)は、1本あたり58.9個の葉が生成されていました。苗木の間隔が3、2、1と狭くなるにつれて、葉の数もどんどん減っていき、間隔0(隣り合わせに植えている状態)だと1本あたり7.7個の葉しか生成されません。

葉が少なくなれば、ドロップする苗木の数も少なくなります。苗木がドロップする確率は5%なので、間隔1でギリギリ木の本数を保てる数がドロップすることになります。余裕をみて、間隔2以上にしておいたほうが良さそうです。

オススメは、3ブロック間隔で植えていくことです。十分な苗木がドロップする上に、高さ4の制限ブロックを隣の苗木と共有することができるので、少しだけ植林場の見た目をスッキリさせることができます。

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植林場の作り方

オークについて色々とわかったところで、ようやくオークの植林場の作り方です。苗木の真上、地面から9ブロック目と、苗木の横2ブロック目、地面から4ブロック目に制限ブロックを置き、苗木の回収を水流で自動化した植林場を作りました。

全体像。
オークの植林場

苗木回収用の水流

木を切ったあとの、苗木の回収が地味に面倒です。そこで、放っておけば勝手に苗木が回収されるように、水流を設置していきます。

下画像のように、縦9×横29の大きさで枠を設置します。
枠のブロック

枠内の奥から手前に向かって、水を流します。
設置された水流

この大きさで、12本のオークを植えることができます。水流の長さを変えれば、もっと数を増やすこともできますが、苗木が育つのはプレイヤーから120ブロック程度の範囲なので、大きくしすぎないようにしましょう。

作物や苗木の成長範囲については、こちらの記事で詳しく調査しています。

農作物が成長するには時間がかかるため、成長を待つ間は他の作業をしていたほうが効率的です。しかし、プレイヤーが畑から離れすぎてしまうと、ブロックの更新が停止されてしまうため、農作物は

枠内の手前1ブロック分で、下画像のように水路を掘ります。
水路の掘り方

画像では、わかりやすいように水路の床を磨かれた安山岩に変更しています。左右両脇から7ブロックは1段下げた状態で、中央部分はさらに1段下げてあります。

水路の真ん中に、ホッパーを設置。
苗木回収用ホッパー

ホッパーは、手前のチェストにつなげてあります。
設置されたチェスト

水流によって流された苗木やリンゴは、このチェストに格納されます。

水路の両脇から、水を流して完成です。
完成した水路

土ブロックの設置

水流の上に、土ブロックを設置していきます。

下画像の位置に、土ブロックを設置。
基準の土ブロック

水流の端から3ブロックあけてあります。この土ブロックを基準にして、3ブロック間隔で土ブロックを設置します。

設置完了。
12個の土ブロック

制限ブロックの設置

制限ブロックを設置していきます。設置する場所は、先程設置した土ブロックの真上9ブロック目と、斜め方向に1ブロックあけて、土ブロックから上に4ブロック目です。

光源としても使えるように、ジャック・オ・ランタンを使いました。
横の制限ブロック

苗木の横の制限ブロックは、苗木から1ブロックあけて、地面から4ブロック目の高さに設置します。実は、この横の制限ブロックは斜め方向に設置しても効果があって、しかも実験してみたところ、真横に設置するよりも斜めの位置に設置したほうが、若干苗木の成長が早くなるようでした。

下画像ジャック・オ・ランタンの位置でも、効果が発揮されます。
斜めの制限ブロック

3ブロックおきに植えていく場合は、一つの制限ブロックで周りの苗木4本分に効果が発揮されるので、見た目がかなりスッキリします。

今回の植林場では、3つだけ設置すればOKです。
3つの制限ブロック

次は、苗木の真上の制限ブロックです。地面(苗木を植えるブロック)から、9ブロック目の高さに設置します。

湧き潰しをはぶくために、ガラスを使用しました。
上の制限ブロック

全ての土の上空に、設置します。
設置された上空の制限ブロック

移動しにくかったので、土ブロックまでの橋の位置を変更しました。
橋の位置の変更

これで、完成です。

苗木を植えて、成長を待ちましょう。
苗木が植えられた状態

原木を切り取ると、葉っぱが自然に消滅していきます。その時ドロップするアイテムは、通路に落ちなければ、下の水流によって流され、チェストに格納されます。通路に落ちるものや、水流の外側に落ちるものもありますが、それらは無視する仕組みです。それでも、植えた本数以上の苗木は回収できると思います。

水流無しバージョン

水流無しの植林場

上の形だと通路が限られているので、「育った木からどんどん切り取っていく」ということが難しいです(遠回りしなければいけない場合がある)。そういう切り取り方で植林したい場合は、水流部分を無しにしたほうが作業効率は良くなると思います。

苗木を植えるときは、この方向に右クリック押しっぱなしで歩くと楽です。
苗木を植える方向

スイッチ式

幹を切り取ったらスイッチを入れ、ディスペンサーから水を流すようにするのもいいと思います。

スイッチ式の植林場。
スイッチ水流式植林場

最初に紹介した水流タイプよりも苗木が多く確保できるので、苗木の間隔を2ブロックおきにしています。端の木は装置からはみ出しますが、それでも十分な苗木が回収可能です。

水が流れた状態。
植林場に流れる水

水流を発生させる部分は、小麦自動収穫機のものと同じです。

村人との取引に農作物を使うようになると、小さい畑では消費をまかなえなくなってきます。そうなると畑を大きくしようと試みるわけですが、広大な耕地に作物を植える作業と、成長した実を収穫す

幹を全て切ったら、スイッチを入れて放置。葉が全て消滅した頃に戻り、ボタンを押して水流を止め、次の苗木を植えればOKです。

ということで、オークの植林についての検証と、植林場の紹介でした。サバイバルでは、植林場が必要不可欠だと思うので、ぜひ参考にして作ってみてください。