マインクラフトはPCゲームの中では比較的軽いほうらしく、設定しだいでは古いパソコンでもなんとかプレイできます。しかし、動物や村人を増やしたりレッドストーン回路をたくさん作ったりすると、カクカクして快適にプレイできません。ゲームで遊んでいるのにカクつきでイライラして、ストレスがたまるというわけのわからないことになります。そこで今回は、マインクラフトを快適にプレイするために必要なPCスペック(性能)について調べてみました。




マインクラフトの必要スペック

公式に発表されている、PC版マインクラフト(Java Edition)を動かすために必要なパソコンのスペックは、次のようになっています。CPUやGPUなどパソコンに詳しくない人にとっては聞きなれない言葉が並んでいますが、それぞれの項目が何を表しているのかは下のほうで説明するので、とりあえず眺めてみてください。

必要スペック

バージョン1.14の時点での必要スペックは以下のようになっています。

必要スペック
CPU Intel Core i3-3210 3.2 GHz または AMD A8-7600 APU 3.1 GHz と同等のもの
RAM 4GB
GPU(統合) Intel HD Graphics 4000 (Ivy Bridge) または AMD Radeon R5 series (Kaveri line) with OpenGL 4.4
GPU(グラボ) Nvidia GeForce 400 Series または AMD Radeon HD 7000 series with OpenGL 4.4
HDD 最低1GBの空き容量
OS Windows 7以降、64bit OS X 10.9 Maverick以降、2014年以降の64bitのLinux
LAN マイクラのダウンロードにインターネット接続が必要。ダウンロード後はオフラインプレイ可能。

必要スペックは「最低限これを満たしていればゲームが普通に動きますよ」というスペックです。しかしこれに満たないスペックのPCでも動かせる可能性があり、実際私がマインクラフトを始めたのもGPU性能が当時の必要スペックよりかなり低いPCでした。ただ、カクつきをおさえて普通にプレイするにはビデオ設定をかなり下げる必要があって、それでもワールドが発展してきたときは厳しいものがありました。(特にレッドストーン回路を使うようになるとキツイ)

ちなみにマイクラの負荷を軽くする設定方法については以下の記事で解説しています。合わせて読んでみてください。

推奨スペック

より快適にプレイするための「推奨スペック」も公表されています。以下のとおりです。

推奨スペック
CPU Intel Core i5-4690 3.5GHz または AMD A10-7800 APU 3.5 GHz と同等のもの
RAM 8GB
GPU(グラボ) GeForce 700 Series または AMD Radeon Rx 200 Series (統合チップセットを除く) with OpenGL 4.5
HDD 最低4GBの空き容量(SSD推奨)
OS Windows 10、macOS 10.12 Sierra、2014年以降の新しいバージョンのLinux

このスペックを満たしていれば快適にプレイできます。ワールドに作った構造物の内容によってはカクカクしてしまうこともありますが、MODを入れたりしない限りはビデオ設定の調節で快適さを保つことができるはずです。MODを入れたい場合は、さらに高スペックなPCにしておいたほうがいいですね。

確認すべき3つのポイント

PCがスペックを満たしているかどうか、確認すべきはCPU、GPU、RAMの3点です。OSはそこまで古いものは使われていないでしょうし、HDD(ハードディスク)はかなり古いPCでもだいたい推奨スペックを満たしています。CPU、GPU、RAMの3点だけ見ておけばOKです。

CPU、GPU、RAM・・パソコンにあまり詳しくない人は、何のことかわからないと思います(私も少し前まではサッパリでした)。そこで、それぞれの項目について簡単に説明していきます。

CPU

CPUはパソコンの処理装置で、「脳」に例えられることが多いパーツです。CPUの性能が上がると、入力された命令の処理速度が向上します。パソコン用CPUはほとんどがIntel(インテル)製かAMD(エーエムディー)製です。

パソコンの中に、下画像のようなパーツが組み込まれています。
CPUの画像

上画像は、かなり寄って撮影しているので大きく見えますが、実際は5センチ×5センチくらいの大きさです。

RAM

RAMはデータの記録や取り出しができる装置で、「メモリ」と言われることが多いです。作業を行う机の広さに例えられることが多く、メモリの量が多くなるとより多くの作業を同時に行うことができるようになります。

マザーボードにささっている、下画像のようなパーツが、メモリです。
RAM(メモリ)の画像

1枚しか搭載されていないPCもあれば、複数枚搭載されているPCもあります。

GPU

GPUは映像の処理を行う装置で、ビデオカードとかグラフィックボード(グラボ)、VGAなどと言われることもあります。CPUが処理したデータを私たちが利用できるように映像化し、モニタに映し出してくれる装置です。

グラフィックボード。箱型になっていてファンがついているものが一般的です。
GPUの画像

GPU単体でパーツになっているもの(グラフィックボード)と、パソコン内のマザーボード(基盤)にもともとついているもの(オンボード)、CPUに機能が統合されているものなどがあります。ゲームをしないのであればCPUに統合されているもので十分なので、普通のPCの場合はパーツとして搭載されていないことも多いです。

HDD

HDD(ハードディスク)はアプリや様々なファイルを保存しておく装置で、本棚などに例えられることが多いです。容量が大きければ、それだけ多くの情報を保存しておくことができます。ゲーム機やテレビの録画機にも使われています。




PCに搭載されているパーツの調べ方

自分が使っているPCに、どのパーツが搭載されているかは、次のようにして調べることができます。私はWindowsユーザーなので、Windowsでの手順を紹介します。

Windows10の場合

Windows10では、

  1. スタートボタン
  2. 設定ボタン
  3. システム
  4. バージョン情報
  5. システム情報
  6. CPU、メモリの確認
  7. デバイスマネージャー
  8. ディスプレイアダプターの確認

という手順で確認することができます。

1.画面左下のスタートボタンをクリック
スタートボタン

2.設定ボタン(歯車のマーク)をクリック
設定ボタン

3.左上の「システム」をクリック
システムのアイコン

4.左メニュー最下部の「バージョン情報」をクリック
バージョン情報のリンク

5.右側の「システム情報」をクリック
システム情報のリンク

6.表示された画面でCPU、メモリを確認する
CPU、メモリの確認

7.左メニューの「デバイスマネージャー」をクリック
デバイスマネージャーのリンク

8.「ディスプレイアダプター」をクリックしてGPUを確認する
GPUの確認

Windows7の場合

Windows7では、以下のように操作すると確認できます。

  1. スタートボタン
  2. コンピュータを右クリック
  3. プロパティ
  4. 開いた画面でCPUとメモリを確認
  5. デバイスマネージャー
  6. ディスプレイアダプター

1.スタートボタンをクリック
スタートボタン

2.「コンピュータ」を右クリックし「プロパティ」を選択
プロパティ

3.開いた「システム」の画面で、「プロセッサ」と「実装メモリ」の数値を確認。
CPUとメモリの確認

「プロセッサ」には搭載されているCPUが、「実装メモリ」は搭載されているメモリの容量が表示されています。

4.システムの画面左上の、「デバイスマネージャー」をクリック。
デバイスマネージャー

5.「ディスプレイアダプター」をクリックし、GPUの種類を確認。
ディスプレイアダプター

DEMO版で確認しよう

上記の項目を確認することで持っているPCが必要スペックを満たしているのか確認することができますが、実際に動くかどうかはマインクラフトのDEMO版を実際にインストールして確かめることができます。DEMOプレイに料金はかかりません。以下のページでやり方を詳しく説明しているので、読みながら挑戦してみてください。

PC購入の際のチェック方法

もし持っているPCが必要スペックを満たしておらずDEMO版をインストールしても快適に動かなかった場合は、新しいPCの購入を考えましょう。PCを購入する際も、CPU、GPU、RAMの3点を注意深く見ていきます。

RAMの容量

RAM(メモリと記載されていることが多い)は16ギガあると安心。少なくとも8ギガはあったほうがいいと思います。メモリが4ギガのPCもありますが、マインクラフトで2ギガ程度使うと想定すると、他の作業をする余裕がほとんどなくなってしまいます。ブラウザを開きながらプレイしたくなることもあると思うので、8ギガ以上のものを選択しましょう。

CPUの性能

CPUはインテル社のものだと、Core i7、Core i5、Core i3などのシリーズがあります。また、それぞれで、「Core i3-560」「Core i3-2130」などのように末尾に三桁ないし四桁の数字がついています。末尾の数字は、先頭の数字が大きい物ほど世代が新しく(Core i3-2130よりもCore i3-4370のほうが新しい)、○GHzの○の数字が大きいほど高性能です。

PCの販売ページでCPUの種類が記載されていると思うので、どのCPUが搭載されているかをチェックしましょう。そのCPUが、推奨スペックを満たしているか確認するためには、次のサイトを利用すると便利です。

PassMark Software – CPU Benchmark Charts

上記は、CPUの性能を比較することができるサイトです。

下画像のように、グラフで性能を比較することができます。数字が大きいほど高性能です。
CPU Benchmark Chartsのグラフ

「High End CPU Chart」「High to Mid Range CPU Chart」「Low to Mid Range CPU Chart」「Low End CPU Chart」の4つがあります。ハイエンドが最も高性能で、ロウエンドが最も性能が低いです。

これらのページの中で、搭載されているCPU名を探してみましょう。購入予定のパソコンについているCPUの型番をチェックして、CPU Benchmark Chartsで検索(Ctrlキー+Fキーでページ内検索ができます)。ノートパソコンの場合は「Laptop CPUs」というページで探せます。

マインクラフトの推奨CPUであるCore i5-4690は、「High End CPU Chart」のページ内でのスコアが7688なので、このスコアより高ければ推奨スペックを満たしていて、低ければ満たしていないということになりそうです。

GPUのチェック

GPUはオンボードのものも使えますが、グラフィックボードがついているパソコンを選んだほうが無難です。パソコンにグラフィックボードが付いているかどうかを、忘れずに確認しましょう。

グラフィックボードにはNVIDIA製のGeForceとAMD製のRadeonというものがあり、それぞれで様々なシリーズがあります。こちらも、CPUと同じように次のページでスコアを比較することができます。

PassMark Software – Video Card (GPU) Benchmark Charts

「High End Video Card Chart」のページを見ると、必要スペックのGeForce 400シリーズのGeForce GTX 460は、スコアが2654です。推奨のGeForce 700シリーズのGeForce GTX 750Tiは、スコアが3763。スコア2600~3700あたりが一つの目安になると思います。このスコアより高いスコアのGPUであればOKです。

ただ、GPUはケチらずにいいものにしておいたほうが、あとあと後悔せずにすむかもしれません。マインクラフトは頻繁にバージョンアップされていて、バージョンが上がるにつれて必要なスペックも高くなってきているからです。当然MODを入れるならさらに高性能なビデオカードが必要になりますし、MODを入れないにしてもGPUに余力があれば負荷の高い設定でもプレイできますから、予算が許すなら一つランクを上げておいたほうがいいでしょう。

それぞれのバランス

CPUがめちゃくちゃ高性能でもGPUの性能が低いと快適にプレイできず、逆にGPUだけが高性能でもCPUがダメだと快適にはなりません。WikiにもCPUとRAMとGPUのバランスが重要だという記載があるので、安いからといってメモリが2ギガしかないパソコンを買ったり、CPUやGPUが古いパソコンを買ったりしないほうがいいです。

また「ゲーム用」として売られていないパソコンは、グラフィックボードがついていないことも多いです。グラフィックボードが搭載されているかどうかをきちんと確認しつつ、搭載されているならその型番は推奨スペック以上の性能を持っているのかどうかを調べたほうがいいでしょう。

影MODを入れて遊びたいなら

影MODなどMODを入れて遊びたいという場合は、Core i5-4690とGeForce GTX 1050Tiあたりが快適プレイの目安になるようです。もちろん入れるMODの種類や画面の大きさなどによって快適度が変わってきますが、Core i5以上のCPU、GeForce GTX 1050Ti以上のGPUということを頭にいれてPC選びをしましょう。

影MODを入れるとこうなります↓

一気にリアルな感じになりますね。雲は実物のように見えるし、雨雲も本物みたいです。夜のグロウストーンもめちゃくちゃキレイ。

ということで、推奨スペックと基準のスコアの確認でした。実際にインストールしてみないと快適に動くかどうかはハッキリと断言できないので、手元にPCがあるならDEMO版で試すのが確実です。新しくPCを購入する場合は、上記のスペックを満たすものを探してみてください。当サイトでもコスパのいいマイクラ用PCを購入する方法を以下の記事で紹介しているので、参考にしてもらえればと思います。