マインクラフトはPCゲームの中では比較的軽いほうらしく、設定しだいでは古いパソコンでもなんとかプレイできます。しかし、動物や村人を増やしたり、レッドストーン回路をたくさん作ったりするとカクカクしてしまい、快適にプレイできなくなってしまいます。カクつくとイライラするので、ゲームで遊んでいるのにストレスを感じるというわけのわからないことに。そこで今回は、マインクラフトを快適にプレイするために必要なPCスペック(性能)について調べてみました。

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マインクラフトの必要スペック

公式に発表されている、PC版マインクラフトを動かすために必要なパソコンのスペックは、次のようになっています。CPUやGPUなど、パソコンに詳しくない人にとっては聞きなれない言葉が並んでいますが、それぞれの項目が何を表しているのかは、下のほうで説明するので、とりあえず眺めてみてください。

必要スペック

必要スペック
CPU Intel Pentium D または Athlon 64(K8) 2.6GHz
RAM 2GB
GPU
(オンボード)
Intel HD Graphics または AMD (formerly ATI) Radeon HD Graphics with OpenGL 2.1
GPU(ビデオカード) Nvidia GeForce 9600 GT または AMD Radeon HD 2400 with OpenGL 3.1
HDD 最低200MBの空き容量
Java Java 6 Release 45

「必要スペック」ということで、これを満たしていればゲームを動かすことができます。ただ、これに満たないスペックでも動かせる可能性はあり、実際、私がマインクラフトを始めたときのGPUはGeforce9400で、必要スペックに記載のあるGeForce 9600 GTよりもかなり性能の低いものでした。

ある程度は普通にプレイ可能でしたが、負荷を軽くするために設定を変更する必要があり、ワールドが大きくなってくると結構厳しかったです。

ちなみに、負荷を軽くする設定方法については、コチラで解説しています。

マイクラを始めたばかりの頃、私のパソコンはなかなかの低スペックで初期設定のままマイクラをやるとかなりカクついてしまっていました。しかしビデオ設定を見直したところ、60FPSを維持す

推奨スペック

より快適にプレイするための、「推奨スペック」も公表されています。次のとおり。

推奨スペック
CPU Intel Core i3 または AMD Athlon II (K10) 2.8 GHz
RAM 4GB
GPU GeForce 2xx Series または AMD Radeon HD 5xxx Series with OpenGL 3.3
HDD 1GB
Java Java 8の最新版

このスペックを満たしていれば、たいていの場合、快適にプレイできます。ただし、ワールドに作った構造物の内容によってはカクカクしてしまうこともあるでしょうし、MODを入れる場合はさらに高スペックなPCが必要になる可能性があります。

確認すべき3つのポイント

PCがスペックを満たしているかどうか、確認すべきはCPU、GPU、RAMの3点です。Javaは最新版を使うとして(無料)、HDD(ハードディスク)はかなり古いPCでも推奨スペックを満たしているはず。ということで、CPU、GPU、RAMを見ていきます。

CPU、GPU、RAM・・パソコンにあまり詳しくない人は、何のことかわからないと思います(私も少し前まではサッパリでした)。そこで、それぞれの項目について、簡単に説明していきます。

CPU

CPUはパソコンの処理装置で、「脳」に例えられることが多いパーツです。CPUの性能が上がると、入力された命令の処理速度が向上します。パソコン用CPUはほとんどがIntel(インテル)製かAMD(エーエムディー)製です。

パソコンの中に、下画像のようなパーツが組み込まれています。
CPUの画像

上画像は、かなり寄って撮影しているので大きく見えますが、実際は5センチ×5センチくらいの大きさです。

RAM

RAMはデータの記録や取り出しができる装置で、「メモリ」と言われることが多いです。作業を行う机の広さに例えられることが多く、メモリの量が多くなるとより多くの作業を同時に行うことができるようになります。

マザーボードにささっている、下画像のようなパーツが、メモリです。
RAM(メモリ)の画像

1枚しか搭載されていないPCもあれば、複数枚搭載されているPCもあります。

GPU

GPUは映像の処理を行う装置で、ビデオカードとかグラフィックボード(グラボ)、VGAなどと言われることもあります。CPUが処理したデータを私たちが利用できるように映像化し、モニタに映し出してくれる装置です。

グラフィックボード。
GPUの画像

GPU単体でパーツになっているもの(グラフィックボード)と、パソコン内のマザーボード(基盤)にもともとついているもの(オンボード)があります。グラフィック機能を備えたCPUもあるため、ゲーム用をうたっていないPCの場合は、搭載されていないことも多いです。

HDD

HDD(ハードディスク)はアプリや様々なファイルを保存しておく装置で、本棚などに例えられることが多いです。容量が大きければ、それだけ多くの情報を保存しておくことができます。ゲーム機やテレビの録画機にも使われています。

Java

Javaはプログラミング言語の一つですが、ここではJavaで作られたプログラムが動くための動作環境のことを意味しています。マインクラフトはJavaで作られているので、JavaをインストールしていないPC(Javaの動作環境が無いPC)ではプレイすることができません。Javaのインストールはインターネットを通じて無料で行えます。

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PCに搭載されているパーツの調べ方

自分が使っているPCに、どのパーツが搭載されているかは、次のようにして調べることができます。(Windows7での手順です)

1.スタートボタンをクリック
スタートボタン

2.「コンピュータ」を右クリックし、「プロパティ」を選択。
コンピュータを右クリックして表示されるメニュー

3.開いた「システム」の画面で、「プロセッサ」と「実装メモリ」の数値を確認。
システムの画面

「プロセッサ」には搭載されているCPUが、「実装メモリ」は搭載されているメモリの容量が表示されています。

4.システムの画面左上の、「デバイスマネージャー」をクリック。
デバイスマネージャーの表示

5.「ディスプレイアダプター」をクリックし、GPUの種類を確認。
ディスプレイアダプターの表示

これらの項目を確認することで、持っているPCが必要スペックを満たしているのか、確認することができます。

※実際に動くかどうかは、DEMO版をインストールして確かめることができます。

Youtube動画を見てマイクラに興味を持ったものの、購入を躊躇していた私。その理由はPCが古くスペックもかなり低いというものでした。このしょぼいPCで、はたしてマイクラが動くのか

PC購入の際のチェック方法

もし、持っているPCが必要スペックを満たしておらず、DEMO版をインストールしても快適に動かなかった場合は、新しいPCの購入を考えましょう。PCを購入する際も、CPU、GPU、RAMの3点を注意深く見ていきます。

RAMの容量

RAM(メモリと記載されていることが多い)は、8ギガあると安心。少なくとも4ギガはあったほうがいいと思います。2ギガのPCもありますが、マインクラフトで1ギガ使うとすると、余裕がほとんどなくなってしまいます。

CPUの性能

CPUはインテル社のものだと、Core i7、Core i5、Core i3などのシリーズがあります。また、それぞれで、「Core i3-560」「Core i3-2130」などのように三桁ないし四桁の数字がついていて、先頭の数字が大きい物ほど世代が新しく(Core i3-2130よりもCore i3-4370のほうが新しい)、○GHzの○の数字が大きいほど高性能です。

PCの販売ページでCPUの種類が記載されていると思うので、どのCPUが搭載されているかをチェックしましょう。そのCPUが、推奨スペックを満たしているか確認するためには、次のサイトを利用すると便利です。

PassMark Software – CPU Benchmark Charts

上記は、CPUの性能を比較することができるサイトです。

下画像のように、グラフで性能を比較することができます。数字が大きいほど高性能です。
CPU Benchmark Chartsのグラフ

「High End CPU Chart」「High to Mid Range CPU Chart」「Low to Mid Range CPU Chart」「Low End CPU Chart」の4つがあります。ハイエンドが最も高性能で、ロウエンドが最も性能が低いです。

これらのページの中で、搭載されているCPU名を探してみましょう。購入予定のパソコンについているCPUの型番をチェックして、CPU Benchmark Chartsで検索(Ctrlキー+Fキーでページ内検索ができます)。ノートパソコンの場合は「Laptop CPUs」というページで探せます。

マインクラフトの推奨CPUであるCore i3は、「High to Mid Range CPU Chart」のページ内でのスコアが2588なので(Core i3-530)、このスコアより高ければ推奨スペックを満たしていて、低ければ満たしていないということになりそうです。

GPUのチェック

GPUはオンボードのものも使えますが、グラフィックボードがついているパソコンを選んだほうが無難です。パソコンにグラフィックボードが付いているかどうかを、忘れずに確認しましょう。

グラフィックボードにはNVIDIA製のGeForceとAMD製のRadeonというものがあり、それぞれで様々なシリーズがあります。こちらも、CPUと同じように次のページでスコアを比較することができます。

PassMark Software – Video Card (GPU) Benchmark Charts

「High to Mid Range Video Card Chart」のページを見ると、必要スペックのGeForce 9600 GTのスコアは750です。推奨はGeForce 2xxシリーズで、「High End Video Card Chart」内のGeForce GTX 295のスコアが1037。GeForce GTX260のスコアが1119、GeForce GTX 280のスコアが1196です。スコア1000~1200あたりが一つの目安になると思います。このスコアより高いスコアのGPUであれば、OKです。

ただ、GPUはケチらずにいいものにしておいたほうが、あとあと後悔せずにすむかもしれません。MODを入れたりするときは当然もっと高性能なビデオカードが必要になりますし、MODを入れないにしてもGPUに余力があれば負荷の高い設定でもプレイできたりしますから、予算が許すなら一つランクを上げておいたほうがいいでしょう。

それぞれのバランス

CPUがめちゃくちゃ高性能でもGPUの性能が低いと快適にプレイできず、逆にGPUだけが高性能でもCPUがダメだと快適にはなりません。WikiにもCPUとRAMとGPUのバランスが重要だという記載があるので、安いからといってメモリが2ギガしかないパソコンを買ったり、CPUやGPUが古いパソコンを買ったりしないほうがいいです。

また「ゲーム用」として売られていないパソコンは、グラフィックボードがついていないことも多いです。グラフィックボードが搭載されているかどうかをきちんと確認しつつ、搭載されているならその型番は推奨スペック以上の性能を持っているのかどうかを調べたほうがいいでしょう。

影MODを入れて遊びたいなら

影MODなど、MODを入れて遊びたいという場合は、Core i5とGeForce GTX 750あたりが快適プレイの目安になるようです。先ほどのサイトで言うとどちらもスコアは3200以上。もちろん入れるMODの種類や画面の大きさなどによって快適度が変わってくると思いますが、Core i5以上のCPU、GeForce GTX 750以上のGPUだと安心できそうです。

影MODを入れるとこうなります↓

一気にリアルな感じになりますね。雲は実物のように見えるし、雨雲も本物みたいです。夜のグロウストーンもめちゃくちゃキレイ。

ということで、推奨スペックと基準のスコアの確認でした。実際にインストールしてみないと快適に動くかどうかはハッキリと断言できないので、手元にPCがあるならDEMO版で試すのが確実です。新しくPCを購入する場合は、必ずしも新品のPCを買う必要はありません。コスパのいいPCを購入する方法を、下の記事で紹介しているので、参考にしてください。

ゲーミングパソコンを買うときの最大の問題点。それは、十数万円という価格です。なかには20~30万円するものもあり、もちろん高いもののほうが性能はいいのですが、気軽に購入できる金額で