ピストンとカボチャを使うと、レールを無限に増殖できてしまうという動画を見つけました。レールは作るときに鉄や金を大量に消費するので、素材が足りない時はこの方法を使って増殖してしまうといいかも。今回は、レール無限増殖のやり方を紹介します。(※バージョン1.11.1以降では使えません)
レール無限増殖の方法
動画はこちら。
かぼちゃの上にレールを設置した状態で、上からかぼちゃをピストンで押してアイテム化させると、なぜかレールが増えることを利用した増殖方法です。
必要なアイテム
必要なものはピストンとカボチャ、信号を発するためのスイッチ、そして増やしたいレールです。普通のレール、パワードレール、ディテクターレール、アクティベーターレールいずれのレールでも増殖は可能です。
左から、レール、パワードレール、ディテクターレール、アクティベーターレール。
パワードレールはクラフトに貴重な金インゴットを消費するので、今回の増殖にうってつけのレールです。
アイテムの設置方法
レールを増殖する装置の作り方は簡単です。
まず、地面にカボチャを設置して、その上に1マスあけて下向きにピストンを設置します。
上画像のピストンの上のかぼちゃは、ピストンを設置するための土台に使ったものなので、あとで取り除きます。
次に、ピストンの下のかぼちゃに、増殖させたいレールを置きます。
今回はパワードレールを設置しました。
最後に、スイッチのレバーを設置します。
上画像では、ピストンの横にブロックを置いて、そのブロックの側面にレバーを設置しています。ピストンの上に、直接レバーを設置してもOK。
これで準備は完了です。
増殖の方法
増殖させたいレールをカボチャの上に設置したら、スイッチをON。ピストンが伸びると、カボチャとカボチャの上に設置したレールがアイテム化します。さらに、設置したレールと同じレールが、なぜか地面に設置されています。
増殖したパワードレール。
レールがアイテム化する、または地面に張り付く。そのどちらかが起こるのはわかるのですが、両方同時に起こってしまいます。まさに「裏技」という感じのテクニック。もちろん、サバイバルでも使用可能です。
スイカでも同じことが可能
スイカもピストンで押されるとアイテム化するので、同じことができます。
ただカボチャと違って、再設置のためにかなり手間がかかります。普通にカボチャを使っておいたほうが楽です。
レール増殖装置
一つずつレールを増殖させていたのでは効率が悪いので、ピストンをたくさん並べて、一度に複数のレールを増殖できるような装置を作ってみました。
完成した装置は、こんな感じ。
ピストンによってアイテム化するカボチャとレール、そして地面に張り付くレールを水流で回収する装置です。カボチャとレールの再設置は手動ですが、地面に張り付いたレールをアイテム化させる手間を省くことができます。
レール増殖装置の作り方
増殖に使ったアイテムに加えて、レッドストーンとレッドストーントーチ、レッドストーンリピーター、水入りバケツを入れたディスペンサー、ホッパー、チェストを使います。手順は、次のとおり。
まず、横8、高さ3の壁を作ります。
水流が進む長さに合わせて、横を8ブロックにしてあります。8段目から地面を下げるとか、ディスペンサーの位置を高くするとか、工夫すればさらに長くすることもできます。
壁の1ブロック手前の、地面から3ブロック目に、下向きのピストンを並べます。
端っこに水流を発生させるためのディスペンサーを設置。
壁から1ブロックぶん外側の位置に設置します。このディスペンサーには、水入りバケツを入れておきます。
壁から1ブロックぶん隙間を開けて、手前にハーフブロックを設置します。
このハーフブロックは、水流が広がらないようにするためのものです。普通のブロックを設置してもいいですが、ハーフブロックにしておいたほうがカボチャとレールの再設置が、やりやすいように思います。
ディスペンサーとは反対側に、アイテム回収用のホッパーと、チェストを設置します。
下画像の位置に、ボタンを設置。装置のスイッチです。
壁の上面に、レッドストーンを敷いていきます。
このレッドストーンで、ピストンに信号を伝えます。
ディスペンサーの上と、その隣にブロックを設置します。
置いたブロックの上にレッドストーンを設置。
ここまで作ると、ボタンを押したときにピストンが伸びて、ディスペンサーから水流が発生するようになります。
水流をもう一度ディスペンサーに格納するには、再度レッドストーン信号を伝えなければいけないので、そのための回路を作っていきます。
ディスペンサーのすぐ隣、画像の位置(ブロックの下)にリピーターを設置します。
このリピーターは、ディスペンサーに向かって設置されています。遅延は最大です。
壁の裏側で、さらに6つリピーターを設置していきます。
上画像のリピーターはすべて、ディスペンサーの方向(画像左側)に信号が伝わるように設置されています。遅延は最大です。角の部分はリピーターが置けないので、レッドストーンを置いて先ほど設置したリピーターと接続しておきます。
下画像のように、レッドストーントーチとトーチを刺すブロック、レッドストーンを設置します。
リピーターがきちんと繋がっていれば、このレッドストーントーチを設置した時点でディスペンサーから水が流れ出ます。
先程設置したレッドストーントーチから、1ブロックあけて上にブロックを設置し、側面にレッドストーントーチを設置します。
リピーターの上に、ブロックを設置します。
さきほど設置したブロックの上にリピーターを設置し、レッドストーンで回路をつなげます。
上画像のリピーターは、レッドストーントーチ側に信号が伝わるように設置されています。遅延はすべて最大です。
これで、完成です。
ここまで作ってディスペンサーから水が出てしまっている場合は、ディスペンサーのすぐ隣に一時的にトーチを刺すなどして、水を格納しておきましょう。
レール増殖装置の使い方
ハーフブロックと壁との間にカボチャを設置して、その上に増殖させたいレールを設置していきます。
今回は、パワードレールを増殖させます。
ボタンを押すと、ピストンが伸びてカボチャとレールがアイテム化。
しばらくすると水流が流れてきて、地面に張り付いたレールを一気に剥がしてホッパーの位置に運んでくれます。
アイテムが流れきったあと、水は自動的に格納されます。
ハーフブロックの上に、レールが乗ることも多々ありますが、これはカボチャを再設置するときの移動で勝手に回収できます。
作る手間はかかりますが、地面のレールを一つ一つ破壊する必要がなくなるので、一気に楽になります。
追記:バージョン1.11.1以降使用不可に
バージョン1.11まではこの方法が使えていましたが、1.11.1以降は使えなくなってしまったようです。残念。
ピストンで押しても、パワードレールが下に移動するだけでアイテム化しません。
ズルはしちゃだめということですね。1.11.2からは金の装備や道具を精錬することで金塊が作れるようになったので、効率は良くないですが、それをパワードレールの材料の足しにするといいかもしれません。
古いバージョンでワールドを読み込んで、裏技を実行してから新しいバージョンに戻すということもできます。
→マイクラのバージョンダウンのやり方!古いバージョンも簡単にプレイできます
ただ、新しいバージョンで追加されたブロックなどは、古いバージョンに戻すと消えてしまったりするので、注意が必要です。
1.8.9まで使えていた方法
1.9以降のバージョンではできなくなっていますが、1.8.9までのバージョンであれば、次のような方法でパワードレールを簡単に増殖することができます。
パワードレール増殖装置
レッドストーンコンパレーターやレッドストーンリピーターを使ってクロック回路を作り、粘着ピストンをつなげてガチャガチャ動かしながら増やします。音がうるさいですが、上記の方法よりも早く、大量に増殖することが可能です。
※この方法はパワードレールのみで使用可能なようです。他のレールでやってみましたが、増えませんでした。
クロック回路と粘着ピストン、レールを下のような位置関係で設置します。
上画像の右の装置でもできましたが、失敗することも多かったので、左側の形で作ったほうが良いです。レッドストーンコンパレーター(減算モード)の奥にレバーが設置してあり、スイッチを入れると粘着ピストンがガチャガチャ動き出します。右側の粘着ピストンの前には1マス穴を掘っておき、増やしたいパワードレールは穴の手前の地面に設置します。
この位置に置きます。
パワードレールを置くと、粘着ピストンでパワードレールが引っ張られて穴の上に移動し、アイテム化します。そのアイテム化のときに、なぜか2つに増殖します。
増殖したパワードレール。
この装置のいいところは、増殖の速さです。あっという間にパワードレールを量産することができてしまいます。
ということで、レール無限増殖装置の作り方、使い方の紹介でした。最新バージョンでは残念ながら使えなくなってしまいましたが、こういう裏ワザ的なものがキライじゃなければ、昔のバージョンでぜひ挑戦してみてください。
今はレール無限装置作れますよ~
オロクラが作っていたレール無限増殖なら1、111以降でも使えますよ。
スライムブロック式なら無限増殖出来ますよ、YouTubeにもいっぱい載ってるはずです
スライムブロックとサンゴを使えば最新バージョンでも多分できます
なんにもできない