マイクラのミツバチの習性と繁殖方法、安全にハチミツを採取する方法を解説します。養蜂箱やハニカムなど、ミツバチ関連のアイテムの詳しい使い方も紹介。ぜひ拠点でミツバチを飼育を始めましょう!
ミツバチの生態
ミツバチはワールドに自然発生するMobです。花で採取した蜜を巣に持ち帰って集めています。
花で蜜を集めるミツバチ。
そっとしておけばプレイヤーの邪魔になることはありませんが、誤って敵対化させてしまうと周囲のミツバチと一緒に襲いかかってきます。特にハチミツを取るときは注意が必要です。
スポーンするバイオーム
ミツバチは平原、ヒマワリ平原などに自然生成される「ミツバチの巣」の近くに数匹でスポーンします。
自然生成されたミツバチの巣。クリエイティブモードでプレイヤーが設置した巣には、残念ながらスポーンしません。
ミツバチの巣はオークやシラカバの木の幹にくっつく形で生成されます。しかしその確率は平原やヒマワリ平原でも5%と非常に低く、実際に探してみてもなかなか見つかりません。
花の森は木が多いぶん見つかりやすい気がしますが、下画像のような大きな花の森バイオームでも見つからないことがあります。
花の森バイオームでは2%の確率でミツバチの巣が生成されます。森林、森のある丘陵、シラカバの森、巨大シラカバの森、シラカバの森の丘陵、巨大シラカバの丘陵でも、確率は0.2%となっていますがミツバチの巣が生成されることがあります。木500本につき1個・・めちゃくちゃレアです。
ミツバチの巣の生成
バージョン1.15.2から、条件を満たせばプレイヤーが植えた木にもミツバチの巣が生成されるようになりました。その条件というのは「苗木を中心に5×3×5の範囲が花の2ブロック以内にある」というもの。つまり花の近くで苗木を成長させれば、ミツバチの巣が生成される可能性があるということです。
検証で実際に生成されたミツバチの巣。
生成される確率は5%と低くなっていますが、遠くまで探しに行く手間がはぶける上に、本来ならミツバチの巣が生成されないバイオーム(例えば砂漠など)でも生成することができるので、砂漠に拠点を作っている場合などはチャレンジしてみるといいでしょう。
ミツバチの巣は以前のバージョンで読み込んだ場所には生成されないですが、なかったら自分で作ってしまえばOKです。
ミツバチの特性
ミツバチは明るくなると巣から出てきて、花を探して巣のまわりを飛び回ります。花を見つけると蜜を採取し、花粉をポロポロと落としながら巣へ帰ります。
蜜を吸ったミツバチ。花粉がついて少し見た目が変わっています。
蜜を持ち帰ったミツバチは、巣(養蜂箱)の中で一定時間過ごします。しばらくするとポッという音とともに巣箱の外に出てきて、その瞬間に巣の蜜レベルが1上昇。蜜レベルがMAXになると穴やフタからハチミツがあふれ、ガラス瓶での採取が可能になります。
夜や雨の日は巣に入ったまま出てきません。(下の画像は養蜂箱)
屋内に巣箱が置いてあったとしても雨の日は姿を見せてくれません。本当にいるのかどうか不安になりますが、晴れた日中にはまた出てきてくれます。
作物を成長させる
ミツバチが落とした花粉が作物に触れると、作物が1段階成長します。
花粉によって成長する作物。
ミツバチの巣(か養蜂箱)と花のあいだに畑を作っておけば、ミツバチが畑の上を飛んだときに作物を成長させてくれます。収穫までの時間を少しだけ短縮可能です。
毒針の一斉攻撃
ミツバチはプレイヤーに対して中立的なMobですが、プレイヤーがミツバチを攻撃したり巣を破壊したりすると敵対化します。
敵対化したミツバチは目が赤くなり、周りのミツバチも一緒に敵対化して襲いかかってきます。
ミツバチはおしりについている毒針で攻撃してきます。しかし一回でもプレイヤーを刺すと毒針を失い、その後は敵対化した状態でも攻撃してきません。そのまま50~60秒経過すると死んでしまいます。
繁殖方法
ミツバチは花を与えることで、他の動物と同じように繁殖することができます。与える花の種類はなんでもOKで、ウィザーローズも使えます。プレイヤーが花を持っているとミツバチのほうから近づいて来てくれるので、二匹のミツバチに与えてみましょう。
子供のミツバチは一回り小さいですが、花粉を落とすことや蜜を集める働きは大人と一緒です。
生まれた子供のミツバチは20分経過すると大きく成長します。花を与えれば成長までの時間を10%短縮することが可能。骨粉をまいて花を集めておくといいでしょう。また繁殖した親ミツバチは、5分経過すれば再び繁殖可能になります。
ハチミツを採取しよう
ミツバチの巣からはハチミツを採取することができますが、たった一つのミツバチの巣では、なかなかハチミツのストックが増えていきません。そこで活躍してくれるのが「養蜂箱(ようほうばこ)」です。養蜂箱はミツバチの巣と同じ働きを持つ、木材6つとハニカム3つでクラフト可能なアイテムです。養蜂箱を使って、より効率よくハチミツを集めていきましょう。
養蜂箱の作り方
養蜂箱を作るには「ハニカム」というアイテムが必要です。最初にミツバチの巣からハニカムを採取しましょう。
ハチミツがたまったミツバチの巣。ポタポタとしずくが落ちています。
ミツバチの巣にハチミツがたまると、上の画像のように巣にあいた穴がハチミツで満たされます。この状態でハサミを使うと、ハニカムが3つ手に入ります。
横一列に並べたハニカムを上下から木材で挟めば養蜂箱を作ることができます。
ハニカム4つからはハニカムブロックを作ることもできます。
ハニカムブロックは装飾用のブロックで、ハチの巣のような模様がついています。
養蜂箱の使い方
養蜂箱の機能はミツバチの巣とまったく同じです。ミツバチが飛んでいる場所に養蜂箱を設置しておくと、勝手に巣として利用してくれます。一つの養蜂箱には同時に3匹までミツバチが入ることができ、ミツバチが入った状態でシルクタッチの道具で破壊するとミツバチごとアイテムとして持ち運ぶこともできます。拠点の畑の近くなど、好きな場所に設置しておきましょう。
もしシルクタッチの道具を持っていなければ、花でおびき寄せてくればOKです。その場合、もともといた巣が近くにあるとそちらに戻ってしまうことがあるので、ブロックで区切られた空間にミツバチをおびき寄せるのがオススメです。
蜜レベルがMAXになった養蜂箱。
花粉をまとったミツバチが養蜂箱に出入りすると、蜜レベルが1上がります(出るときに上がる)。それが5回繰り返されると上の画像のように満タンになり、ハチミツが採取可能になります。
ガラス瓶を養蜂箱に向かって使えば、はちみつ入りの瓶を入手できます。もちろんハサミを使えばハニカムも採取可能です。
はちみつ入りの瓶は食料として使うことができるアイテムです。満腹度の回復量は6+隠し満腹度2.4。さらに解毒もしてくれます。
また、砂糖やハチミツブロックの材料にもなります。
- はちみつ入りの瓶×4 → ハチミツブロック
- はちみつ入りの瓶 → 砂糖×3
ハチミツブロックも面白いブロックなので、たくさん作ってストックしておきましょう。
敷き詰められたハチミツブロック。
ハチミツブロックは、スライムブロックのようにピストンで押されると周りのブロックも一緒に動かすことができるブロックです。粘着力があって上に乗るとダッシュやジャンプができません。
Mobはハチミツブロックを避けるように動きますが、全く上にのらないわけではないので注意しましょう。
他にプレイヤーへの経路がなければ、モンスターもハチミツブロックに乗ります。
焚き火を設置しよう
なんの対策もせずにハチミツやハニカムを取ると、ミツバチが敵対化してしまいます。それを防ぐことができるのが焚き火です。巣や養蜂箱の真下に焚き火を設置しておくことで、ミツバチをおとなしくすることができます。
養蜂箱の下、5マス以内に焚き火を設置すればOK。
焚き火と巣箱が6マス以上離れていたり、あいだに障害物があったりすると焚き火の効果が出せないので注意しましょう。
この記事を書いている時点では焚き火の一つ上のマスならブロックを置いても煙がすり抜けているので(Java版1.15)、例えば以下のように養蜂箱を2段重ねにしたり、間を空けて2つ設置することもできます。
重ねられた養蜂箱。この配置でもミツバチは敵対化しません。
空間を区切ろう
ハチミツを効率よく集めるためには、ミツバチが巣や養蜂箱から離れすぎないことが重要です。ミツバチを飼う空間はブロックで囲むなどしておきましょう。
ミツバチの移動範囲を養蜂箱の近くに制限しておけば、蜜をとったあとすぐに養蜂箱に入ってくれます。
またミツバチの巣や養蜂箱には同時に3匹までしかミツバチが入ることができませんが、3匹で集めるよりも6匹で集めたほうが若干早くハチミツがたまったので、より短時間でハチミツを集めたいときはミツバチをたくさん放っておくといいでしょう。
自動化
ハチミツやハニカムの採取はレッドストーン回路をつかって自動化することができます。材料が揃っているようなら、ぜひ自動装置を作っておきましょう。詳しい作り方は以下の記事で解説しているので読んでみてください。
ということで、ミツバチの生態とハチミツの入手方法の解説でした。ミツバチの巣さえ見つけられれば繁殖も簡単。ぜひハチの巣探しに出かけてみてください!
うまい(説明)
蜂欲しかったから確率低いけど頑張ってみたら出た!
役に立ちました!
統合版バージョン1.19では巣箱を2段重ね2マス離して置いても蜂が敵対します。
統合版の方は気をつけてください。