マイクラで本格的な冒険を始めるにあたって作っておきたいのが「拠点となる家」です。大きい家は後々作るとしても、プレイヤーがいつでも身を隠せる簡易的な仮拠点は早めに作っておいたほうが安心。この記事では、コンパクトで簡単に作れて実用性も高い仮拠点の作り方を紹介します。




便利な仮拠点の作り方

マイクラの家を検索してみると、とんでもない豪邸がたくさん出てきます。しかし生活に最低限必要な設備さえ揃っていれば、いきなり大きい家を作る必要ありません。というかベッドやかまどが置いてあれば家の形をしている必要もないのですが、さすがに雨ざらしではかわいそうということで、今回は屋根のついた小さめの建物を作っていきたいと思います。

豆腐ハウスの設計図

5×6の範囲に小屋を建てます。屋内のスペースは3×4という省スペース設計。少し窮屈な感じがしますが、広すぎないほうがチェスト・作業台・かまどにカーソルを合わせやすい(振り向くだけで移動することなく使える)ので、作業効率は高くなります。家は広ければいいというものでもないのです。

作る建物の設計図。
豆腐ハウスの設計図

上の設計図は左が建物を上から見た図で、右が横から見た図になっています。屋内の3×4のスペースに置くのはベッドのみ。作業台やかまど、チェストは壁に埋め込んでしまいます。よりコンパクトにすることも可能ですが、このくらいの広さを取っておいたほうがあとからチェストを中に置いたりできていいと思います。

外観は特に変わったところもなく、ただの直方体です。こういった形の家は「豆腐ハウス」と言われてからかわれることもありますが、仮の拠点なのでこれで十分。外見はイマイチかもしれませんが、狭い範囲ですべての設備が使えるので使い勝手はよく便利です。

作成手順

ここからは作成手順を画像を使って説明していきます。今回、建物の壁にはオークの木材を使いました。もちろん丸石や石を使ってもいいですが、木材のほうが温かみがあってより「家」っぽさが出るのではないかなと思います。「基地」っぽさを出したかったら、木材よりも丸石や石を使ったほうが良さそうですね。

建てる場所を決めます。画像ではわかりやすくするために地面をなめらかな石に変更しています。
建てる場所

壁を設置しながら、下画像のようにかまど・作業台・チェストを並べます。
かまど、作業台、チェストの位置

この拠点で設置するのは、アイテムを精錬するためのかまど×1、アイテムをクラフトするための作業台×1、アイテムを保管しておくためのラージチェスト×6、そしてベッドです。そのうちかまどと作業台とラージチェストは壁に埋め込む形で設置して、室内に空間を広く確保しています。

壁をさらに一段積み上げます。
2段目の壁

ラージチェストは、2ヶ所で3段ずつ設置します。すでに設置されたラージチェストの上面にカーソルを合わせ、シフトキーを押しながら右クリックでチェストの上にチェストが設置可能です。そのチェストの側面にカーソルを合わせてシフトキーを押しながらチェストを設置すれば、ラージチェストにすることができます。

壁をさらにもう一段(この段が屋根になります)。壁を設置していない場所が入り口です。
三段目の壁

先程設置した壁の内側に屋根となるブロックを設置します。ラージチェストの前2×2の範囲はあけておきましょう。
屋根の設置

さきほど開けておいた部分は、ハーフブロックで屋根を作ります。
ハーフブロックの屋根

ハーフブロックを使うことで0.5ブロック分の隙間ができ、家の中からでも3段目のチェストが使えるようになります。

ハーフブロックのレシピ。
ハーフブロックのレシピ

入り口にドアと松明を設置しましょう。
入り口のドアと松明

屋根にモンスターがわく可能性があるので、松明で湧き潰し。
屋根の松明

プレイヤーが建物の中にいるときは屋根にモンスターがスポーンすることはありませんが、プレイヤーがこの建物から少し離れた場所にいるときは、帰ってきたときにモンスターがスポーンしている可能性があります。屋根も忘れずに湧き潰ししておきましょう。

中にベッドを設置。画像には写っていないですが、松明も設置して明るくしておきましょう。
中のベッド

外出時はドアが自動で開くように、感圧板も設置しておきます。
感圧板

感圧板のレシピ。
感圧板のレシピ

ドアの外側にも感圧板を置けば、建物に入るときもドアを自動で開けることができます。しかし、ドアの感圧板はモンスターが踏む可能性も・・。面倒でも家に入るときはドアを手で開けて、外出時だけ自動ドアを使うようにしましょう。

実用性の高い豆腐ハウスの完成です。
完成した豆腐ハウス

裏から見ると、むき出しになっているチェストやかまど。
むき出しのチェストやかまど

裏にまわると、チェストやかまどが外からも見えてしまっています。見た目としてはマイナスポイントですが、「家の外からでも使うことができる」というメリットがあります。




仮拠点を作る場所

この仮拠点は、初期スポーン地点の近くで作ることをオススメします。初期スポーン地点の近くで作っておくことで、迷ったときはコンパスを頼りに戻ってくることができるからです。座標を見ながらプレイしているならあまり関係ないですが、座標見ない縛りでプレイしている場合は絶対に初期スポーン地点で作るようにしましょう。

村の近くも便利

今後村人と取引することを考えると、拠点は村の近くに作ったほうが便利です。しかし村人を増やしていくと処理がもたつくことがあるので、家は若干離れた場所に作るか、村の近くで作る場合は人を増やしすぎないように注意しましょう。この仮拠点くらいなら簡単に作れてしまうので、家とは別に村の近くにもアイテム倉庫として一個作っておくのもいいかもしれませんね。

しばらくの間は、仮拠点で食料や装備を揃えていきましょう。
畑とニワトリのフェンス

ということで、仮拠点の作り方の紹介でした。こんな物置小屋のような家でも、身を隠せる場所があれば安心して冒険を進めることができます。この記事を参考にして、ぜひあなたも自分なりの家を作ってみて下さい!