マインクラフトの世界では、周囲が暗闇に包まれるとモンスターがスポーンし始め、プレイヤーを見つけると襲い掛かってきます。装備が貧弱な状態で複数のモンスターに囲まれたら、一巻の終わり。暗くなったら早めにベッドで寝て、危険な夜をやり過ごしましょう。今回はベッドの作り方や染色方法、ベッドの性質と使い方を紹介したいと思います。
ベッドの作り方
ベッドはプレイヤーが寝ることで、一瞬で夜を朝にすることができる設置物です。夜間の活動は危険をともなうため、暗くなったらベッドで寝て、日中に活動するのが基本。活動拠点には、最低一つは設置しておくようにしましょう。
ベッドのレシピ。
ベッドは、木材と羊毛を使って作ることができます。羊毛は羊から手に入れるほか、クモがドロップする糸からもクラフトすることが可能(糸4つ→羊毛1つなので、ベッドを作るためには12個の糸が必要です)。羊毛の種類は同じである必要がありますが、木材の種類はバラバラでもかまいません。
色の染め方
バージョン1.12から、全16色のベッドを作ることができるようになりました(それまでは赤いベッドだけでした)。材料に色付きの羊毛を使うことで、羊毛と同じ色のベッドを作ることができます。
全16色のベッド。
また、白色のベッドは、染料を使うことで色を付けることができます。
PE版(統合版)では全ての色のベッドを染料で染めることができるようですが、PC版(Java Edition)では白色のベッドのみ染色が可能です。
羊が見つからない場合
ゲーム開始直後に羊を見つけられるかどうかで、その後の難易度が変わってくると言ってもいいほど、ベッドを早く作ることは重要です。しかし、どうしても羊が見つからない、という場合もあります。そんなときは、高い山に登って夜をやり過ごすか、下画像のような簡易的な避難場所を作って、上で夜をやり過ごすようにしましょう。
一時的な避難場所。
一晩やり過ごせば、周囲にクモが湧いているはずです。そのクモを倒すと、糸を入手することができます。数を集めるのが大変ですが、空腹に気をつけつつ糸を集めて、ベッドを作りましょう。日中のクモは、コチラが攻撃しない限りは襲ってこないので、同時に複数のクモに襲われることがなく、夜よりはずっと安全に戦えます。
ベッドの使い方
ベッドの設置には、プレイヤーが向いている方向に2ブロック分のスペースが必要です(不透過ブロックにのみ設置可能)。設置すると、プレイヤーから遠いほうが枕になるように設置されます。設置されたベッドにカーソルを合わせ、右クリックすると寝ることができます。
睡眠中の時間経過
夜ベッドに寝ると朝になった状態で目が覚めますが、寝ている間に長い時間が経過するわけではありません。そのため、「寝ている間に作物や木を育てる」とか「寝ている間に精錬を終わらせる」といったことは不可能です。
かまどにアイテムをセットして、おやすみ!
起きてすぐチェックしてみると、少し矢印は進んでいますが、精錬数に変わりはありませんでした。
ベッドは、「夜を一瞬で朝にする」ためのアイテムです。寝てから起きるまでには5秒かかりますが、それ以上に経過することはありません。
なお、ベッドに横になってから夜がリセットされて朝になるまでの間に、「ベッドから出る」ボタンを押すと、就寝をキャンセルして活動し続けることができます。
リスポーン地点の設定
ベッドで寝ることで、ゲームオーバーになったときに、ベッドの位置からリスポーンすることができるようになります。ベッドが複数設置してある場合は、最後に寝たベッドがリスポーン地点になります。
ベッドを作って寝ます。
クモにやられてリスポーンすると、
ベッドの近くに降り立ちました。
洞窟内に仮拠点を作り、ベッドを持ち込んで一度寝ておけば、万が一死んでしまってもすぐ近くでリスポーンできます。やられたときに飛び散ったアイテムを拾える確率も、高くすることができますね。(アイテムがマグマに落ちたらアウトですが)
ベッドが破壊された場合
最後に寝たベッドが破壊されてしまった場合、リスポーン地点は、初期スポーン地点(新規でゲームを始めたときにスポーンした場所)になります。以前、ベッドの位置を動かしたときに一度も寝ないままゲームオーバーになり、リスポーンしたら「ここどこ・・?」という状態になったことがあるので、ベッドを壊すときは注意が必要です(その時は座標をメモっておかなかったので、結局拠点に戻ることができませんでした。
また、ベッドの周囲がブロックで塞がれているときも、初期スポーン地点にリスポーンします。
周囲を塞がれたベッド。
この場合、リスポーン後にチャット欄を表示させると、「ベッドが存在しないか、あるいは塞がれています」と表示されます。どうやらベッドのすぐ隣のブロックに、プレイヤーが立つためのスペースが必要なようです。ベッドの周りをフェンスなどで囲む場合は、最低1マスぶんのスペースをベッドの隣にあけておくようにしましょう。
落下ダメージの軽減
バージョン1.12から、プレイヤーや他のMobがベッドの上に落下したときボヨンと弾み、落下ダメージが50%軽減されるようになりました。
面白いのが、落下中に真下のベッドにカーソルを合わせて右クリック連打していると寝ることができるという点。なぜか、その後起きたタイミングで落下ダメージを受け、しかも、そのとき受けるダメージは軽減されていないダメージ量になります。
ベッドで寝ることができない4つの原因
ベッドは、設置してあればいつでも寝れるわけではありません。次のような条件では、「眠ることができません」というメッセージが表示されます。
夜になっていない
ベッドに寝ることができるのは、夜の間だけです。マインクラフトの1日は24000ティックあり(1ティック=0.5秒)、日の出の始まりが0ティック、正午が6000ティック、真夜中が18000ティックというふうに時間が進んでいきます。そのうち、寝ることができるのは12541~23458ティックの間です。
12541ティックの太陽の位置と、時計の表示。(明るさの設定は「暗い」です)
例外として、天候が「雷雨」のときだけ、昼間の時間帯でも寝ることができます。
雷雨のときは周囲が夜のように暗くなり、ゾンビも燃えなくなります。
ベッドから遠い
ベッドをクリックする位置が遠すぎると、「ベッドから離れているため眠れません」というメッセージが出て、寝ることができません。
近づいてからクリックしましょう。
モンスターが近くにいる
ベッドから半径8ブロック以内で、垂直方向に5ブロック以内の位置にモンスターがいると、ベッドで寝ることができなくなっています。
「モンスターが近くにいるため眠れません」というメッセージが出ます。
周りを見渡してもモンスターが見つけられないときは、地下を疑いましょう。ベッドのすぐ下に空洞があって、そこにモンスターがいる場合があります。ベッドの周囲がある程度広い場合は、ベッドの位置を移動すれば寝ることができる場合もあります。
プレイヤーのステータス異常
プレイヤーが燃えていたり、毒状態であったりすると、寝ることができません。
毒状態でも横になることはできますが、ダメージを受けた瞬間に強制的に起こされてしまいます。
ステータス異常が回復してから、寝るようにしましょう。
ネザーやジ・エンドでの使用
一度寝ておくだけでベッドからリスポーンできるのであれば、ゲームオーバーのリスクが高いネザーやジ・エンドでも、仮拠点を作っておけばかなり便利!と思ってしまいそうですが、実はネザーやジ・エンドではベッドを使用することができません。
設置して右クリックしてみると・・・
爆発します。しかもすさまじい威力。
面白くて何度も試していたら、一面焼け野原に。地面がネザーラックなので、この火は永遠に燃え続けます。
この爆発によって直接ダメージは受けませんが、上空にふっとばされれば落下ダメージを受けます。また、炎が燃え移れば火が消えるまでダメージを受け続けます。
ベッドで寝ようとして爆発したあとにゲームオーバーになった場合は、その前に寝ていたベッドの近くでリスポーンすることができました。
ということで、ベッドの作り方とベッドの性質の紹介でした。タイミングよく寝ることができれば、モンスターとほとんど出会わず作業し続けることもできます。長時間作業するときは、すぐ近くに設置しておくと便利です!
こんにちは
ベッドが爆発したダメージでゲームオーバーになったときのメッセージは、「〇〇はゲームの仕様に殺された」