マイクラはアイテムを全く持たない状態でワールドにスポーンするので、食料も自分で集めなければいけません。今回はゲームスタート直後の食糧問題を解決する3つの方法を紹介します。




食料確保の3つの方法

木を切ったり石を破壊したりしていると、徐々に満腹度(肉マークのゲージ)が減ってきます。

満腹度ゲージ。
満腹度ゲージ

サバイバルモードでは減った満腹度を回復させる方法はただ一つ。食料を食べることです。序盤の食料は、次の3つの方法で確保しましょう。

  • 動物を倒して肉を手に入れる
  • オークの木でリンゴを入手する
  • 村の畑から作物を入手する

いずれの方法もモンスターとの戦闘をすることなく、簡単に食料を手に入れることができる方法です。順番に詳しく解説していきます。

動物を倒して肉を手に入れる

ウシ、ブタ、ニワトリ、ヒツジ、ウサギは、倒すと肉をドロップします。ドロップした肉は生のままでも食料として食べることができ、またかまどで焼いてから食べれば満腹度をかなり多く回復することができます。

動物の肉の中では、特にウシとブタの肉が満腹度の回復量が多く食料に向いています。ただ、何も考えずに倒していると近くのウシやブタが全滅してしまうので、繁殖させて増やしてから倒すようにしましょう。

ウシは小麦、ブタはニンジンで繁殖できます。
ニンジンによってきたブタ

個人的には、ニワトリがドロップする鶏肉がオススメです。鶏肉はウシやブタの肉に次いで満腹度の回復量が多く、入手も簡単です(初期スポーン地点の近くでも複数体のニワトリを発見できることが多い)。ニワトリが産む卵を回収してブロックにぶつければ、ヒナを孵化させて増やすこともできます。

ニワトリとニワトリの産んだ卵。
ニワトリとニワトリが産んだ卵

卵だけでニワトリを増やすのは効率が悪すぎるので実際は繁殖をしなければいけませんが、ニワトリの繁殖に必要な「種」は周囲の草を刈り取ればドロップするので集めるのも簡単です。1匹しかいなかったとしてもその1匹が産んだ卵からヒナを孵化させれば繁殖を始められるので、ウシやブタのように遠くから餌でおびき寄せてくる必要もありません。

ひな鳥が大人になるには現実世界の時間で20分かかりますが、種をたくさんあげると成長までの時間を短縮することができます。

オークの木からリンゴを手に入れる

近くに動物が見あたらない場合は、斧を使ってオークの木を切ってみましょう。葉が消滅するとき、たまにリンゴがドロップします。

オークの木からドロップしたリンゴ。
オークの木からドロップしたリンゴ

葉からリンゴがドロップする確率は200分の1です。メインの食料とするには少し厳しいですが、次の食料を見つけるまでのつなぎの食料としては十分使えます。森林が近くにあるようなら、道具用の木材を集めつつリンゴも回収するようにしましょう。

葉を直接なぐって破壊してもドロップしますが、幹につながっていない葉は時間の経過とともに勝手に消滅していくので、わざわざ壊さずしばらく放置しておいたほうがムダに満腹度が減らなくて効率的です。

葉からドロップする苗木は、地面に植えておくだけで木に成長してくれます。切ってばかりだとすぐに木がなくなってしまうので苗木を回収し、植林もしながら伐採するといいです。

村の畑から作物を手に入れる

近くで村を発見できたら、食料への不安はかなり軽減されます。なぜならほとんどの村には畑があり、小麦やニンジン、ジャガイモ、ビートルートといった作物が植えられているからです。

村の畑。茶色い服の村人は、この畑で農作業をします。
村の畑

村人が育てた作物を勝手にいただくのは少し気が引けますが、収穫したものを畑に植えれば増やすこともできるので遠慮なくいただいておきましょう。

作物の中で食料として優秀なのは、ニンジンとジャガイモです。ニンジンはそのまま食べるだけで満腹度が3(肉マーク1.5個)回復します。腹持ちはあまりよくないですが、遠出しなければ十分に使えるレベルです。

ジャガイモはそのまま食べると満腹度が1(肉マーク0.5個)しか回復しませんが、かまどで焼いてベイクドポテトにすることで、回復量を5(肉マーク2.5個)にまで増やすことができます。隠し満腹度も6ありメインの食料としても使えるレベルの回復量になので、肉が確保できないときは積極的に使っていきましょう。




長期的な食料の安定生産

長期的に食料を安定生産するためには、動物を繁殖させるか畑で作物を栽培する必要があります。それぞれのやり方を確認しておきましょう。

動物の繁殖

動物を繁殖させるには、近くにいる同じ種類の動物2匹にその動物が好きな餌をあげればOKです。対応する餌は以下のとおり。

ブタ ニンジン
ウシ 小麦
ヒツジ 小麦
ニワトリ
ウサギ ニンジン・タンポポ

餌を与えられた2匹の動物はハートのパーティクルを表示させて互いに近づき、2匹がくっつくとすぐに子供が生まれます(繁殖に成功すると経験値がドロップします)。生まれた子供が大人になるには20分かかるので、早めに繁殖をすませて他の作業をしながら成長を待ちましょう。

なんとタンポポで繁殖ができてしまうウサギ。
タンポポで繁殖可能なウサギ

数が少ないうちはなかなか増えていきませんが、10匹を超えたあたりからは増えるスピードがどんどん加速してくるはず。増えた分を倒すようにしていけば、頭数を減らさずに食料を確保していけます。

増えた動物は、フェンスで囲っておきましょう。
フェンスで囲まれたブタ

作物の栽培

クワと水があれば、作物を栽培することができます。近くで村が発見できたら村の畑で入手できるニンジンやジャガイモを、村が発見できない場合は草を破壊したときにドロップする「種」を植えて小麦を栽培しましょう。

クワのレシピ。
クワのレシピ

水辺の土ブロックや草ブロックをクワで耕す(右クリックする)と、作物を植えることができる「耕地」を作ることができます。あとは耕地に作物を植えればOK。放置しているだけで勝手に作物が育ってくれます。

収穫できるようになるには40~70分の時間がかかるので、リンゴを回収したり動物を繁殖させたりしながら成長を待ちましょう。

ゾンビの肉は使えるか

ゾンビを倒すと腐った肉がドロップします。腐った肉は食べると80%の確率で空腹状態になってしまいますが(30秒間)、満腹度を4(肉マーク2個)回復させることが可能です。

空腹状態のプレイヤー。肉マークのゲージが気持ち悪い色に変色します。
空腹状態のプレイヤー

空腹は、プレイヤーが行動したときの満腹度の消費を通常時よりも多く(早く)する状態異常です。しかし実はその場でじっとしているか、または歩いているだけなら満腹度はほとんど減りません。減ったとしても1。タイミングによっては全く減らないこともあります。

体力が減っているときは回復するために満腹度がどんどん消費されますが、体力が満タンになればじっとしている限りは大丈夫です。腐っている肉を食べるのは気持ちがいいものではないですが、他に食料がないときは身の回りの安全を確保した上で食べちゃいましょう。

満腹度システムの詳細については、以下の記事で詳しく解説しています。

ということで、スタート直後の食糧問題を解決する3つの方法の紹介でした。この3つの方法を組み合わせながら牧場や畑を作っていけば、早い段階で食料の安定供給ラインが確保されるはず。十分な食糧があれば心置きなく冒険をすることができると思うので、ぜひ試してみて下さい。




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