Java版マイクラの次期バージョンでは、司書から手に入るエンチャントの本がバイオームごとに限定されるようになる予定です。高ランクの本が出現しなくなるほか、一部の本は取引で手に入らなくなります。この記事では、バイオームごとの入手可能なエンチャントの本をまとめました。今後エンチャントの本はどうやって手に入れていけばいいのか、ぜひ参考にしてください。(バージョン1.12.2時点の情報です。実験的要素をONにすると適用されます)
司書のエンチャントの本の販売リスト
これまで、司書が売ってくれるエンチャントの本は、全エンチャント・全レベルの中からランダムに選ばれていました。しかし、1.20.2からは、以下のようになっています。
バイオーム | 達人 | 新米~熟練者 |
---|---|---|
砂漠の村 |
効率強化Ⅲ | 火炎耐性 |
棘の鎧 | ||
無限 | ||
平原の村 |
ダメージ軽減Ⅲ | パンチ |
アンデッド特効 | ||
虫特効 | ||
サバンナの村 |
ダメージ増加Ⅲ | ノックバック |
束縛の呪い | ||
範囲ダメージ増加(Java版のみ) | ||
雪原の村 |
シルクタッチ | 水中採掘 |
ドロップ増加 | ||
氷渡り | ||
タイガの村 |
幸運Ⅱ | 爆発耐性 |
火属性 | ||
フレイム | ||
ジャングルの村 |
耐久力Ⅱ | 落下耐性 |
飛び道具耐性 | ||
射撃ダメージ増加 | ||
沼地の村 |
修繕 | 水中歩行 |
水中呼吸 | ||
消滅の呪い |
達人のエンチャントの本は種類・レベルが固定
司書が売ってくれるエンチャントの本には達人枠1つと普通枠3つがあり、達人枠は決まったエンチャントが特定のレベルで100%出現します。たとえば、砂漠の村の司書が達人になれば必ず効率強化Ⅲを売ってくれるし、平原の村の司書が達人になれば必ずダメージ軽減Ⅲを売ってくれます。
修繕も沼地の司書から100%出るので、就職→離職を繰り返す司書ガチャ(リセマラ)をしなくても入手できます。ただ、価格はランダムなので、より安く売ってくれる司書がほしいなら、何人かの司書を達人まで育てることになります。
かなり手間がかかりますが、達人のエンチャント本に最高レベルが出現しないことを考えると、面倒くさくても安く売ってくれる司書を確保しておきたいです。
たとえば、サバンナの村の司書(達人)が売ってくれるのは、ダメージ増加Ⅲです。ダメージ増加Ⅴを作ろうと思ったら、4冊買わなければいけないことになります。これが、エメラルド40個とかいう価格になるとキツイ。エメラルド十数個で売ってくれる司書が出てくれると、買うのがかなり楽になります。
普通のエンチャントの本はランダム
司書は、達人になっていなくても最大3種類のエンチャントの本を売ってくれます。何冊持っているか、どのエンチャントが出てくるか、どのレベルで出てくるかはランダムです。達人の本と違って、最高レベルがでることもあります。
「全エンチャントからランダムに選ばれる」から「3種類の中からランダムに選ばれる」に変わったので、目当てのエンチャントが出現しやすくなったと言えます。その代わりに、取引には出てこなくなったエンチャントの本もいくつかあります。
取引では手に入らないエンチャント
釣竿、トライデント、クロスボウ用のエンチャントの本と、達人になると出現するエンチャントの高ランクは、司書との取引には出現しなくなっています。
取引に出現しないエンチャント一覧 | |
---|---|
アイテム | エンチャント |
釣竿 | 宝釣り、入れ食い |
トライデント | 水生特効、忠誠、激流、召雷 |
クロスボウ | 高速装填、貫通、拡散 |
達人の本 | 効率強化Ⅳ・Ⅴ、ダメージ軽減Ⅳ、ダメージ増加Ⅳ・Ⅴ、幸運Ⅲ、耐久力Ⅲ |
これらのエンチャントは、エンチャントテーブルで付与するか、チェストや釣りでエンチャントの本を手に入れるかする必要があります。
沼地の司書とジャングルの司書は自分で作る
沼地とジャングルには村が生成されないので、沼地・ジャングルの司書が持っているエンチャントの本がほしいときは、自分で村人をスポーンさせる必要があります。村人をスポーンさせるには、次の2つの手段があります。
- 他のバイオームから村人を連れてきて繁殖する
- 沼地やジャングルでスポーンした村人ゾンビを治療する
Java版だと村人ゾンビがなかなかスポーンしてくれなかったので、村人を連れてくるほうが早いです。最低2人連れてくれば、食料とベッドを用意するだけで沼地・ジャングルの村人をスポーンさせることができます。
村人の運び方
村人はリードをつなげて連れてくることはできないので、基本的にはトロッコで運ぶことになります。ただ、村人に向かってトロッコをおしつけても、なかなか乗ってくれません。そこで、次のような装置を使います。
村人が集まる場所に、トロッコがグルグル回るようにレールを敷きます。このレールの上でトロッコを動かしておくと、近くに村人がきたときに面白いほど簡単に村人が乗ってくれます。レバーでレールを切り替えられるようにしておき、その先のレールを目的地の沼地やジャングルまでつなげればOK。ただ、距離が長いとレールもたくさん必要で、建築にも時間がかかります。
沼地・ジャングルの村人をスポーンさせる
村人を連れてくることができたら、繁殖させましょう。2人の村人にパンを3つ以上、またはニンジン・ジャガイモ・ビートルートを12個以上もたせ、ベッドを3つ以上おくと(近くに誰にも紐づいていないベッドがあると)子供がスポーンします。
統合版では新しく生まれた村人がそのバイオームの村人になります。Java版では親の外見が受け継がれることもあるので、いきなり沼地やジャングルの村人がスポーンするとは限りません。出なかったら、何度か繁殖を繰り返しましょう。
ゾンビ治療の割引バグも修正されています
村人は村人ゾンビから治療されたときに取引を割引してくれます。これまでのバージョンにはゾンビ化 → 治療を繰り返すことで割引が重複して適用されるというバグがあり、エンチャントの本もエメラルド1個で手に入れることができていたのですが、これが修正されています。現状では、割引は初回の治療分のみ適用されます。
ということで、司書との取引で買うことができるエンチャントの本まとめでした。現状、賛否両論あるというか、否の意見がよく目につく感じですが、以前のバージョンよりも「サバイバル感」は強くなりそうだなという感想です。スナップショットの段階なので、実装されるかどうかはまだわかりませんが、今のうちにトライデントや釣竿のエンチャントの本をもつ司書を確保しておくといった準備はしておいてもいいかもしれませんね。
欲しいエンチャントが手に入りやすくなったんですね