統合版マイクラ(Switch、Windows11、スマホなど)だと、以前のバージョンではゾンビから変化したドラウンドもトライデントをドロップしていました。そこでこの記事では、ゾンビスポナーを使ったドラウンドトラップを紹介しています。現在のバージョンではゾンビから変化したドラウンドはトライデントをドロップしませんが、オウムガイの殻集めには使えます。ぜひ参考にしてください。
※トライデント集めに、以下のトラップが活用できます。
スポナー式ドラウンドトラップの概要
スポナー式ドラウンドトラップは、ゾンビスポナーでスポーンしたゾンビを一定時間水没させ、ドラウンドに変化させてから落下ダメージを与えて処理するトラップです。落下ダメージを与えてから処理するまでの構造はゾンビトラップとほとんど同じですが、そこにゾンビを水没させるための設備が加えられています。
仕組み
スポナー式ドラウンドトラップは、下の画像のような建築物です。
スポナー式ドラウンドトラップの全体像。
レッドストーン回路を使わずにトラップを作りたかったので、水没用エレベーターを設置しました。スポナーからスポーンしたゾンビを水流で集め、1つ目のバブルエレベーター(水泡エレベーター)に運びます。このエレベーターはゾンビを水没させるためのエレベーターで、エレベーターから降りてくる頃にはゾンビは震えています(ドラウンド化のスイッチが入っている)。
ドラウンド化するゾンビ。
地面に到着したあたりで、ゾンビはドラウンド化します。ドラウンドは2つ目のバブルエレベーターで持ち上げ、落下ダメージを与えてから処理します。落下ダメージを与えたあとのゾンビをドラウンド化すると体力が回復してしまうようなので、先にドラウンド化させてから落下ダメージを与えるような形になっています。
設計図
※下の設計図では1つ目のエレベーターを66ブロックの高さで作っていますが、バージョン1.9アップデートで水中でのゾンビの落下が速くなってしまったため、バージョン1.9以降は100ブロック程度の高さが必要です。
スポナー式ドラウンドトラップの設計図。
水没用のエレベーターが追加されただけで、構造はゾンビトラップとほとんど同じです。ゾンビトラップは以下の記事で詳しく解説しています。建設方法なども同じなので、合わせて読んでおいてください。
水路
スポナーでスポーンしたゾンビは、スポーン部屋の床の水流(設計図には書かれていません)と水路によって、1つ目のエレベーターに運ばれます。ゾンビトラップではチキンジョッキーを振り分ける設備を作っていましたが、BE版の場合はスポナーからチキンジョッキーがスポーンしないようなので省略しています。
エレベーターの手前でゾンビが数体たまってしまうことがあるので、エレベーターの入口をスポナーから離してあります。BE版の場合はスポナーを中心に17×9×17の範囲に6体以上のゾンビがいるとスポナーからゾンビが湧かなくなりますが(Java Editionは9×9×9の範囲)、これだけの水路の長さがあればエレベーターの前で1、2体詰まったとしてもスポーン制限に引っかかりません。
水没用エレベーター
1つ目のエレベーターは、ゾンビが降りてくる場所も水で満たされています。この中を通ってくる間に、ゾンビがドラウンド化するだけの水没時間が経過します。
ゾンビの頭が水から出てしまうと水没時間がリセットされてしまうので、エレベーターの上部は頭が水に浸かるように設計されています。そのかわり、子供ゾンビが水から出てしまうことがたまにありますが、数は多くないので気にしなくて大丈夫だと思います。
このエレベーターに必要な高さは66ブロック100~105ブロック分です(バージョン1.9で水中でのゾンビの落下が速くなったため100ブロック程度の高さが必要になりました)。下降途中でゾンビが震えだし、下にたどりついてから少ししてドラウンド化します。
エレベーター接続部分
下まで降りてきたゾンビは、そのままの水流によって2つ目のエレベーターまで運ばれます。ほとんどの場合エレベーターの直前あたりでドラウンド化するので、地面にはホッパーを設置してドラウンド化したときにドロップするアイテムを回収できるようにしました。ドラウンド化が多少早まっても、だいたいはこのホッパーでアイテムを回収可能です。ドラウンド化が遅れた場合も、落下地点のホッパーでアイテムを回収できます。
落下トラップ
2つ目のエレベーターは、ゾンビトラップと同じように落下ダメージを与えるためのバブルエレベーターです。22ブロックの高さからドラウンドを落とし、剣で攻撃したときに一撃で倒せる状態にして集めます。
設計図ではスポーン部屋、1つ目のエレベーター、2つ目のエレベーターが同じ方向に描かれていますが、実際に作るときは2つ目のエレベーターを作る方向を変えて、スポーン部屋から待機場所が離れすぎないようにしています。
スポナー式ドラウンドトラップの作り方
ここからは、実際の建築手順を解説していきます。地下のゾンビスポナーを使ってトラップを作ることを想定していて、数が数えやすいよう周囲のブロックを鉄ブロックに変えた状態での建築です。
スポーン部屋の整備
スポナーの周囲を掘って、9×5×9の部屋を作ります。
上画像の金ブロックは、高さがわかりやすいように設置しているものです。実際は設置せず、スポーンブロックの上下には2ブロック分の空間を開けておきます。
9×5×9部屋の、隅1列を水路にします。
この水路は1つ目のバブルエレベーターにゾンビを運ぶための水路です。スポーン部屋の床に流される水によってゾンビがこの水路に落ち、バブルエレベーター方向へ運ばれます。設計図どおり作ると水路には15ブロックの長さが必要になるので、途中で水流が延長されるように水路の始点から8ブロック目で段差をつけています。
水没用エレベーター
水路の先には、壁に看板2枚と、地面にソウルサンドを設置します。
ソウルサンドの上は水で満たすので、看板でその水が流れ出てこないようにせき止めます。水路によって流されてきたゾンビはこの看板の前まで運ばれてきて、後ろからきたゾンビに押されて最初のエレベーターに入っていきます。
ソウルサンドの上にゾンビが上昇するための穴を掘り、看板の上にはフェンスを設置していきます。
フェンス部分は普通のブロックのままでもいいですが、フェンスにすることでゾンビがバブルエレベーターで持ち上がりやすくなります。
地上に露出したバブルエレベーターの上部。
1つ目のエレベーターには100ブロック程度の高さが必要なので、上部は地上に出てしまうと思います。水路で運ばれるゾンビが燃えてしまわないように、フェンスの上には光を遮るブロックを設置しておきましょう。BE版のハーフブロックは光を通すようなので、他のブロックを使う必要があります。
エレベーター上部で設置する看板の位置は、左右の穴の間(一段目)でゾンビトラップのときとは異なっています。この位置に看板を設置しておくことで、ゾンビの頭部で水が流れるようになり、ゾンビを水没させたまま下降用の穴に移動させることができます。
エレベーター接続部分
1つ目のエレベーターから2つ目のエレベーターへは、スポーン部屋の水路とは90度方向を変えています。こうすることで、待機場所がスポナーから離れすぎないようにしてあります(プレイヤーがスポナーから離れすぎると、スポナーからゾンビが湧かなくなります)。
1つ目のエレベーターと2つ目のエレベーターの接続部分は、下画像のように作ります。
画像の矢印が表しているのは水流です。1つ目のエレベーターから降りてくる水流が、そのままゾンビを2つ目のエレベーター方向へ運んでくれます。2つ目のエレベーター直前の看板の下にはホッパーを設置し、ちょうどこのあたりでドラウンド化するゾンビのドロップアイテムを回収できるようにしておきます。ここのチェストはすぐにいっぱいになってしまうので、複数のチェストをつなげるかこまめにアイテムを取り出すようにしましょう。
水を流すとこうなります。
落下用エレベーター
2つ目のエレベーターでは、22ブロックの高さからドラウンドを落として落下ダメージを与えます。ゾンビトラップで使用したエレベーターと全く同じ設備です。
2つ目のエレベーターの上部。
このエレベーター上部の看板は、穴の上に設置します。
落下地点の整備
落下地点の地面にはホッパーを設置しておき、ハーフブロックを使って0.5ブロック分の隙間を作ります。
子供のドラウンド(ゾンビ)が出てこないように、ハーフブロックを使って着地地点を塞ぎます。0.5ブロック分の隙間があるので、ここからたまったドラウンドを攻撃しましょう。
ホッパーに経験値オーブが引っかかることがありますが、近づけば回収可能です。もし気になるようなら、手前のハーフブロックを外してホッパーの上に設置するといいかもしれません(Java Editionならソウルサンドをホッパーのフタとして使えますが、BE版ではソウルサンドの上のアイテムは回収できないので使えません)。
水を流す
最後に、水を流せばトラップの完成です。
スポーン部屋の床に、水路とは反対側の壁際から水を流します。
水路にも水を流します。
1つ目のバブルエレベーターは、最上段から水を流します。
Java Editionではソウルサンドの上がすべて水源である必要がありましたが、BE版では水流でも泡が発生します。そのため、上画像の赤枠部分1箇所に水を設置するだけで全体に水がいきわたり、エレベーターを稼働させることができます。
2つ目のエレベーターの水流。こちらも1箇所にだけ水を設置すればOK。
これでトラップの完成です。
スポナー式ドラウンドトラップの効率
難易度をノーマルに戻してゾンビがスポーンすることを確認し、いったいどれだけのトライデントを回収できるのか30分間放置してみました。
たまっていくドラウンド。
30分放置しようと思ったんですが、20分弱放置した時点で確認したところ、すでにドラウンドがいっぱいになり窒息ダメージを受けていました。30分放置するなら、落下地点をもう少し広げておく必要がありそうです。
20分弱で入手できたアイテム。
落下場所をきちんと整備しておけば、Java Editionとは比較にならないくらい多くのトライデントが入手できそうです。オウムガイの殻もすぐにたまりそう。オウムガイの殻は落下ダメージでドラウンドを倒したときにもドロップするようなので、完全自動で集めることもできます。
入手できた装備品。
ドラウンド化するときにドロップする装備品もたくさん入手することができます。耐久値が減っていないものが手に入るというのがスゴイ。鉄のシャベルや鉄の剣が手に入るのも嬉しいですね。
ということで、BE版で使えるスポナー式ドラウンドトラップの作り方の紹介でした。掃いて捨てるほどのトライデントが入手できるので、武器として気兼ねなく使用することができるようになります。ぜひ建設に挑戦してみてください!
PS4でもちゃんと使えましたよ。
動作報告ありがとうございます!
いつも参考にさせていただいてます。
水流エレベーターの頂上で、フェンスと水の間にゾンビ等が溜まってしまい、うまくできません。
全く同じ作り方をしていないかいけないのでしょうか…なにか理由があれば教えてください!
私は、wiiuで遊んで居ますが、長いエレベーターだと、途中でパブルが切れて、上昇出来なかったので、短いエレベーター組み合わせる事で、解決しました。
ザクザクアイテム回収出来ると、楽しかったです。
スイッチ版で作りました。
おかげさまで上手く動きました。
すぐにドラウンドが溜まって嬉しいですね。
1.9.0のアップデートでゾンビの水中落下速度が上がってうまく機能しなくなってしまいました…
1つ目のエレベーターの高さを100~105ブロックにすると、同じように動かせそうです!
PS4版で、1つめのエレベーターの高さを105にしたのですが、
装備品が全くドロップしません。
100に変更した時に折り返し地点に装備品が1つあったため、そのあたりでドラウンド化しているのかと思います。
100に変更しても落ちませんでした。
エレベーターのフェンスの意味はあるんですか?
最近のアップデートでゾンビがドラウンドに変化する時間なのか仕様なのかが変わったのか、上手く機能しなくなりました。
最後の落下時にドラウンドになっておらず、ゾンビ状態で落下し、それから少ししてドラウンドになります。
BE(iOS)ですが、トライデントは落ちなくなったようです
あの、やったらバグります
PS4版はゾンビからドラウンドに変化するとき装備消滅しました
Switch統合版最新バージョン1.11.4で動作確認できました。
ただ最初100マスで作ったのですがゾンビが押し込まれる調子の良い時はドラウンド化する前に落下まで行ってしまうことが多く、改修して120マスほどに調整しました。この状態だと99%ぐらい落下前にドラウンド化するようになりました。
近くに要らない装備を溶かす設備と腐肉や革装備を捨てるゴミ箱を追加して運用しています。
120マスで建築しましたが、全体の半分はゾンビのままでした
BE(iPad)でプレイしています。
簡易XPファームのつもりでこれと同様なゾンビスポナーと水路を作っていますが、エレベータ無しでも足元の水路の水だけでドラウンド化するので、経験値と同時に金インゴットやトライデントが入手出来ています。
入手したトライデントを使ってドラウンドを処理するようにして無限サイクルさせています(笑)
それでもラージチェスト2つ分くらいはトライデントをキープしています。
今のバージョンじゃトライデント落とさないとかありますか?
ドラウンドにはなるんですけど1時間放置してもトライデント0本なんですけど
統合版ですが、一番上から水流してもエレベーターにはならなかったので昆布使いました。
今は水流だとダメみたいですね。
初めまして、コメント失礼します。
つい最近こちらを参考にドラウンドトラップを作ったのですが、上手く作動しませんでした…
第一段階でゾンビが上に運ばれていく所までは大丈夫なのですが、落ちてこず…一番上を確認しても詰まってるわけではないので、途中でデスポーンしているのかな、と思っています。
何回もこちらを参考にドラウンドトラップを作っているのですが、失敗したのは初めてで…
バージョン1.16.200だと仕様が変わってしまっているのでしょうか…?
もしよかったら教えてくださると嬉しいです。
ワールド設定から「シミュレーション距離」の値を最大にしてみて下さい
1.16からデスポーン範囲が変わったという情報もあるので、それが原因かもですね。
➀半径54マス超えたら強制デスポーン
➁半径32マス~54マスは1/800で消滅
自分はうねうね往復を増やして対応しましたが、ゾンビが水流に抗う工程が変更前より増えるので、結構効率は落ちました。
これってJavaでは使えないんですかね
統合版で作ってから気づいたけどデスポーンの仕様変わってて今このままだと機能しないのね…最初の上昇でデスポーンしちゃう
トライデントも落ちないし銅のためだけに存在するトラップだなぁこれ
やっぱりデスポーンして戻ってこないよね
マジそれな