マインクラフトでは「水」をうまく利用すると、トラップや装置などを効率化することができます。そして、水を持ち運ぶために使うのが、バケツです。ただバケツには、単純に水を運んでくるという使い方だけでなく、水中で息継ぎをしたり、草や農作物、レールなどを一気に取り除いたりという使い方もあります。今回は、バケツの作り方と上手な使い方を紹介したいと思います。




バケツの作り方

バケツ

バケツは、鉄インゴット3つから作ることができます。

バケツのレシピ

左右の列に一つずつ鉄インゴットを置いて、一段下の中央に鉄インゴットを配置するとバケツになります。バケツには耐久力が無いため、なくさないかぎりは一度作れば何度でも使うことができますが、一度に複数の水を運びたいときのために、いくつか作っておいたほうが便利です。

材料に使う鉄インゴットは、鉄鉱石をかまどで精錬することで手に入ります。近場の洞窟を探検して、鉄鉱石をゲットしておきましょう。

バケツの使い方

バケツは、「右クリック」で使うアイテムです。左クリックしてもバケツを持った手が殴る動作をするだけで、使用することはできません。

水のくみ方

水は、「水源」からくむことができます。水源にカーソルを合わせて、右クリックしてみましょう。

水源というのは、これ。水だけど流れていないブロックのことです。
水源

もし、くむことができなかった場合、水流にカーソルが合っていないか確認してみてください。水流からは、水をくむことができません。

下画像は、水流になっています。
水流

上画像の水流は、3ブロック分ある水のうち、左端が水源になっています。水が流れると、水源も流れているような見た目になるのですが、水源であることに変わりはないので、バケツでくむことができます。

右2ブロック分は、水源から水が流れ出している状態です。ここからは、バケツで水をくむことができません。

左端の水を汲むと、水が引いていきます。
水が引いていく様子

水源にカーソルがあっているかどうかは、ブロックにカーソルを合わせた時に表示される「枠」を見て確認するといいです。水源そのものには枠が表示されないのですが、水源の奥にあるブロックには表示されます。水源に隣接するブロックに枠が表示されていれば、水源を通り抜けてそのブロックが選択されているということなので、方向が合っているということです。

よーく見ると、水源の下の砂ブロックに枠が表示されています。
水源の下に表示される枠

この状態で右クリックすれば、枠が表示されているブロックの上にある水源が、バケツにくまれます。

水の流し方

バケツにくんだ水は、くむ時と同じように右クリックをすることで流すことができます。

穴に水を入れる

穴を掘って、
掘った穴

穴の中にカーソルを合わせて右クリックすると、水が入ります。
水で満たされた穴

バケツに入っていた水を穴などに流し入れると、バケツは再びカラになるので、もっと必要なら、もう一度くみに行かなければいけません。バケツが複数あると楽ですね。

地面で流す

穴に水を入れるだけでなく、地面にそのまま流すこともできます。

地面に水を流すと、水流が広がっていきます。
広がる水流

水入りバケツを持って右クリックをすると、カーソルが合っていたブロックの上に、水源が置かれます。置かれた水源からは水流が発生し、周囲に広がっていきます。まっ平らな場所だと水源を中心に水流が前後左右に広がりますが、近くに段差があると、段差のほうに優先的に流れるようです。水流を止めたい場合は、設置した水源をもう一度バケツでくめばOKです。

この水流は、地面に設置してある設置物を押し流してしまいます。

水が流れたあとは、草が一気になくなります。
草が水流で押し流された状態

例えば、レッドストーンやリピーター、松明などは、水流によって押し流されてしまいます(ブロックはOK)。草原の草を一気に取り除きたいときなんかは便利ですが、回路の近くで水を使う場合は注意したほうが良さそうです。

バケツにくめるもの

バケツには水の他に、溶岩やウシの乳をくむことができます。

水をくむと、水入りバケツになります。
水入りバケツ

水入りバケツをディスペンサーに格納すると、スイッチで水流のON・OFFを切り替えることができる装置が作れます。

溶岩をくむと、溶岩入りバケツになります。
溶岩入りバケツ

溶岩をバケツでくんできて水で冷やすと、任意の位置に黒曜石を設置することができます(溶岩が水と触れると黒曜石が生成される)。その性質を利用すれば、ダイヤのツルハシがない状態でもネザーゲートを作ることが可能です。

ウシの乳をくむと、牛乳になります。(ウシに向かって、バケツを右クリック)
牛乳

牛乳は、手に持って右クリックすると飲むことができ、食あたりや毒などを打ち消す効果があります。ただし、ポーションなどによるプラスのステータス効果も打ち消されてしまうので、使用するときは注意が必要です。




バケツの上手な使い方

バケツは水をくむだけでなく、様々な使いみちがあります。いくつか便利な使い方を、紹介したいと思います。

廃鉱のレールをアイテム化

廃鉱内にしかれているレールは、一つ一つ回収しているとなかなか面倒です。しかし、水入りバケツを持っていって水を流すことで、一気にアイテム化させることができます。ただし、廃坑は上下左右に入り組んでいることもあって、上手にやらないと下の階層の松明なども流してしまう可能性があるので、注意が必要です。

自分も流されるので、少しコツがいります。
廃鉱で水流を使った様子

溶岩の海を無効化

溶岩は水に触れると黒曜石に変わるという性質があるので、洞窟探検の時に水入りバケツを一つ持って行けば、マグマダイブしてしまう危険性を減らすことができます。

溶岩の手前で右クリックすると、水が流れて溶岩が黒曜石に変化します。
黒曜石に変化した溶岩

この状態なら、マグマダイブの危険性をかなり減らすことができます。
黒曜石の足場

溶岩に直接水をいれてしまうと下画像のようになってしまうので、溶岩の手前のブロックに流すのがポイント。
失敗例

落下ダメージのカット

落下したのが水の上であれば、どんなに高い位置から落下したとしても落下ダメージを受けません。そのため、水入りバケツを手に持った状態で高いところから飛び降り、着地寸前で真下に水を流すという方法で、落下ダメージを受けずに着地することも可能です。ただ、慣れていないと失敗する可能性が高いです。私も挑戦してみましたが、なかなか難しいです。

水中での息継ぎ

水中で、頭の高さにあるブロックにカーソルを合わせてバケツを使うと、一瞬だけ空気のポケットを作ることができ、息継ぎをすることができます。

頭の高さにある水が、一瞬だけなくなります。
空気のポケット

バケツに入った水を捨てなければいけないので、連続で使用するのが難しいですが、バケツをいくつか持っていけば、息継ぎをしながら水中を移動することも可能です。

ということで、バケツの作り方と便利な使い方の紹介でした。畑を作るときに必要になるので、初期に作ることになるアイテムですが、水を運ぶ以外にも使い方がいろいろあるので、ぜひ試してみてください!