サバイバルで普通に冒険していると、ほとんど使う機会のないファイヤーチャージ。ディスペンサーで発射するとMobにダメージを与えたり、火打石と打ち金の代替品として使ったりします。今回はファイヤーチャージの作り方と、ディスペンサーと組み合わせた仕掛けを紹介したいと思います。




ファイヤーチャージの作り方

ファイヤーチャージ

ファイヤーチャージは名前から想像できる通り、火をつけることができるアイテムです。

ファイヤーチャージのレシピ。
ファイヤーチャージの作り方

ファイヤーチャージは火薬と石炭、ブレイズパウダーで作ることができます。作業台への置き方は自由で、斜めにおいても、隣り合っていなくてもクラフト可能。2×2の範囲があればいいので、インベントリ内のクラフトスペースでも作ることができます。石炭の代わりに木炭を使用してもOKです。

ファイヤーチャージの使い方

火打石と打ち金と同じように使うことができ、ネザーゲートを起動することもできます。しかし、1個のファイヤーチャージでは1度しか火をつけることができないので、火をつけることが目的なのであれば、火打石と打ち金を使ったほうがいいです。

手に持って右クリックすると、シュボッという激しめの音が出て火がつきます。着火の音はカッコイイけど使いきり。
燃えるジャングルの木

ネザーゲートが消えてしまったときの救済手段

ネザーに行ったときに、なんらかの理由でネザーゲートが消えてしまった。火打石と打ち金も持っていない。そんなときに、ファイヤーチャージを使ってネザーゲートを再着火することができます。

石炭 → ウィザースケルトンがドロップします。
ブレイズパウダー → ブレイズがドロップします。
火薬 → ガストがドロップします。

ファイヤーチャージの材料は全て、ネザーのモンスターを倒すことで手に入れることができます。火打石と打ち金は忘れずに持っていきたいところですが、もし置いてきてしまって、かつガストにネザーゲートを消されてしまったら、材料をかき集めて帰還しましょう。ネザー要塞のチェストに火打石と打ち金が入っていることがあるので、そっちも探してみてください。




ディスペンサーで発射できる

ファイヤーチャージは、手に持って着火するだけでなく、ディスペンサーで発射することもできます。発射されたファイヤーチャージはガストの火の玉のような感じで飛んでいき、地面やブロックなどに触れた時に火をつけます。

飛ぶ方向は常に同じではなく、毎回上下左右にズレます。
ディスペンサーで発射されるファイヤーチャージ

完全にまっすぐ飛んで行くわけではないようで、すぐ近くに落ちる時もあれば遠くまで飛んで行く事もあり、その時によって飛んで行く方向はバラバラでした。

水や溶岩をすり抜ける

ファイヤーチャージは、水や溶岩をすり抜けて飛んでいきます。

こんな装置を作って実験してみました。
ファイヤーチャージの実験装置

ディスペンサーの前に水を流して、そこにファイヤーチャージを発射してみる実験です。

発射!
ファイヤーチャージが出す泡

ファイヤーチャージが水中を通過すると、ブクブクと泡を出しながら進んでいきます。水に濡れたからといってその後すぐに消えるわけではなく、火の玉の飛び方は普通に発射したときと同じ。溶岩でやってみても同じでした(溶岩の場合、ブクブクは見えない)。

溶岩の中から火の玉!
溶岩の中から突然出て来る火の玉

溶岩でディスペンサーを隠してしまえば、マグマの中からいきなり火の玉が飛んでくる仕掛けを作ることができます。

ブロックもすり抜ける

ディスペンサーの前にブロックがあるとき、発射されたファイヤーチャージはブロックをすり抜けて、ブロックのすぐ前に火をつけます。

ディスペンサーの前に石を設置。ボタンを押すと・・
前に石が置かれたディスペンサー

ファイヤーチャージが石をすり抜けて、石の前に火がつきます。
石の前で燃える炎

ディスペンサーが発射したファイヤーチャージが、少しゆっくりめにブロックの中を通過して、その後飛んでいかずに火がつきます。スイッチを押すと、急に目の前に炎が上がるトラップになりますね。

花火の材料に

花火の星を作るときに加えると、大玉の花火を作ることができます。

火薬と、染料と、ファイヤーチャージ。
大玉の花火の星の作り方

小玉。
小玉の花火

大玉。
大玉の花火

花火は大玉じゃないと、見栄えがしないですね。

ワイヤレスでレッドストーン信号を伝える

ファイヤーチャージで着火させると、ブロックアップデートが発生するので、オブザーバーやピストンで検知して信号を出すことができます。

オブザーバーに向かって、ファイヤーチャージを発射。
オブザーバーに向かって発射されるファイヤーチャージ

着火すると、ランプが点灯します。
着火によって点灯するランプ

矢や、雪玉ではレッドストーンランプをつけることはできませんが、ファイヤーチャージなら可能です。この仕組みを利用すれば、短距離であればワイヤレスでレッドストーン信号を伝えることができます(長距離だとズレるので不可)。ファイヤーチャージを定期的に補充しなければいけないのが面倒ですが、ワイヤレスってなんかカッコイイ。

いろいろなMobに向けて発射実験

せっかくなので、いろいろなMobに火の玉をぶつけて遊んでみました。

プレイヤーに向かって発射すると、当然ダメージを受けて火がつきます。
燃えるプレイヤー

ヒツジに発射。
燃える羊

ヒツジは着弾によるダメージと炎によるダメージで、一発当てるだけで倒すことができました。ニワトリは着弾のダメージだけで倒せて、ウシやブタは炎が消えるまで耐えることができていました(二発目のファイヤーチャージで倒せます)。

ゾンビやスケルトンも、何発か当てないと倒せません。
燃えるゾンビ

火の玉が飛んでいくのはかっこいいのですが、モンスターを倒すとなると、連射するなどの工夫が必要になりそうです。

ということで、ファイヤーチャージの使い方の紹介でした。あまり使ったことがなかったのですが、意外と使いみちはありますね。ワイヤレスでレッドストーン信号を伝える仕組みなんかは、どこかに組み込むと面白いなと思いました。気が向いたら、挑戦してみようと思います。