ウマだけではなく、実はブタにもサドルをつけることができます。ただ、ウマと違ってサドルをつけて乗っただけでは操縦することができず、ただブタが勝手気ままに動き回るだけになってしまいます。そこで使うのが、ニンジン付きの棒というアイテム。今回は、ニンジン付きの棒の作り方と使い方の紹介です。




ニンジン付きの棒の作り方

ニンジン付きの棒

ニンジン付きの棒は、ニンジンと釣竿で作ることができます。ニンジンは村の畑から、釣り竿は自分でクラフトするか、釣り人の村人に取引してもらいましょう。

作り方。
ニンジン付きの棒の作り方

作業台で、ニンジンが釣竿の斜め下にくるように配置します。ニンジンの位置がズレていると、作れないみたいです。

ニンジン + 釣竿なので「ニンジン付き釣竿」となりそうですが、なぜかニンジン付きの棒というアイテム名になっています。

ニンジン付き棒の使い方

ニンジン付きの棒は、サドルをつけたブタに乗った時に、手に持って使用します。

ブタにサドルをつけて乗りましょう。
ブタに乗ったプレイヤー

ブタに乗った状態でニンジン付きの棒を持つと、目の前にぶら下げられたニンジンを追いかけるように、ブタが前に進みだします。キーボードのWキーなどを押す必要はなく、マウスで進みたい方向にカーソルを動かすだけで、そちらに向かって進み続けます。ブタなので、移動速度はかなり遅いです。右クリックをするとブタが走ってくれますが、それでも遅い上に、耐久値も一気に減ってしまいます。

※以前のバージョンでは、ブタが少しずつニンジンを食べているという設定で、手に持っているだけでニンジン付きの棒の耐久値が徐々に減っていき、ニンジンがなくなるとただの釣竿になってしまっていましたが、最新のバージョンでは右クリックでスピードアップしなければ耐久値は減らなくなったみたいです。試してみましたが、普通に歩いていれば、いくら進み続けても減りませんでした。

周りのブタも寄ってきます。
寄ってくる周囲のブタ

ニンジン付きの棒を持ってブタを操縦していると、周囲のブタもニンジンにおびき寄せられてついてきます。遠くからブタを拠点まで連れてくるとき、ブタのペースで移動できていいかもしれません。

余談。昔のバージョンで試したりしていたら面白いことに。
小道ブロックに埋まる村人とモンスター

バージョン1.8.2に戻したら村の道を作っていた小道ブロックがスッポリとなくなってしまって、ブロックがなくなったところにはモンスターが湧きまくっていました。昼間なのに。そこから再び1.10.2に戻したらこんなことに。クリーパーに近づいたら普通に爆発しました。

オフハンドにも持つことができる

オフハンドにニンジン付きの棒を持っていれば、ブタを歩かせながらメインハンドの武器でモンスターに攻撃することができます。

オフハンドにニンジン付きの棒、メインハンドに剣。
オフハンドにニンジン付きの棒、メインハンドに剣

ブタは移動速度が遅いので、モンスターに追いかけられると逃げ切ることが難しいです。普通にブタから降りて体制を立て直してから戦えばいいのですが、どうしてもブタから降りたくないという場合は、メインハンドに剣を持って戦いながら移動しましょう。




エンチャントが可能

エンチャントテーブルを使ったエンチャントはできないのですが、エンチャントの本と金床を使えば、耐久力や修繕などのエンチャントをつけることができます。

贅沢に耐久力と修繕を付けた、ニンジン付きの棒。
エンチャントしたニンジン付きの棒

ニンジン付きの棒は作るのが簡単(材料のコストが低い)です。わざわざエンチャントの本を使用して、耐久力をつけるのはもったいないですね。

「ブタさんの飛ぶ頃に」を解除してみよう

「ブタさんの飛ぶ頃に」という実績を解除するために、ニンジン付きの棒が必要です。この実績は、ブタに乗った状態で崖から飛び降りると解除できますが、ただサドルをつけて乗っているだけでは、高いところからブタが飛び降りてくれません。ニンジン付きの棒で誘導して飛び降りる必要があります。

こんなものを作って飛び降りました。
飛び降りるための階段

飛び降りるのは、崖である必要はありません。高さ6ブロックくらいから飛び降りると解除されるので、自分でブロックを積み上げて飛び降りてみて下さい。

実績解除!
実績解除の瞬間

ブタにも体力があって、下のアイテム欄のすぐ上に表示されます。
ブタの体力バー

ダメージを受けて体力が無くなると、ブタは肉へと変わってしまいます。
肉へと変わるブタ

ブタが死ぬと、つけていたサドルはアイテム化します。忘れずに回収しておきましょう。

以上、ニンジン付きの棒の使い方でした。乗り物としてはあまり実用的ではないですが、ゆっくりトコトコと移動したい気分になったら、ニンジン付きの棒を手に取り、ブタに乗ってみるのもいいかもしれません。