廃坑にだけスポーンする、洞窟グモ(ケイブスパイダー)。毒を吐きかけて攻撃してくるので、同時に複数の洞窟グモと戦うことになると厳しいものがあります。今回は、洞窟グモの生態を明らかにして、洞窟グモスポナーを安全に制圧する方法を紹介したいと思います。




洞窟グモとは

洞窟グモは、廃坑の中にある洞窟グモのスポーンブロックからのみスポーンするモンスターです。普通のクモと違って見た目が少し青みがかっていて、体がクモよりひと回り小さくなっています。

洞窟グモの外見。
洞窟グモの外見

洞窟グモ
ID cave_spider
大きさ 長さ0.7、高さ0.5、幅0.7
体力 12 洞窟グモの体力
攻撃力 イージー 2 ハート1
ノーマル 2+毒 ハート1+毒
ハード 3+毒 ハート1.5+毒
ノーマル 7秒 ノーマルの毒ダメージ
ハード 15秒 ハードの毒ダメージ
スポーン 廃坑
ドロップ 糸 0~2、クモの目 0~2
経験値 5

体力や攻撃力は1でハート0.5個分で、毒の欄に表示されているハートの数は、毒で受けるダメージの総量を表しています。

大きさ

体長が0.7×0.5×0.7と、普通のクモよりも小さくなっています。(当たり判定があるのが0.7×0.5×0.7の大きさで、足も入れると見た目はもう少し大きい)

洞窟グモ(左)と普通のクモ(右)。
洞窟グモと普通のクモ

洞窟グモだけと戦っていると気づかないですが、上画像のように並べて比べると、洞窟グモのほうがかなり小さいことがわかります。高さが0.5ブロックなので、フェンスの上やハーフブロックの隙間などを、通り抜けることができてしまいます。

この隙間から出てきます。
ハーフブロックの隙間

洞窟グモの毒への対応

洞窟グモは普通のクモと同じように、プレイヤーを見つけると突進して飛びかかってきます。壁を登って移動することができるので、上から急に落ちてくることも。難易度イージー以上では、ダメージを与えるたびに毒のステータス異常も付与してきます。かなり遠めからでも攻撃があたるので、不用意に近づかないようにしましょう。

毒のダメージ

毒状態はノーマルで7秒、ハードで15秒続き、その間は1.5秒毎に1(ハート半個)のダメージを受け続けます。毒のダメージも合わせると、ノーマルの場合は一回攻撃を食らうとハート3つ分のダメージを受けることになります。

毒によるダメージで死ぬことはありませんが(体力が1(ハート半個)になると、それ以上ダメージを受けなくなる)、その後、通常攻撃を受ければ即ゲームオーバーになるので、同時に複数の洞窟クモと戦うことは避けたほうがいいです。

毒の中和

毒は牛乳を飲むことで解毒できますが、飲むのに時間がかかるので戦闘中に使うことは難しく、あまりあてにはできません(解毒できても、またすぐに毒を受けます)。牛乳はスタックもできないため、たくさん持っていくのも難しいです。結局、クモから離れたときでなければ使えないので、ただ離れて体力の回復を待っているだけでもそう変わりません。

毒攻撃の無効化

洞窟グモは弱化のスプラッシュポーションを投げられると、プレイヤーにダメージを与えられなくなります。

弱化のステータス効果を受けた洞窟グモ。グレーのぐるぐるが出ています。
弱った洞窟グモ

わざわざポーションをぶつける意味があるかはさておき、一応これで毒攻撃を無効化することができます。プレイヤーに突撃する動きをやめるわけではないので、近くにまとわりついてきて、弱化が切れた瞬間に毒をくらうので、油断は禁物です。




洞窟グモスポナーの攻略

洞窟グモスポナーの制圧は、廃坑の攻略に欠かすことができない作業です。廃坑をすみずみまでじっくり探索するためにも、スポーンブロックを見つけたら確実に制圧しておきましょう。以下の点に注意しながらプレイすれば、安全に洞窟グモスポナーを制圧することができるはずです。

クモの巣の処理

洞窟グモスポナーの周りには、クモの巣が大量に生成されます。坑道のすみにあるクモの巣とは明らかに量が違うので、そこに洞窟グモスポナーがあることは一目瞭然です。

このクモの巣の奥に、洞窟グモスポナーがあります。
洞窟グモスポナーのクモの巣

スポナーからクモを湧かせないためには、スポナーの周囲を湧き潰ししなければいけませんが、このクモの巣があるせいで、すぐには近づけません。万が一触れてしまうと身動きがとれなくなるので(クモはクモの巣を自由にすり抜けてきます)、全て取りのぞいておきましょう。

クモの巣にひっかかるエンダーマン。テレポートできなくなっています。
クモの巣にひっかかるエンダーマン

オススメのやり方は、地道に剣で一つずつ切っていくこと。少しずつ松明を置いて明るさを確保しながら、スポナーに近づいていけるので、安全に制圧することができます。クモは光から遠ざかるように動くので、奥のほうへ移動していってくれます。

剣の耐久値に注意

剣はクモの巣を素早く切ることができますが、1つのクモの巣をきると耐久値が2減少します。よく切れるからといって何も考えずにバサバサ切って、肝心の戦闘になったときに剣が壊れてしまうという事態にならないように注意しましょう。予備の剣が何本かあると安心。廃坑には木材も石もたくさんあるので、その場で石の剣を作ってもいいですね。

水流で一気に処理

剣で処理するのが面倒だったら、水や溶岩を流す方法も使えます。水であれば廃坑内にしかれているレールも同じようにアイテム化できるので、水入りバケツを一つ持っていくと便利かもしれません。

水流でクモの巣を流してしまえます。
水流でクモの巣をアイテム化

剣でクモの巣を処理するよりも圧倒的に楽ですが、周りに設置した松明まで流してしまうことがあるので、注意が必要です。高い位置は水での処理が難しいので、剣やハサミで処理していきましょう。

明るさによるクモの中立化

クモは日光の下や、明るさが12以上ある場所だと、中立化してプレイヤーを襲わなくなります(公式Wikiには「明るさ9以上で」と記載してありましたが、バージョン1.12.2で検証したところ、明るさ12以上で中立化しました)。洞窟グモも同じで、十分な明るさが確保されていれば、プレイヤーに襲い掛かってきません。

その点を考えても、クモの巣を剣で一つずつ切り、松明を置きながら少しずつスポナーに向かっていくやり方は、スポナーを制圧するのにとても有効です。周囲を明るく照らしてから、一匹ずつ倒していければ、同時に複数のクモとの戦闘を避けることができ、安全に攻略することができます。

ただ、明るい状態でも、プレイヤーが攻撃すれば敵対化する上に、クモが明るい場所から暗い場所に移動したときも敵対化して襲い掛かってくるので、くれぐれも油断はしないようにしましょう。

避難場所の確保

毒状態になってしまったときは、無理をせず目の前の洞窟グモを倒してからいったん引いて、体力の回復を待ちましょう。面倒でも、近くに避難場所を作っておくと安心です。

ちょっとした部屋を作って、避難場所に。
避難場所

毒を受けたら避難場所に逃げ込み、剣やツルハシや松明など、不足してきそうなアイテムを作りながら毒が抜けるのを待ちましょう。ダメージによって減少した体力を回復するために、食料もたくさん必要になるので、ステーキや焼き豚などもたくさん用意しておけるといいですね。

ということで、洞窟グモの詳細と、洞窟グモスポナーの制圧方法の紹介でした。毒を持っているのでやっかいなモンスターですが、上記のポイントをおさえて対応すれば、意外とあっさり制圧できるはず。試してみてください。