拠点の敷地を広げるために山を削らなければいけなくなり、手掘りが面倒臭すぎるのでTNTで爆破することを考えました。しかし、TNTを作るには火薬が必要で、山を吹き飛ばすくらいの数を揃えようと思ったら、かなりの量が必要になります。地道にクリーパー狩りをしていたら、どれだけ時間がかかるかわからない。もっと効率的に集めたい。ということで、トラップタワーを作りました。この記事ではトラップタワーの仕組みと、作り方を詳しく解説します。
※このトラップには改良版があります。
トラップタワーの基礎知識
今回作成するトラップタワーの全体像。
トラップタワー(TTと省略して書かれることもある)とは、モンスターを効率的に湧かせて短時間でより多くの経験値やアイテムを手に入れるための装置です。モンスターを湧かせるめの「湧き層」と、モンスターを倒すための「処理層」に分かれていて、ほとんどの場合、大規模な建造物になります。建築は大変ですが、一度作ってしまえば夜中に周囲を歩きまわってモンスター狩りをするよりも遥かに効率的に多くのモンスターを倒すことができ、ゾンビスポナーやスケルトンスポナーが無くても大量の経験値を得ることが可能になります。
モンスターの湧き条件
トラップタワーを作る前に、モンスターが発生する条件を確認しておきましょう。モンスターは、スポーン可能な範囲からランダム選ばれた場所が、次の4つの条件を満たしたときにスポーンします。
明るさレベル
スポーン位置の明るさレベルが7以下である必要があります。松明の明るさレベルは14。松明から7マス離れた位置が明るさレベル7です。
スポーン位置のブロック
スポーン位置の足元のブロックが、不透過ブロックまたは上付きハーフブロック、上付き階段である必要があります。ガラスなどの透過ブロック、下付きのハーフブロックの上にはスポーンできません。
スポーン位置の空間
明るさレベルが7以下で足元が不透過ブロックだったとしても、そこにモンスターが立てるだけの空間がなければスポーンしません。高さ1マス分の空間しかなければ、ゾンビなどは発生しません。
モンスター数の上限
周囲に存在できるモンスターの数には上限があり、シングルプレイではその数が79匹らしいです。80匹以上いる状態だと、それ以上はスポーンできなくなります。
湧き層ではこれらの条件を満たすことができるように、床を丸石などの不透過ブロックで作り、全体を壁で覆って中を暗闇にします。さらに、テレポートを使うエンダーマンがスポーンしないように高さを2マスに抑え、モンスターを処理する際に邪魔になるクモが発生しないように、ハーフブロックを置きます。
モンスターがスポーンする範囲
モンスターはプレイヤーから24マス以上離れていて、かつ128マス未満の距離にスポーンします。スポーンする場所はスポーン可能な範囲からランダムに選ばれますが、トラップタワーでは効率を高めるために湧き層にだけモンスターを発生させたいので、湧き層以外にはモンスターがスポーンしないように湧き潰しが必要になります。
しかし、プレイヤーが待機する場所から24マス以上128マス未満の範囲を、全て湧き潰しするとなるとかなり大変です。プレイヤーの待機地点が地表付近だとしたら、地表だけでなく地下の洞窟内や山の上も湧き潰ししなければいけないからです。その湧き潰しの手間をなくすために、トラップタワーは上空に作られることが多く、空高く作られたトラップタワーを天空トラップタワーと呼んだりします。
地面から128マス以上の高さに作られた待機場所。
地表から128マス以上離れた空中に待機場所を作れば、周囲にモンスターがスポーンできる地面がほぼなくなるので、湧き潰しをする必要がありません。また、スポーンできるのが湧き層だけになるので、トラップタワー内によりたくさんのモンスターが湧くようになり、効率が向上します。ただし、近くに山があったり、でこぼこした地形があったりすると128マスの範囲に入ってくる可能性があるので、建設する場所はできるだけ平らな地形の上空にしたほうがいいです。
実は128マス以上でもスポーンしている
厳密に言うと、128マス以上離れている位置はモンスターが全く湧かないというわけではなく、「スポーン自体はするものの直後にデスポーンする(消える)」というのが正しいようです。
地上から129マス目のブロックに立って地上を見下ろすと、モンスターと思われる黒い影が、出ては消えを繰り返しています。
このスポーン&デスポーンがあるとトラップタワーの効率が若干落ちる可能性があるため、建設は海の上でおこなったほうがいいとも言われています(下が海ならこの一瞬のスポーンも無くなる)。ただ、10分間でどれだけアイテムが手に入るかという実験で比較してみましたが、下が地面でも海でも、得られたアイテム数はあまり変わらなかったので気にしなくていいと思います。気になるようであれば、地上部分を湧き潰ししておけば、このスポーンをなくすことができます。
24-32方式経験値アイテム切り替えトラップ
今回作るトラップタワーは24-32方式と言われるもので、24-32という数字はプレイヤーからの距離を表しています。モンスターはプレイヤーから24-128マスの範囲にスポーンしますが、32マス以上離れたところにスポーンしたモンスターは、スポーン直後に少し動いたあとその場にとどまり動かなくなります。
動かないモンスターを処理するには、湧き層に水を流してモンスターを集めなければいけないので、少し複雑な仕掛けが必要になってしまいます。そこで、動きがより活発な24マスから32マスの範囲だけをターゲットにして、より簡単な構造でトラップを作っていきます。
設計図
設計図らしきものを作ってみました。
断面図。
設計図の内容は、次のとおり。
地面からの高さ
ネザーゲートが設置してある層の、太線が交わっているところを待機場所として、経験値獲得モードのときは、この位置でモンスターを倒します。
待機場所の高さは、地面から128マス離れています。地表からブロックを積み上げてきて、129個目のブロックが待機場所の床です。地面がデコボコしている場合は、もう少し高くしたほうがいいです。Y=256より高くなるとブロックが置けなくなるので、全体の高さがY=256より低く収まるように計算してみましょう。
待機場所への移動方法
ブロックを積み上げてきて、それぞれの層の高さになったら横に広げるという感じで建築していきます。その時、積み上げたブロックにハシゴを設置しておくと登り降りができていいのですが、高さが高さなのではしごで上まで登るのに結構な時間がかかってしまいます。
何度も登り降りしているとかなりの時間をロスしてしまうので、ネザーゲートを設置して移動するか、ボートエレベーターなどを使うといいと思います。
今回は、ネザーゲートを使って移動することを想定し、解説していきます。
落下処理の設備
このトラップタワーは経験値回収・アイテム回収切り替え式にしたいので、待機場所よりも13マス下に、モンスターを落下死させてアイテムを回収するための層を作ります。レバーで待機場所の床をズラして穴を開け、下の処理層に落としてモンスターを倒す。モンスターが落ちてくる場所にはホッパーを置き(設計図の黒いマス)、そのホッパーはドロッパーに繋げて、待機場所のチェスト(設計図の茶色いマス)にアイテムが移動するようにしています。
待機場所の床と、ホッパーとの間隔は10マス分です。他のモンスターはホッパーをもう少し高い位置にしても倒せましたが、ウィッチだけはこのくらいの高さがないと死んでくれませんでした。
湧き層の大きさ
プレイヤーから24~32マスの距離にモンスターを湧かせるので、作ることができる湧き層は3層になります。さらに、上に行くほどプレイヤーからの距離が遠ざかるので、床面積が小さくなっていきます。
先ほどの設計図(断面図)に描かれている内側の円の半径は24、外側の円の半径は32です。中心部(太線の交点)で待機するとしたとき、第1層を24の距離に作るとすると、第1層の長さは最大で20マスとなります(三平方の定理で計算可能。中央1マス分は水路に落とすための穴に使います)。第1層から2マス分あいだを開けてつくる第2層は、最大で16マスの長さ。第3層は、最大10マスの長さになります。
湧き層は下図のような、三角形×4の形で作ります。三角形の間の2マスは、水路用のスペースです。
湧き層を上から見た図。
第1層は縦横の長さが20、第2層は16、第3層は10。それぞれの層で、ハーフブロックによる蜘蛛対策をしておきます。この対策をしておかないと、湧いたクモが落とし穴に詰まって効率が落ちてしまいます。
このハーフブロックで本当にクモがスポーンしないのか、実験もしました。
ハーフブロック無しだとクモが湧きますが、
ハーフブロックを置くと湧きません。
上から見た湧き層の設計図に描かれた円は、モンスターが湧く範囲を表しています。湧く範囲が三角形ではなく円なので、次のようにすると湧き面積をかせぐことができます。
紫色の位置にも、ブロックを置くことができます。しかし、この形だと設置するときに数を数えなければいけないので、少し面倒です。また、水路から距離が離れすぎるとモンスターが落ちにくくなる可能性もあるので、三角形で湧き層を作っていきます。
・湧き層の長さと取得アイテム数について
同じ形のトラップタワーで、湧き層の長さが第1層17マス、第2層13マス、第3層6マスとなっている動画もあったりするので、どちらのほうが効率がいいのか10分間で取得できるアイテム数で比べてみました。
1層、2層、3層 | 1回目 | 2回目 | 3回目 | 平均 |
---|---|---|---|---|
20、16、10 | 537 | 640 | 579 | 585 |
17、16、10 | 509 | 565 | 566 | 547 |
17、13、6 | 596 | 578 | 518 | 564 |
13、13、10 | 505 | 488 | 477 | 490 |
10、10、10 | 516 | 492 | 437 | 482 |
7、7、7 | 283 | 337 | 330 | 317 |
一回ごとの取得数にかなりばらつきがあるので、3回程度の回数で比べてもあまり意味がなかったかもしれませんが、上の3つはほぼ同じくらいなので、湧き層の長さは長いほうがいい(面積が広いほうがいい)とは一概には言えないようです。やはり面積が大きくなると水路までの距離が長くなってしまい、落ちる確率が低くなってしまうのかも。
建築のしやすさを考えると、コンパクトな17、13、6の大きさで作ってもいいかもしれません。材料も少なくて済むし、水路も設計上ジャストサイズだったりします。湧き層の長さが抑えられるともう1マスぶん高くしても大丈夫そうなので、落下距離も設計図より1マス分多くできそうです。
トラップタワー建築手順
とりあえず今回は、上にある設計図どおりにトラップタワーを作っていきます。まずトラップを作る場所を決めますが、すでにネザーゲートを地上部分に作ってある場合は、そのゲートから横方向に140マスくらい離れた位置に作っておいたほうが、あとから上空とつなげやすくなります。
待機場所までブロックを積み上げる
建てる場所(ブロックを積み上げていく場所)を決めたら、周りを水源にしておきます。
作業中に落ちてしまうこともあると思うので、下が水源になっていたほうが安心です。また、今回の紹介するネザーゲートでの移動では下から上へしか行けないので、上からはこの水源に飛び降りて戻ってくることになります。周囲10×10マス分くらい水源にしておきましょう。
待機場所の高さまで地上から128ブロック積み上げますが、その途中で落下処理用の層も作っておきます。128ブロックのうち残りが12個になったらいったんストップして、小さく足場を作っておきましょう。(128ブロック全て積み上げて、先に上の層を作ってから下に降りてくるほうがわかりやすいかもしれません)
緑のブロックが積み上げてきた柱の位置です。大きくなくていいので少し広げておき、念のため湧き潰しもしておきましょう。
残りの12ブロックをすべて積み上げたら、その一段上に床を作っていきます。(柱の位置はわかるようにしておいたほうがあとで作業しやすくなると思います)
これでこの床と地面との間が128マス分空きます。Y=63から積み上げてきたとしたら、ここではY=192になっているはずです。
ネザーゲートを地上とつなぐ
床を広げて周囲に落下防止のブロックを積み上げたら、ネザーゲートを建てましょう。
建てたゲートは火打石と打ち金で着火して起動させておきますが、そこですぐに入ってしまわずに、F3キーを押してゲートの座標を確認してください。
ゲートには入らずに、すぐ前に立って座標を確認します。
座標をメモしたら、そのゲートには入らずにいったん地上に飛び降ります。そして、先ほど調べた座標から140マスほど離れた位置に、新たにネザーゲートを建てます。
地上側のゲートも、起動します。
ここからが少し複雑です。この地上側のゲートを通ってネザーへ行き、ネザー側で上空のゲートに対応する座標にもう一つのゲートを建てます。「対応する座標」というのは、通常世界の8分の1のX座標&Z座標です。通常世界の上空のネザーゲートの座標がx=800、z=800だとしたら、ネザーではx=100、z=100の位置にゲートを作ります(Y座標は考えなくてOKです)。
対応する座標にゲートを作ったら、そのゲートに入って通常世界上空のゲートに出ることを確認します。無事つながったらもう一度ネザーに戻り、地上のゲートからネザーにきたときに自動的に生成されたゲートを破壊します。これで、準備はOK。自分で作ったゲートから上空に行き、地上に飛び降りておきましょう。
上空への移動方法は次の通りです。
地上のゲートに入る → ネザー側で、上空のゲートに対応する座標に建てたゲートにつながる → そのゲートに入り直す → 上空のゲートに出る。
これで、はしごを登っていくよりもかなり早く、上空へ移動することができるようになります。このゲートのつながり方について詳しくは、下の記事で解説しているので、よかったら読んでみて下さい。
落下処理&アイテム回収装置
ネザーゲートをつないだら、待機場所で落下地点を決めていきます。落下地点の近くで待機することになります。ネザーゲートに近いとうるさいので、ゲートから少し離れた位置に落下地点を作るといいでしょう。
今回はゲートと反対側にモンスターの処理地点を作りました。
落ちてくる場所を1段高くして、その上にハーフブロックを置いています。ここに上からモンスターが落ちてきます。ハーフブロックはクリーパーの爆発を避けるために必要です。モンスターを攻撃できるだけの隙間を空けて手前をブロックで塞ぎますが、隙間が1マス分だと目があったときに爆発してしまいます。
モンスターの処理地点を決めたら、下の層に落とすための穴も開けておきます。ハーフブロックとその下のブロックを粘着ピストンで横にスライドさせて落とすので、ハーフブロックの真下の床に穴をあけておきます。
次は落下処理の設備を作っていきます。待機場所の床を1マス掘って、登ってくる途中で作っておいた足場に飛び降りましょう。(若干ダメージを受けますが、ゲームオーバーになるほどではありません)
落下処理層の床を広げ、モンスターが落下してくる場所に目印をつけておきます。
落下地点の周囲を横に広げていきます。
オレンジ色のブロックが積み上げられている位置は、ドロッパーを積み上げていく場所です。今回は落下地点から3マス分間隔を開けて、積み上げていきます。ドロッパーの場所は邪魔にならないところであればどこでもいいのですが、落下地点のすぐそばは装置を置くことになるので、ある程度離しておいたほうがいいです。
次はドロッパーを動かす装置を作っていきます。
オレンジのブロックの一番下を壊して、その横にブロックを置きます。置いたブロックの側面(オレンジのブロックの下側)にはレッドストーントーチをさして、上にはコンパレーターを設置します。さらに、リピーターをトーチがささったブロック方向に向けて設置し、リピーターの後ろにレッドストーンを置きます。
オレンジのブロックを取り払って、ドロッパーを上向きに設置しましょう。
上向きのドロッパーを、待機所まで積み上げていきます。
待機所の床まで積み上げたら、このドロッパーの上に、
チェストを置いておきます。
一番下のドロッパーには、ホッパーをつなげておきます。
落下地点のホッパーが1マス分だと飛び散ったアイテムが回収できないことがあったので、周りにもホッパーをつなげてあります。周囲1マス分置いておけば、ほとんどのアイテムは回収できるはず。
次は、下画像のように回路をつなげていきます。
リピーターの上にブロックを置いて、そのブロックの側面にレッドストーントーチをさします。さしたトーチの上にブロックを置いて、側面にトーチをさします。そのトーチの上にもブロックをおいて、側面に2本トーチをさします。これを上まで積み重ねていきます。
完成するとこうなります。
一番上は、待機場所の床ブロックを通して信号がドロッパーに伝わるので、実は上の画像最上段のブロックとトーチは必要ないです。
これで、アイテムの自動回収装置が完成です。ホッパーで回収されたアイテムはドロッパーに格納され、ドロッパーにアイテムが入ってきたことを検知したコンパレーターが信号を出し、アイテムを次々と上へ移動していきます。
このアイテムエレベーターの仕組みについて詳しくは、こちらの記事をお読み下さい。
経験値・アイテム回収切り替え装置
次は上の待機場所で、経験値とアイテム回収の切り替え装置を作っていきます。
落下場所の横のブロックをとりのぞいて、下画像のようにブロックを置きます。
粘着ピストンを縦に2個重ねて置き、手前にも1つ設置。手前の粘着ピストンの前にはガラスブロックなどのブロックを置いて、その粘着ピストンの斜め上(後ろ)にブロックを設置してレバーを取り付けます。このレバーで経験値とアイテム回収のオンオフを切り替えます。
レバーを設置したブロックの裏側には、レッドストーントーチをさしておきます。
これで切り替え装置の完成です。仕組み自体は簡単。奥のピストンが伸びているときは、落下してきたモンスターがハーフブロックの上にたまっていくので、隙間から剣で倒します。レバーを動かして手前のピストンが伸びている状態にすると、床に穴があいてモンスターが下に落ちていくので、次々とアイテムが自動で回収されます。
経験値モード。
落下式アイテム回収モード。
手前のピストンは必要なさそうな気もしますが、このブロックがないとまれにモンスターが待機場所に降り立ってしまうので危険です。
※この形だと1マス分の隙間ができるので、まれにチビゾンビが飛び出してくることがあるようです。アイテム回収モードにして放置するときは、隙間を塞ぐようにしてください。
・1.11からの窒息ダメージへの対応
バージョン1.11から、1マスに25体以上のモンスターがたまると窒息ダメージを受けるようになってしまいました。
バージョン1.11のアップデート内容は、コチラで詳しく説明しています。
25体になる前に倒せば問題ないのですが、やはりたくさんためて一気に倒すのが気持ちいいと思うので、モンスターがたまる場所を2マス分に広げてみました。これで48体まではためることができます(同じような感じで3マス分に広げれば、72体まで貯められます)。
モンスターが落下してくる煙突状のブロックを、ハーフブロックの横から3マス分壊します。
破壊した場所の下にハーフブロックを置きます。
置いたハーフブロックの1マス上、最初に破壊したブロックの1マス横にブロックを2個置きます。
手前はガラスでフタをします。
裏側へ回って、隙間をふさぐようにブロックを置きます。
正面から見るとこんな感じになります。
次は、粘着ピストンを使った仕掛けを作っていきます。
裏側へ設置したブロックから1マスあけて、ピストンの土台になるブロックを設置します。
このブロックは粘着ピストンの設置に必要なだけなので、あとで撤去します。
粘着ピストンを設置。
土台を取り除きます。
そして回路です。
スイッチ裏のレッドストーントーチから動力が伝わるように、下画像の位置にレッドストーンを置きます。
レッドストーンの先にブロックを置き、トーチを刺します。
トーチの上にブロックを設置。
隣にもブロックを設置して、粘着ピストンにつながるようにレッドストーンを置きます。
これで回路が完成です。
レバーがOFFだと経験値モード。
落下場所が2マス分に広がっています。
レバーをONにすると、アイテム回収モード。
レバーONで裏側のブロックがせり出してきて、隙間を埋めてくれます。
水路
湧き層の作成に入る前に、足場にもなる水路を作っていきましょう。
待機場所から23マス分、ブロックを積み上げていきます。
上画像の、青いブロック部分が第1層の高さ(待機場所の床から24マス目)です。
目印にするために、湧き層の角を設置。
湧き層の位置が決まったところで、深さ2マス分の水路を作っていきます。
水路は20マス分(第1層と同じ長さ)伸ばしていきます。
水路で集められたモンスターは中央の2×2の穴から下に落ちていきます。
落下場所と待機場所の位置関係はこのような感じ。
プレイヤーが立っている場所によってモンスターが湧く範囲が変わってくるので、待機場所をこの4マスの中に入れるように設計するといいと思います。
次は、2×2の穴に落としたモンスターを1マスの穴に落とすための仕掛けを作っていきます。
まずは完成形。
2種類の水流で、1マス分の穴に誘導していきます。黒い矢印が、2段目、3段目の水流の方向を表していて、これらの水流は見えている部分よりも1マス引っ込んだ位置から流れてきています(矢印の始点のあたりに水源があります)。この水源を格納するための枠を作ります。
水路の穴から3マス分下がったところ(水路の床の底面と黄色のブロックとの間は2マス)で、下画像のように足場(緑のブロック)を作って下におります。
黄色いブロックの右が、モンスターが落下する場所です。
足場をこのような感じに広げます。
広げた部分に枠をつけていきます(青ブロックの部分)。
広げた足場の外周に1段ブロックを積み上げるとこうなります。(一つ上の画像とは見ている角度が変わっています)
枠の上に、さらにもう一段ブロックを積んで、上の水路とつなげます。
最後に紫色の部分にブロックを置いたら、水源を置くためのポケットが完成です。
上から見たところ(色がわかりづらかったので、一部石ブロックに変えています)。
上画像の緑が見えているところと、紫色がチラッと見えているところに、あとから水源を設置します。
ここで落とし穴の壁も下とつなげてしまいましょう。
落ちてくる様子が見えるように、手前はガラスブロックにしてあります。もちろん丸石などでも大丈夫です。
水路の壁を作ります。
その上に第1層の床を設置。
ここからいよいよ湧き層づくりです。
湧き層
設計図どおり、三角形の形にブロックを敷き詰めていきます。
クリエイティブモードだと楽ですが、サバイバルの場合はシフトキー押しっぱなしになるのでかなり大変です。疲労で操作をミスってゲームオーバーということも考えられるので、休み休み作業するようにしましょう。
全部敷き詰めたら、湧き層のまわりに壁の土台となるブロックを並べます。
上からポンポンポンと3マスずつ置いていくのが楽です。
壁ができたら第2層を作っていきます。
第2層を作ると暗闇ができてモンスターがスポーンしてしまうので、湧き潰ししながら作業するか、一時的に難易度をピースフルにするなどしておきましょう。
2層が完成したら壁とつなげ、壁の外側となる部分を湧き潰ししておきましょう。
第3層も同じようにつくり、壁で囲んで天井を湧き潰し。
湧き層の側面にトラップドアを設置して、ドアをあけておきます。
このトラップドアがあることで、モンスターがその場所に床があると思い込んでくれて、水路に落ちてくれるようになります。
トラップドアが設置できたら、上画像のようにクモ対策のハーフブロックも設置しましょう。湧き層を上から見た設計図にあるように、間隔は2マスおきです。ハーフブロックを置くとかなり動きにくくなるので、設置は最後のほうにしておいたほうがいいと思います。
仕上げ
あとは水路に水を流し、湧き層の湧き潰し用松明を取り払えば完成です。まず中央の落とし穴に水を設置していきましょう。
看板を画像のように設置して、それぞれのポケットから水を流します。
中央の落とし穴から9マス目の水路の側面に看板を設置して、8マス目のブロックの上から水を流すと、
水流がちょうど穴のところで無くなります。
今設置した看板と、水路の端との間にもう一箇所看板を設置して、水路の端と看板の横からそれぞれ水を流せば水路の完成です。4本の水路に水を流したら、湧き潰し用の松明を取り払って穴に落ちて脱出しましょう(待機場所までであれば、落ちても即死にはならないはず)。
看板を設置した場所の床は、氷ブロックにするとモンスターが滑って水流で流れていってくれるようです。
ただ、普通のブロックでも後ろから流れてきたモンスターに押されて流れてくれるので、無理に氷ブロックにする必要はありません。氷にした場合は、一応外側から氷が見えないように塞いでおきましょう。
待機場所でしばらく待ってから見に行ってみると、モンスターがたくさん発生していました。
描画距離が短いとモンスターが湧かないというバグがあるようなので、うまくいかない!湧かない!という場合はビデオ設定から描画距離を10チャンク以上にしてみてください。また、松明の取り忘れや、難易度がピースフルになっていないというところもチェックしましょう。
経験値がザクザクたまります。
経験値モードにしている場合、ほとんどのモンスターは1~3回の攻撃で倒すことができますが、ウィッチだけはポーションで回復するので手こずります。やっかいなモンスターです。
ということでかなり長くなってしまいましたが、トラップタワーの作り方の紹介でした。スポナーが見つけられなくても大量の経験値を手に入れることができるので、一つ作っておくと何かと便利だと思います。大量にブロックを必要とするので、ブランチマイニングで手に入った丸石をトラップタワーのためにとっておくといいかもしれませんね。
もっとコンパクトで効率のいい、水流タイマー式トラップタワーもコチラで解説しています。