マインクラフトJava Editionがバージョン1.13にアップデートされました。今回はアクアティックアップデートということで、水に関係する大型アップデートとなっています。以前のバージョンからどういう点が変更になったのか、大きな変更点を中心にまとめてみました。※1.13.2アップデート内容も追記しました。
非常に長い記事になっているので、ぜひ目次をクリックして読みたい場所にとんでください。なお、アイテム名の翻訳などは、スナップショット1.13-pre3時点のものを使用しています。
海の中が別世界に
今回のアップデートでは、海に多くの構造物やMobが追加されました。海草が生えていたり難破船が横たわっていたりと、これまでの海とはまるで別世界です。海洋バイオームにも様々な種類が追加され、イルカや魚の群れなども発見できるようになっています。
海洋バイオームの種類
海洋バイオームに、暖かい海洋、ぬるい海洋、冷たい海洋、凍った海洋(自然生成されるようになった)、暖かい深海(自然生成されないようです)、ぬるい深海、冷たい深海、凍った深海の8種類が追加されました。
暖かい海洋 | minecraft:warm_ocean |
---|---|
ぬるい海洋 | minecraft:lukewarm_ocean |
冷たい海洋 | minecraft:cold_ocean |
凍った海洋 | minecraft:frozen_ocean |
暖かい深海 | minecraft:warm_deep_ocean |
ぬるい深海 | minecraft:lukewarm_deep_ocean |
冷たい深海 | minecraft:cold_deep_ocean |
凍った深海 | minecraft:frozen_deep_ocean |
もともとあった「海洋(minecraft:ocean)」と「深海(minecraft:deep_ocean)」もそのまま残っているので、海は全部で10種類に分類されることになります。それぞれの海洋で水の色が異なって表示されるようになったため、海洋バイオームの境目もわかりやすくなっています。
左がぬるい海洋、右が暖かい海洋です。
例えばサンゴ礁は暖かい海洋にのみ生成され、鮭は凍った海または冷たい海でスポーンするなど、バイオームの違いは海中の生態系に影響を与えます。
ジ・エンドのバイオーム
海のほかに、ジ・エンドにも新しいバイオームが追加されました。ただ、これまでは無かった大陸が新しく追加されたわけではなく、もともと存在していたジ・エンドの離島が大きさや種類で分類されるようになり、それぞれが別のバイオームとして扱われるようになったという感じです。
ジ・エンドの離島(小) | minecraft:sky_island_low |
---|---|
ジ・エンドの離島(中腹) | minecraft:sky_island_medium |
ジ・エンドの離島(高地) | minecraft:sky_island_high |
離島の端のあたり? | minecraft:sky_island_barren |
難破船
各海洋バイオーム、砂浜バイオームで、難破船が生成されるようになりました。難破船は普通に生成されているもの、横倒しに生成されているもの、ひっくり返って生成されているものの3種類があり、全体がキレイに残っているものもあれば、一部しか残っていないものもあります。
一部が海上に出た状態で生成されている場合もあります。
難破船の中には、1~3個のチェストが置かれています。チェストが置かれているのは次の3ヶ所。
場所 | 中のアイテム |
---|---|
甲板の船室 | 鉱石など |
甲板の下 | 食料など |
甲板下の部屋 | 地図など |
それぞれのチェストで、中身が違っています。鉱石のチェストからは運が良ければダイヤモンドが、地図のチェストからは新アイテムの「宝の地図」が入手できます。
難破船について詳しくは、こちらの記事で解説しています。
海底遺跡
海に海底遺跡が生成されるようになりました。単独で生成されている場合もあれば、いくつかの遺跡が一箇所にかたまって遺跡群として生成されていることもあります。
イルカが群がっていることが多いです。
様々な形の遺跡があり、多くの場合チェストが存在しています(埋まっていることもあります)。運が良ければ中から宝の地図を入手可能。まれに地下や海面より高い座標にも生成されることがあるようです。
海底遺跡について詳しくは、こちらの記事で解説しています。
海底の洞窟
海底に渓谷や洞窟が生成されるようになりました。
海底渓谷や海底遺跡にはマグマブロックが生成されることがあります。ネザー以外でもマグマブロックが入手できるようになったということですね。
気泡
水中で2ブロック以上の深さにあるにあるマグマブロックやソウルサンドから、泡が立ち上るようになりました。
マグマブロックから立ち上る泡は、触れたエンティティを引き寄せるように沈めます。ソウルサンドから立ち上る泡は、逆にエンティティを浮き上がらせます。どちらも引き寄せる・浮き上がらせるスピードは、結構速いです。
アイテムや経験値オーブ
これまではアイテムを水に落とすと底まで沈んでいましたが、1.13からは水に落ちたアイテムが浮き上がるようになっています。同じように経験値オーブも水に浮きますが、どちらもマグマブロックの泡に触れると、海底に引き寄せられるように沈みます。
埋められた財宝
各地に、地面に埋まった状態のチェストが生成されるようになりました。このチェストからは、新アイテム「海洋の心」を入手できます。
埋められたチェスト。
完全に埋まってしまっているため手がかりなしで見つけるのは非常に難しいのですが、難破船や海底遺跡から手に入る「宝の地図」にはそのありかが記されています。
宝の地図
難破船や海底遺跡のチェストから、埋められた財宝の位置が記された「宝の地図」というアイテムが入手できます。
宝の地図。
赤いバツ印がついたところに、チェストが埋まっています。地図が入手できる場所からそう遠く離れてはいない場所にあるようなので、地図をたよりに探しに行ってみましょう。
コンジット
埋められたチェストからは「海洋の心」を手に入れることができます。これは「コンジット」という新アイテムを作るために必要な材料です。
コンジットの作り方。海洋の心1つと、オウムガイの殻8個で作ることができます。
コンジットは水中にのみ設置できるアイテムで、起動すると近くにいるプレイヤーに「コンジットパワー」を与えてくれます。コンジットパワーの内容は、「周りが明るく見えるようになる」「酸素ゲージが減らなくなる」「採掘速度向上」のステータス効果です。
起動するには、プリズマリン、プリズマリンレンガ、ダークプリズマリン、シーランタンのいずれかを使って周囲に5×5の大きさで枠を作る必要があります。
起動状態。
上画像の起動状態で、コンジットから32ブロックの範囲で効果を得ることができます。
さらに枠を増やすと効果範囲を広げることができます。下画像は、フルパワーのコンジットです。
この状態のコンジットは効果範囲が96ブロックに広がるだけでなく、8ブロック以内に近づいたモンスターにダメージも与えるようになります。モンスターに小さな玉が集まってダメージを与えていくアニメーションがカッコイイです。
氷山
冷たい海洋バイオームや凍った海洋バイオームに、氷山が生成されるようになりました。
雪と氷、氷塊、青氷からなる構造物で、たまにシロクマがスポーンしています。
青氷
氷山では、青氷という新たなブロックを入手することができます(シルクタッチを使いましょう)。
氷や氷塊よりもより滑りやすいブロックで、氷塊9個からクラフト可能です。
サンゴ礁
暖かい海洋バイオームにはサンゴ礁が生成されるようになりました。
サンゴにはクダサンゴ(青色)、ノウサンゴ(桃色)、ミズタマサンゴ(紫色)、アナサンゴモドキ(赤色)、シカノツノサンゴ(黄色)の5色が存在し、サンゴ、サンゴブロック、ウチワ(扇状)サンゴといった形状があります。
サンゴの形状
ブロック状のものがサンゴブロック、サンゴブロックの上に設置されているものがサンゴ、側面に設置されているのが扇状サンゴです。
サンゴは水中にのみ設置可能です。ウチワ(扇状)サンゴは空気中にも設置できますが、すぐに「死んだウチワサンゴ」になってしまいます。サンゴブロックはツルハシで破壊するとアイテム化できますが、シルクタッチの付いたツルハシ以外で破壊してしまうと、「死んだサンゴブロック」としてドロップしてしまいます。サンゴ、ウチワサンゴはシルクタッチのついた道具で破壊したときにだけアイテム化します。
死んだウチワサンゴとサンゴブロック
各種類の死んだサンゴブロックとウチワサンゴ。
シルクタッチの付いたツルハシで入手したサンゴブロックは陸上にも設置できますが、ブロックの前後上下左右が全て水以外だと、すぐに死んだサンゴに変わってしまいます(1つの面が水に触れていればサンゴブロックのまま存在していられます)。一度死んでしまうと、復活させることはできません。ウチワサンゴも同じで、空気中に設置することはできるもののすぐに死んだウチワサンゴに変質してしまいます。死んだウチワサンゴはもとに戻すことができず、シルクタッチのついた道具でのみ採取可能です。
シーピクルス
暖かい海洋の、特にサンゴ礁周辺にシーピクルスが生成されるようになりました。破壊するとアイテムとして入手できます。明るさをもつブロックで、水中にのみ設置可能です。
1つのブロックの上に、最大で4つまで置くことができます。
1つ設置すると明るさレベルが6になり、設置数を増やすごとに明るさレベルが3ずつ上昇します。精錬することができ、精錬後は黄緑色の染料になります。
コンブ
海(暖かい海洋を除く)の中に、コンブが生成されるようになりました。
アニメーションテクスチャが使用されており、海の中でユラユラと動いています。
コンブは水中に設置することができ(コンブを植える場所とその周囲8ブロックが水のときに設置可能)、setblockコマンドを使うと陸上にも設置できます。setblockコマンドで設置した場合は、水に浸かった状態で設置されます。上に成長するスペースがあれば時間の経過とともに成長していきますが、自分で重ねて置いて背を高くすることも可能です。
乾燥したコンブ
コンブをかまどで精錬すると乾燥したコンブになり、食料としても使えるようになります。
乾燥したコンブの満腹度の回復量は1(肉マーク半個分)しかないのでメインの食料としては使えないですが、乾燥したコンブ9個からは「乾燥したコンブブロック」を作ることができ、これがアイテム20個分のかまどの燃料になります。
乾燥したコンブブロックの作り方。乾燥したコンブブロックから、乾燥したコンブへのクラフトも可能です。
作成の手間はかかりますが、木炭がアイテム8個分の燃料ということを考えると、乾燥したコンブはなかなかの燃焼時間です。海中でユラユラゆれているコンブは、一番下を破壊するとその上にあるコンブを一度にアイテム化することができるので、拠点の近くに海があるなら木を切るよりも早く燃料を確保できるかもしれません。
海草
海、川、湿地帯に海草が生成されるようになりました。
こちらもアニメーションテクスチャが使われていて、コンブと同じように海底でユラユラと動いています。カメの繁殖に使えるアイテムですが、普通に破壊してもアイテム化することはなく、入手にはハサミが必要になります。水中で骨粉を使用すると人工的に生成することができ、カメを倒したときにもドロップします。
プレイヤーが泳げるようになった
プレイヤーは水中で泳ぐことができるようになりました。
泳ぎ方
水中でWキーを連続で押す(走るキー操作をする)と、プレイヤーが水中遊泳を始めます。Wキーを押している間見ている方向に泳ぎ続け、Wキーを離せば止まります。方向転換にはマウスを使い、上に向けば上昇、下に向けば下降も可能です。
スニーク泳ぎ。
泳いでいる最中にShiftキーを押すと、腰を曲げてスニーク状態になり、下降することができます。このとき体がブロックの端に触れると、そのブロックから先へは泳いで進めません(徒歩のスニーク状態のように、ブロックから落ちない)。
泳いでいる最中にスペースキーを押すと、上昇することができます。見ている方向を変えずに上昇したいときや、素早く海面に出たいときに便利です。
沈むのが遅くなった
プレイヤーが水に沈んでいくスピードがかなり遅くなっています。そのため、海底に向かうときは泳いで向かったほうが圧倒的に早いです。また、沈みながらシフトキーを押すと、少し早く沈んでいくことができます。
1ブロックの隙間をすり抜ける
泳いでいるときの当たり判定が0.6×0.6ブロックになるので、水平方向、垂直方向の1ブロックの隙間を通り抜けることができます。
イルカが寄ってくる
近くにイルカがいると、泳いでいるときに寄ってきて一緒に泳いでくれます。
イルカの近くで泳ぐと、「イルカの好意」というステータス効果が付与され、より速く泳ぐことができるようになります。
水中での可視性
水に入った直後は周りがよく見えず、プレイヤーが水中に長くいればいるほどよりよく見えるようになりました。また、深いところでは、より暗くなるようになりました。
海洋バイオームの種類によっても若干明るさが違います。
新たに設置された水のもつ明るさレベルも、3から1に変更されています。これまでのバージョンでは水中呼吸のポーションを飲んだり、水中呼吸のエンチャントがついた防具を装備すると水中が明るくなっていましたが、バージョン1.13からはそれも無くなっています。
酸素ゲージの回復
水中から出ても、酸素ゲージが一気に満タンまで回復しないようになりました。水を出た瞬間から徐々にゲージが回復していくので、満タンになるまでには少し時間がかかります。
Mob関連の変更
海の生き物を中心に新しいMobが追加されました。また、既存のMobにも変更点があります。
イルカ
凍っていない海に、イルカがスポーンするようになりました。近くにアイテムがあると、拾って落としたり上につついたりして遊びます。
何もしなければ襲ってこない中立的なMobですが(むしろプレイヤーが近くを泳ぐと近寄ってくる)、攻撃して怒らせるとオオカミやゾンビピッグマンと同じように集団で襲いかかってきます。倒すと生鱈をドロップします。
イルカの好意
イルカは近くを泳ぐプレイヤーに「イルカの好意」というステータス効果を付与してくれます。このステータス効果が付与されると、通常よりもかなり速く泳げるようになります。
宝探し
イルカは繁殖することができませんが生鱈を食べさせることができ、生鱈を食べたイルカは近くの難破船や海底遺跡にプレイヤーを導いてくれます。サバイバルでは難破船や海底遺跡発見の大きな手助けとなります。
カメ
カメが追加されました。
草原、ジャングル、湿地、砂漠、メサ、サバンナなどの温暖なバイオームの海岸に、1~5体の集団でスポーンします。普通に倒すと0~2個の海草をドロップし、「召雷」のエンチャントが付与されたトライデントで倒すと0~1個のボウルをドロップします。
繁殖
カメはブタやウシなどと同じように繁殖することができます。餌は「海草」です。海草を与えられた2匹のカメは互いに近づき、そのうちの片方が自分がスポーンした海岸で地面に穴を掘る動作をして卵を産み付けます(実際に穴はあきません)。
カメの卵
カメの卵。ゾンビやゾンビピッグマン、ハスク、ドラウンドは、卵を踏みつけて破壊しようとします。プレイヤーが上に乗っても割れてしまいます。
産み付けられたカメの卵はしばらくするとヒビが入り、割れると子ガメが誕生します。ヒビの入る時間は、卵によって異なるようです。生まれた子ガメは海に入ろうと移動しますが、ゾンビ、ハスク、ドラウンド、スケルトン、野生のオオカミ、野生のヤマネコは子ガメを襲うので、海に入る前にやられてしまうこともあります。
カメのウロコ・カメの甲羅
子ガメが無事に大人のカメに成長できると、成長した瞬間にカメのウロコというアイテムをドロップします。カメのウロコ5個で「カメの甲羅」という頭に装備する防具がクラフトでき、装備すると10秒間の水中呼吸のステータス効果が付与されます。
防御力は2(防具マーク1個分)です。タートルマスターのポーションの材料にもなります。
子ガメが大人のカメに成長するには20分の時間が必要ですが、海草を与えることで成長を早めることができます。結構な量を与えなければいけないので、骨粉を使って海草を集めておきましょう。
魚と魚入りバケツ
バージョン1.13からは、海中で魚が泳ぐ姿を見ることができるようになりました。いずれの魚も、魚に向かって水入りバケツを使うことで生きたまま捕まえることができます(水入りバケツが魚入りバケツになります)。
魚入りバケツを使うと、魚の入った水源が設置されます。
バケツで捕まえられる魚の種類は、鱈、鮭、フグ、熱帯魚の4種類です。
鱈(タラ)
鱈は冷たい海洋、通常の海、ぬるい海洋にスポーンします。最大9匹の群れを作り、倒すと「生鱈」をドロップします。
鱈の群れ。
鮭(サケ)
鮭は凍った海洋、冷たい海洋、川にスポーンし、最大で6匹の群れを作ります。倒すと生鮭をドロップします。
鮭の群れ。
フグ
フグはぬるい海洋、暖かい海洋にスポーンします。プレイヤーが近づくと体を膨らませ、7秒間毒のステータス異常を付与します。
体を膨らませたフグ。
熱帯魚
熱帯魚は、ぬるい海洋、暖かい海洋にスポーンします。形、色、模様に違いがあり、それぞれの組み合わせによって非常に多くのバリエーションがあります。倒すと「熱帯魚」をドロップします。
海の中を泳ぐ熱帯魚。
水入りバケツで捕らえた熱帯魚のテクスチャは、どの種類の熱帯魚をつかまえても同じものになってしまいますが、バケツから出すとキチンと捕らえた種類の熱帯魚が放出されます。
ドラウンド
ドラウンドという新型のゾンビが追加されました。海や川、海底遺跡など水中にスポーンします。また、ゾンビが水中に入って一定時間経過すると、ドラウンドに変化します(ゾンビなどのアンデッドモンスターは水に沈むようになりました)。
ドラウンドはトライデントを持ってスポーンすることがあります。水中での遠距離攻撃はかなりやっかいです。(トライデントは、トライデントを持ったドラウンドを倒すとたまにドロップします)
オウムガイの殻
オウムガイの殻を持つドラウンド。
オウムガイの殻や釣り竿を持っているドラウンドからは、それぞれ手に持ったアイテムがドロップします。オウムガイの殻は、コンジットを作成するために使うアイテムです。釣り竿で釣り上げることもできます。1つのコンジットをクラフトするのに8つのオウムガイの殻が必要になるので、時間を見つけて集めておくといいでしょう。
ハスクは水中でゾンビに
ソンビは溺れるとドラウンドに変化しますが、ハスクの場合は水中でゾンビに変化するようになりました。ハスクから変化したゾンビは、そのまま水中で一定時間が経過すればドラウンドに変化します。
ファントム
ファントムという空を飛ぶモンスターが追加されました。通常世界の高度が高いところにスポーンし、海面より高い位置で活動していて、かつ長時間寝ていないプレイヤーに集団で襲いかかります。
プレイヤーに襲いかかるファントム。
ファントムはアンデッドに分類されるため、治癒のポーションでダメージを与えることができます(負傷のポーションで回復する)。アンデッド特攻も有効です。ゾンビと同じように日光によって燃え、倒すと0~1個のファントムの被膜をドロップします。
ファントムの皮膜
ファントムの皮膜は、エリトラを修理するための材料です。以前は革でエリトラを修理することができましたが、バージョン1.13からはファントムの皮膜が必要になりました。ポーションの材料としても使用でき、低速降下のポーションを作ることができます。
子どもゾンビ
これまでは昼間でも燃えることのなかった子どものゾンビが、日光で燃えるようになりました。
スケルトン
ゾンビやスケルトンなど、アンデッド系のモンスターは水に入ったときに沈み込むようになっています。スケルトンは水中では近接攻撃をしかけてきます。
ウマ
見た目が少し変わりました。
口を開けるアニメーションも削除されました。
オウム
ファントムやドラウンドの真似をするようになりました。
イカ
攻撃に対してスミで反撃するようになりました。
ポーション
「低速落下」と「タートルマスター」のポーションが新しく追加されました。
低速落下のポーション
低速落下のポーションの作り方。
低速落下のポーションは、奇妙なポーションにファントムの皮膜を加えることで作ることができます。飲むと1分30秒間、プレイヤーに低速落下のステータス効果が付与されます。
低速落下の状態になると、プレイヤーの落下するスピードが非常に遅くなります。これによって落下ダメージを受けなくなり、ジャンプしたときに通常よりも遠くまで飛べるようになります(ダッシュ中にジャンプすると通常は4ブロック先までジャンプできますが、それが5.5ブロック先まで飛べるようになります)。耕地に落下しても耕地が土に戻ることはなく、作物が植えられていてもアイテム化しません。
レッドストーンを入れることで、効果時間を4分に延長することができます。火薬でスプラッシュポーションに、ドラゴンブレスで残留ポーションにすることも可能です。
低速落下の矢
ポーションの矢に「低速落下の矢」が追加されました。当たったMobに低速降下のステータス効果を与える矢です。
タートルマスターのポーション
タートルマスターのポーションの作り方。
奇妙なポーションにカメの甲羅を入れると、タートルマスターのポーションを作ることができます。飲むと移動速度低下Ⅳと耐性Ⅲのステータス効果が20秒間付与されます。レッドストーンで効果時間を40秒に延長可能。グロウストーンダストを加えると、付与されるステータス効果を移動速度低下Ⅵ、耐性Ⅳに強化することができます。スプラッシュポーション化、残留ポーション化も可能です。
タートルマスターの矢
タートルマスターの矢も追加されています。当たった相手に、移動速度低下と耐性のステータス効果を付与します。
トライデント
新しい武器「トライデント」が追加されました。近距離使用時の攻撃速度は1.1ですが、攻撃力は9とかなり強力です。さらに近距離用の武器として使用できるだけでなく、右クリック長押しで投げて攻撃することができます。
トライデントの入手方法
トライデントは、トライデントを持つドラウンドを倒したときにたまにドロップします。
トライデントを持ったドラウンド。
BE版ではトライデントを持っているドラウンドからだけでなく、持っていないドラウンドからもドロップするようです。
トライデントについてはこちらでも詳しく解説しています。
トライデントのエンチャント
トライデント用のエンチャントとして、忠誠、水生特攻、激流、召雷の4つのエンチャントが追加されました。
忠誠
投げたトライデントが、自分のところに戻ってくるようになるエンチャントです。最大レベルはⅢ。
紐のようなものがシュルシュルっと伸びて、投げたトライデントが手元に戻ってきます。
水生特攻
トライデントで海の生物を攻撃したときに、与えるダメージが大きくなるエンチャントです。最大レベルはⅤ。
激流
雨が降っているときや水中にいるときにトライデントを投げると、投げた方向にプレイヤーも一緒に飛んでいくというエンチャントです。
プレイヤーはスピンしながら突進していきます。
最大レベルはⅢ。忠誠や、召雷のエンチャントとは同時に付与することができません。雨が降っていない、または水中にいない場合は、このエンチャントが付与されたトライデントを投げることはできません(近接攻撃は可能)。
召雷
天候が雷雨のときに、このエンチャントが付与されたトライデントが当たったMobに雷を落とすエンチャントです。レベルはⅠのみ。召雷でカメを倒すと、海草ではなくボウルをドロップします。
雷で攻撃できます。カッコイイ。
このエンチャントと雷雨という天候が揃えば、帯電クリーパーが簡単に作れてしまいます。
アイテム・ブロックの変更
既存のアイテムにも、いろいろと変更が加えられています。
ボタン、感圧板、トラップドア
ボタン・感圧板・トラップドアに、それぞれ木材6種類のバリエーションが追加されました。
トラップドアはドアの模様と似た感じになっていますね。
カボチャ
カボチャが顔のないテクスチャに変更されました。実ったカボチャをハサミで右クリックすることで、以前のような顔がくり抜かれたカボチャになります(くり抜くと同時にカボチャの種をドロップします)。
くり抜かずにそのまま収穫した場合は「カボチャ」としてアイテム化し、くり抜いてから収穫した場合は「くり抜かれたカボチャ」としてアイテム化します。
別々のアイテムになっています。
これまでは下にブロックが無いとカボチャを設置できませんでしたが、バージョン1.13からは下のブロック無しでも設置できるようになりました。
プリズマリンの階段とハーフブロック
階段、ハーフブロックいずれも、プリズマリン、ダークプリズマリン、プリズマリンレンガのバリエーションが追加されました。他の階段やハーフブロックと同じ方法でクラフト可能です。
シュルカーボックス
染められていないシュルカーボックスが追加されました。
左が「シュルカーボックス」で、右が「紫色のシュルカーボックス」です。紫のシュルカーボックスが新しい色になっています。
また、染色されたシュルカーボックスを手に持ち水の入った大釜に向かって右クリックすると、染めた色を落とすことができます。
原木
原木に「皮を剥いだ原木」、「樹皮」、「皮を剥いだ樹皮」の3つのバリエーションが追加されました。いずれも普通の原木と同じ性質を持っていて、木材へクラフトすることができます。
皮を剥いだ原木
全6種の皮を剥いだ原木。
樹皮が剥がされた原木です。表面が滑らかな感じになっています。原木を斧で右クリックすると作ることができます。
樹皮
全6種の樹皮。
切り口がなく、全ての面が樹皮で覆われた原木です。これまでのバージョンでもコマンドを使うと設置できましたが、1.13からはコマンド無しで使える普通のアイテムとして追加されました。4つの原木を材料に使って、3つの樹皮をクラフトすることができます。
皮を剥いだ樹皮
全6種の皮を剥いだ樹皮。
樹皮の皮が剥がされたバージョンです。樹皮を斧で右クリックすると作ることができます。切り口がなく、全ての面がなめらかです。
石化したオークのハーフブロック
石化したオークのハーフブロックが追加されました。
左がオークのハーフブロックで、右が石化したオークのハーフブロック。
見た目はオークのハーフブロックですが、石のハーフブロックのように機能します。火をつけようとしても燃えません。
滑らかな石など
クリエイティブインベントリに滑らかな石英、滑らかな赤砂岩、滑らかな砂岩、滑らかな石が追加されました。
滑らかな石は縁取りされているので、ブロックの数を数えたりするときに使うと便利そうです。
キノコブロック
茶色のキノコブロック、赤色のキノコブロック、キノコの柄(つか)が追加されました。
チェスト・トラップチェスト
チェストやトラップチェスト同士を、隣り合わせにおけるようになりました。シフトキーを押しながら右クリックで設置すれば、ラージチェストにせずに並べることができます。
全てチェストです。
ディスペンサー
耐久度が減った弓でディスペンサーがクラフトできるようになりました。
ニンジン付きの棒
ニンジンと耐久度が減った釣り竿で、クラフトできるようになりました。
フェンスゲート
下にブロックが無くても設置できるようになりました。
レバー
オンにすると、レッドストーンパーティクルが表示されるようになりました。
また、レバーとボタンがピストンの上に設置できなくなっています。
シルバーフィッシュ入りのブロック
使う道具に関係なく、すぐに破壊できるようになりました。シルクタッチが付与された道具で破壊した場合は、シルバーフィッシュが入っていないブロックがドロップします。
ツタ
ブロックの下部に設置できるようになり、さらに同じスペースに方向の違うツタを設置できるようになりました。
額縁
床や天井につけられるようになりました。
デバッグ棒
コマンドでのみ入手できるアイテムです。手に持ってブロックをクリックすることで、ブロックの状態を変更することができます。
エンチャントされた棒のような見た目。
デバッグ棒をメインハンドに持って、状態を変更したいブロックを左クリックでたたき、その後右クリック(右クリックでウインドウが開くブロックの場合は、Shift+右クリック)すると状態を変更することができます。
ピストンの動く部分を左クリックしたのち、右クリックで状態を変更すると、動く部分を消すことができます。
入手方法
デバッグ棒は、以下のコマンドを実行すると入手することができます。
/give @p minecraft:debug_stick
地図の目印
地図上に目印を置くことができるようになりました。地図を手に持って、設置された旗に向かって右クリックすると地図に旗が追加されます。
地図に追加された旗。
もう一度旗を右クリックすれば、地図上から取り除かれます。旗に名前をつけておけば、地図上で表示することもできます。
「目印です」という名前がついた旗を地図に表示すると、下画像のように表示されます。
エリトラ
革の代わりにファントムの皮膜を修理に使うようになりました。
馬鎧
装備したときのテクスチャが少し変更されています。
水の挙動
チェスト、トラップチェスト、階段、ハーフブロック、フェンス、石の壁、鉄格子、板ガラス、エンダーチェスト、トラップドア、はしご、および看板が設置されている場所に、水を設置できるようになりました。
水が設置された状態。水を設置すると水没します。
これまでのバージョンでは、水中でフェンスなどを設置するとエアポケットができていましたが、それができなくなりました。
水中でフェンスなどを設置することで息継ぎするというテクニックも、使えなくなってしまいました。
ただ、他の場所から流れてくる水流をせき止める性質はそのまま残っています。
看板で水をせき止める仕組みも、これまでどおり使えます。
また、水源から5ブロック以上離れている水流の上でジャンプすると、通常の地面でジャンプしているように跳び上がることができるようになりました。
水流の上でジャンプしても、水に引っかかる感じがありません。
コマンドの入力
多くのコマンドで、入力方法(記述方法)が変更になっています。また、コマンド入力時に候補が表示されるようになり、コマンドが入力しやすくなりました。
/(スラッシュ)キーを押すと、コマンドの候補がズラッと表示されます。先頭の文字を入力すれば、絞り込みもできます。
このコマンドの候補はマウスカーソルで選択可能で、クリックすると選んだコマンドがチャット欄に入力されます。↑↓キーまたは文字列による絞り込みでコマンドを選択後、Tabキーを押すことでもコマンドが入力できます。マウスを使わずキー操作だけで入力できて便利です。
このコマンドの候補の表示方法は、チャット設定の画面で変更することができます。
デフォルトではオンになっていて/や文字を入力すると候補が表示され、オフにすると以前のバージョンのようにTabキーを押したときに候補が表示されるようになります。
表示された座標へのテレポート
locateコマンドを使ったときに表示される座標が、チャット欄を開いているときにマウスカーソルでクリックできるようになりました。
マウスカーソルを緑色で表示されている座標の上にのせると、「クリックでテレポート」と表示されます。
座標をクリックすると、その座標への移動するためのtpコマンドが自動的に入力されます。これはかなり便利です。
その他の変更点
その他にもこまかい変更点がいろいろとあります。
進捗
4つの新しい進捗が追加されました。
生臭い仕事 Fishy Business |
魚を入手する |
---|---|
戦術的漁業 Tactical Fishing |
バケツで魚を捕まえる |
一発ギャグ A Throwaway Joke |
トライデントを投げ当てる |
とてもとても恐ろしい Very Very Frightening |
村人に雷を落とす |
ビュッフェ
新しいワールドタイプにビュッフェというものが追加されました。特定のバイオームでワールドを生成することができます。
ゲームオーバーメッセージ
ゲームオーバーになったとき表示されるメッセージに、新しいものが追加されました。
ネザーやジ・エンドでベッドに寝たとき
ネザーやジ・エンドでベッドに寝てゲームオーバーになると、「プレイヤーはゲームの仕様に殺された」と表示されます。
メッセージ内の、[ゲームの仕様] という部分はクリックできます。クリックすると警告が表示され、「はい」をクリックするとMCPE-28723について説明されたページが開きます。
他のプレイヤーやMobに奈落へ落とされたとき
プレイヤーが他のプレイヤーやMobによって奈落に突き落とされたときや、攻撃したあとにkillコマンドで殺されたときの死亡メッセージが追加されました。
「プレイヤーは○○と同じワールドに住みたくなかった」と表示されます。
プレイヤーが他のプレイヤーが使用したトライデントによって殺されたときの死亡メッセージも追加されています。
デバッグ画面
F3キーを押すと表示される画面で、バイオームネームではなくバイオームIDが表示されるようになりました。また、F3キー+Cキーで、現在の座標をクリップボードにコピーすることができるようになっています。
minecraft:mushroom_island_shoreと表示されています。
ビデオ設定
フルスクリーン時の解像度を変更できるようになりました。
また、ビデオ設定にバイオームブレンドディスタンスが追加される
ワールド編集メニュー
ワールド編集メニューに、バックアップの作成、およびバックアップフォルダ開く設定が追加されました。
ネザーの渓谷
ネザーで渓谷のような地形が生成されるようになりました。
マツの巨木
マツが巨木に成長するとき、周囲の草ブロックをポドゾルに置き換えるようになりました。
ウィッチの小屋
以前は何も植えられていなかったウィッチの小屋の植木鉢に、赤いキノコが植えられるようになりました。
睡眠
クリエイティブモードでは、モンスターが近くにいても眠ることができるようになりました。
1.13.xマイナーアップデートについて
バージョン1.13では、1.13.1、1.13.2のマイナーアップデートが行われました。以下でそれぞれの変更点を解説します。
1.13.1
1.13.1のアップデートでは多くのバグ修正やパフォーマンス改善の他に、死んだサンゴの追加やイカのスポーン条件の変更、forceloadコマンドの追加などが含まれています。
サンゴ関連の変更
バージョン1.13で追加された「サンゴ」に、新たな変更が加えられました。1.13.1からサンゴが水中以外にも設置できるようになっていますが、水に触れていない状態だとすぐに「死んだサンゴ」になってしまい、もとには戻せなくなります。
陸上に設置されたサンゴ(左)と、死んだサンゴ(右)。
水がないと設置後3~4秒くらいで死んだサンゴに変化します。もともとサンゴブロックとウチワサンゴには死んだバージョンがありましたが、1.13.1で普通のサンゴにも追加されたという形です。
また、温かい海の中で骨粉を使うと、海草だけでなくサンゴやウチワサンゴが生成されるようになりました。
生えるサンゴの種類はランダムに決まります。
「underwater_bonemeals」というブロックタグが新たに追加されていて、デフォルトでは海草・サンゴ・ウチワサンゴがこのタグを持っています。その他のブロックをこのタグに追加すれば、骨粉を使ったときにそのブロックも生成されるようになります。
ブロックタグ「underwater_bonemeals」。
魚が骨粉をドロップ
魚を倒したときに、5%の確率で骨粉をドロップするようになりました。
ただ、水の中で浮き沈みする魚を倒すのは結構面倒くさいです。ドロップ率もあまり高くないので、トラップを使わないのであれば、普通にスケルトンと戦ったほうが効率よく骨粉を集めることができます。
統計が追加
統計情報に新しい項目が追加されました。
Damage Dealt (Absorbed) 与えたダメージ(吸収) |
攻撃したときに、衝撃吸収されたダメージ量。 |
---|---|
Damage Dealt (Resisted) 与えたダメージ(抵抗) |
攻撃したときに、耐性によって軽減されたダメージ量。 |
Damage Blocked By Shield 盾で防いだダメージ |
攻撃を受けたときに、盾で防いだダメージ量。 |
Damage Absorbed 吸収したダメージ |
攻撃を受けたときに、衝撃吸収のステータス効果によって衝撃吸収したダメージ量。 |
Damage Resisted 防いだダメージ |
攻撃を受けたときに、耐性のステータス効果によって防いだダメージ量。 |
Shulker Box Cleaned シュルカーボックスを洗った回数 |
大釜でシュルカーボックスを脱色した回数。 |
衝撃吸収は金のリンゴを食べたときや不死のトーテムが発動したときに、耐性はタートルマスターのポーションを飲んだときや、ビーコンを起動させたときに付与されるステータス効果です。
ワールドの検索
ワールドの選択画面で、ワールド名の検索ができるようになりました。大量のセーブデータがあるときに、必要なデータをすぐ探すことができて便利です。
検索ウィンドウ。
存在するセーブデータのワールド名が全て「新規ワールド」だと、検索機能による恩恵を受けることができません。今後はきちんとワールド名を設定するようにしなければ。
forceloadコマンド
/forceloadというコマンドが新しく追加されました。このコマンドを使うと、常時読み込まれるチャンクを自由に追加することができます。
/forceload add <x> <z> | 指定したチャンクを常時読み込むチャンクに追加する |
---|---|
/forceload query <x> <z> | 指定したチャンクが常時読み込まれているか確認する |
/forceload remove <x> <z> | 指定したチャンクを常時読み込むチャンクから除外する |
初期スポーン地点の周辺はデフォルトで常に読み込まれるようになっていますが、このコマンドを使えばスポーンチャンク以外のチャンクも常に読み込むようにすることができます。
チャンクの座標はデバッグ画面で確認しましょう。
Chunkという項目の中の、右側の数値を使います。
コンジットが空気中にも設置可能に
水で満たされたコンジットから、水を抜くことができるようになりました。また、空気中でもコンジットを設置できるようになっています。
水で満たされたコンジット(左)と、水を抜かれたコンジット(右)。
地上でもコンジットを設置できますが、もちろん起動はしません。
熱帯魚入りのバケツに説明文
熱帯魚を水入りバケツで捕まえたとき、アイテムスロットに表示されている熱帯魚入りバケツのアイコンにカーソルを合わせると、バケツに入っている熱帯魚の種類が表示されるようになりました。
表示される説明文。
クリエイティブインベントリの熱帯魚入りバケツのアイコンには表示されません。
プルプァの階段と半ブロックのレシピ追加
プルプァの柱からもプルプァの階段とプルプァのハーフブロックがクラフトできるようになりました。
レシピ。
これまではプルプァブロックからのみクラフト可能で、プルプァの柱を作業台に置いても作成できませんでした。
イカのスポーン
これまでは水のあるところだったらどこでもイカがスポーンしていましたが、1.13.1からは海・川バイオームでのみスポーンするようになりました。海・川バイオーム以外にイカトラップを作っていた場合は、移動する必要があります。
自然にスポーンしないだけで、スポーンエッグやコマンドを使えばスポーンさせることは可能です。
1.13.2
1.13.2アップデートはバグ修正とパフォーマンス改善のアップデートです。新しい要素は何も追加されていませんが、マイクラがより安定するようになっています。
改善されたパフォーマンス
今回のアップデートでは、次のような点が改善されています。
・ワールド更新のパフォーマンス
・カメの経路検索のパフォーマンス
・ゲームスタート時の読み込み時間
・mobスポーンのパフォーマンス
・その他、全体的なパフォーマンス
パフォーマンスが向上したのでユーザーにとっては嬉しいバージョンアップですが、見た目が変わったり動作が変わったりしたわけではなく、実際にプレイしているときに変化を実感するのは難しそうです。
修正されたバグは、次の9個です。
・プレイヤーが地上から125ブロック離れた上空など高いところにいるとき、下でMobがデスポーンとリスポーンを繰り返すことでラグが発生する
・古いバージョンのワールドを新しいバージョンに更新したときに、チャンクの境界に置かれたチェストの中身が消える
・ブロックエンティティの描画中にクラッシュする
・ブロックが高度限界(Y=255)付近に作られる高さでワールドを生成するとクラッシュする
・骨粉を持った状態でシュルカーボックスをShift+右クリックするとクラッシュする
・バージョン1.8で生成したワールドをバージョン1.13で読み込んだとき、本の中身が破損する
・ワールドを更新するときにConcurrentModificationExceptionが発生する
・敵対または中立Mobが、Z座標が正の場所でほとんどスポーンしない
・非公開のセキュリティについての問題
この記事を書いている時点では、Wikiの1.13.2日本語ページに「洞窟グモが水中で窒息ダメージを受けない」バグが修正されたと記載されていましたが、試してみたところ1.13.1でも普通に窒息ダメージを受けていました。
以前のバージョンとの比較
実際に挙動がどう変わったのか、比較できそうな修正点について古いバージョンと比べてみました。
ワールド更新のパフォーマンス
ワールド選択画面でワールドを選択し、下の編集ボタン→ワールドを最適化ボタンと進むとワールドを新しいバージョンに最適化することができます。このパフォーマンスが改善されています。
ワールド最適化途中の画面。
上画像は、バージョン1.13.2とバージョン1.13.1で同じワールドのセーブデータ(1.12.2)を最適化している様子です。左の画面がバージョン1.13.2、右の画面が1.13.1で、ほぼ同時に最適化を開始しています。1.13.1→1.13.2の順に最適化のボタンをクリックしましたが、1.13.2のほうが最適化が完了するまでの時間が短かったです。
ゲームスタート時の読み込み時間
同じワールドを一度それぞれのバージョンで読み込んでからいったんセーブして終了し、その後、再度ワールドを読み込んだときの起動時間を比べてみました。
左が1.13.2で、右が1.13.1です。
こちらも1.13.1のほうを先にスタートさせたのですが、1.13.2のほうが早くワールドが開かれました。1.13.2を遊ぶだけでは実感できない部分ですが、こうして比較するとだいぶ早くなっていると感じます。
Mobのスポーンとデスポーン
バージョン1.13.1までは、プレイヤーが上空に移動したときにプレイヤーから128ブロック以上離れた地面でモンスターが連続でスポーンとデスポーンを繰り返していました。
上空から地面を見下ろすと、モンスター(黒い影のように見える部分)がスポーンしては消えを繰り返しているのがわかります。
1.13.2では、このスポーンとデスポーンが無くなっていました。
限界高度付近でワールドを生成するとクラッシュする
バージョン1.13.1では、地面がY=250あたりになるようにスーパーフラットのワールドを生成すると、ワールドが開かれずにクラッシュしてしまいます。それが1.13.2ではクラッシュしないように改善されました。
村は限界高度より上の部分が削り取られています。
スーパーフラットで生成しているにもかかわらず、断崖絶壁が作られていました。
骨粉を持ってシュルカーボックスを右クリックすると・・
バージョン1.13.1では、骨粉を持った状態でシュルカーボックスを右クリックすると・・
クラッシュします。
このバグが、バージョン1.13.2では改善されています。実際にやってみてもクラッシュしませんでした。
1.8で作った本を開くと内容が破壊される
バージョン1.8で作成した本(著書)をバージョン1.13.1で開くと、本のタイトルと内容が壊れてしまいます。
1.8で書いた内容が、
1.13.1では読めません。
1.13.2で開くと、普通にタイトルと内容を確認することができました。
チェストの中身が消える!?
チャンクの境界線に置かれたラージチェストの中身が消えてしまうというバグがあったようです。
チャンクの境界線に置かれたラージチェスト。バージョン1.12.2です。
中身には石が満タンに入っています。
これをバージョン1.13.1で読み込むと・・。
チェストの中身が半分消えてしまいました。
西側の境界線に置かれたラージチェストだけは中身が消えずに残っていましたが、他の3方向の境界線に置かれたチェストは中身が半分消えてしまっていました。普段からチャンクの境界線を意識している人は少ないと思うので、貴重なアイテムが消えてしまった人もいるかもしれませんね。1.13.2ではこのやばいバグも修正されているので一安心です。
ということで、バージョン1.13アクアティックアップデートでの主な変更点の紹介でした。海に多くの構造物やMobが追加され、海底神殿以外にも楽しみができましたね。サバイバルでトライデントを入手するために、とりあえずはドラウンド狩りに挑戦してみようと思います!
待ってました!
看板の設置方向や泳ぐモーションなどアップデートの中でも上位に来る位の大型アップデート。
ドラウンドトラップも作ったし、早くアプデ来ないかな〜
なんだか色んなmodを入れたようなアプデだなぁ
まぁ馬とかもmodに習ってアプデしたらしいから当然か。いや別にダメじゃないけど…なんだかなぁ…
vita·PS4版もアプデされんの?
1.12から1.13にアップデートして楽しんでいます。
少し残念なのが、死んでしまって初期スポーン地点に飛ばされた場合、バグってしまうことです。おそらく私だけなのでしょうけれど。物は壊してもブロック化されず、つかめず、モブの攻撃を受けても死ぬことも出来ずの状態です。しかも、初期スポーン地帯以外にいけなくなっていて、色々試してみたのですが、どうしようもないようでした。
頻繁にバックアップを取ってプレイしないといけないのでかなりしんどいですが、うーんです。熱帯魚集めとか種類も多くて楽しいですね。
1.13に対応したオプティファインでないかな~
まだフェンスゲートはエアポケットになりますね。
壁に設置できる分、使い勝手はよくなったと思います。
水の挙動が変化したのは素直にうれしい
toraidentoが追加されて嬉しかったです。どんどん使いたいなーーーーーーー。