満腹度の回復量が多い食料を作るためには、かまどを使う必要があります。また、鉱石ブロックから鉱石を取り出すためにもかまどは必要です。今回は、かまどの作り方と基本的な使用方法を紹介したいと思います。




かまどとは

かまど

かまどは、燃料を使ってアイテムを焼くことができるアイテムです。肉や魚を焼いたり、鉄インゴットや金インゴットなどの鉱石を取り出したりすることができます。

燃焼中のかまど。夜に使うと明るくなります(明るさ13の光を発します)。
夜に燃焼するかまど

ウシやブタを倒して手に入れる生肉は、かまどで焼くと満腹度の回復量が多くなります。かまどの材料は簡単に手に入るので、いつでも肉が焼けるように準備しておきましょう。

かまどの作り方

かまどは、作業台の真ん中以外の8マスに、丸石を置くと作ることができます。

かまどのレシピ。
かまどのレシピ

作業台に丸石を並べるときは、丸石を持ってから、作業台の置きたいマスの上を右クリックしたままグルリとなぞると、楽に置けます(左クリックでも可)。

丸石は、石ブロックをツルハシで破壊すると手に入れることができます。素手で破壊してもアイテム化しないので、木や石のツルハシを作って採掘しましょう。材料として使えるのは丸石だけで、石では作ることができません。

この石ブロックを破壊すると、丸石が入手できます。
地下の丸石

かまどの使い方

設置したかまどを右クリックすると、かまどの中を見ることができます。

かまどの中。
かまどのインベントリ

3つあるマスのうち、プレイヤーが操作できるのは左側の2つのマスです。上側のマスに焼きたいアイテムを入れ、下側のマスには燃料を入れます。燃料が入った状態で上のマスにアイテムをセットすると、自動的に精錬が始まり、終わると精錬後のアイテムが右側のマスに表示されます。

燃料には、原木や木材などが使えます。最終的には木炭や石炭を使用するのがいいと思いますが、とりあえずは木を切って、それを燃料に使いましょう。木炭は原木を精錬すると作ることができるので、拠点づくりが落ち着いたらまとめて作っておくといいです。

材料は途中で取り出さないようにしよう

精錬の進行度は、中央部分の白い矢印で確認できます。矢印が全て白くなると精錬が完了し、右側のマスに精錬後のアイテムが表示されます。精錬後のアイテムを取り出すときには、経験値を入手することもできます。

途中でアイテムを取り出した場合は、精錬がリセットされます。アイテムを再びかまどにセットすれば、最初から精錬をやり直すことができますが、それまでに消費した燃料はリセットされません。精錬の途中でアイテムを取り出してしまうと、そのぶん燃料が無駄になってしまうので注意しましょう。

まとめて精錬しよう

かまどには、スタックされたアイテムをセットすることができ、スタックされたアイテムを入れると、一つのアイテムの精錬が終わったときに、そのまま自動的に次の精錬を開始してくれます。

燃料として木炭64個(1スタック)と、精錬の材料として牛肉64個をセットした直後。
かまどに牛肉と木炭をセットした直後

燃料は燃え始めた瞬間に消費され、上のマスにアイテムが入っていなくても、燃え尽きるまで燃え続けます(燃焼時間は燃料によって違います)。そのため、燃焼中にアイテムが無くなる状況があると、燃料が無駄になってしまいます。そういった状況を避けるために、精錬はできるだけ多くのアイテムをまとめて行うようにしましょう。




肉や魚はかまどで焼いてから食べよう

動物を倒したときに入手できる生肉や、釣りで入手できる生魚は、焼くと満腹度の回復量がかなり多くなります。何か特別な理由がないかぎりは、かまどで焼いてから食べるようにしたほうがいいでしょう。

精錬前と精錬後の満腹度回復量(単位は肉マークの個数)。

生(なま) 精錬後
1 2.5
1 3
牛肉 1.5 4
豚肉 1.5 4
鶏肉 1 3
羊肉 1 3
兎肉 1 2.5
ジャガイモ 0.5 2.5

食料として意外と使えるのは、ジャガイモです。焼くとベイクドポテトになって、満腹度を2.5回復させることができます。村さえ発見できれば増やすのも簡単なので、序盤の主食として使うのもおすすめです。

鉱石は精錬してから運び出す

ブランチマイニングしていると、インベントリがあっという間に満タンになってしまいます。そこで、地下に仮拠点を作って、採掘した鉱石を一時的にチェストに保管しておくわけですが、そこから鉱石を地上の拠点に持っていくのがまた大変です。

そのときに、先に地下拠点のかまどで精錬してしまってから、鉱石をブロックにして持ち運ぶと、インベントリをかなり節約でき、往復回数を減らすことができます。

これだけのレッドストーンも、
大量のレッドストーン

ブロックにしてしまうとここまで減らせます。
ブロックにしたレッドストーン

燃料には木炭などを持っていってもいいですが、地下ということで、バケツを持っていけば、溶岩を燃料にすることもできます。無くなったらくみに行かなければいけないのが少し面倒ですが、溶岩を使えば地下で全てを完結することができますね。

ということで、かまどの作り方と基本的な使用方法の紹介でした。かまどに関しては以下の記事でも解説しているので、よかったら参考にしてみてください。