マインクラフトの世界にも、炎が存在します。冒険していると、たまに地表にある溶岩湖の近くで、木が燃えていたりしますよね。あの炎を人工的に出現させるための道具が、「火打石と打ち金」です。今回は、火打石と打ち金の作り方と、便利な使い方を紹介します。
火打石と打ち金とは
火打石と打ち金とは、手に持って右クリックすることで、あらゆるものに火をつけることができるアイテムです。
「火打石」ではなく、「火打石と打ち金」が正式名称です(「火打石」は、これとは別に、アイテムとして存在しています)。TNTの着火や、ネザーゲートの起動に使用します。
作り方
火打石と打ち金は、火打石と鉄インゴットを1つずつ組み合わせて作ります。
鉄インゴットは、鉄鉱石をかまどで焼くと生成できます。火打石は砂利を破壊したときに、たまにドロップするアイテムです。周りに砂利が少ない場合は、たくさん集めるのが難しいですが、幸運Ⅲのついたシャベルを使うと100%ドロップするようです。
幸運Ⅲを試してみた記事。
材料がアイテム2つだけなので、作業台無しでも作ることができます。さらに、素材の配置も適当でOKです。
使い方
火打石と打ち金を使って火をつけるには、火を付けたいブロックにカーソルを合わせて右クリックです。カチッという音が鳴って着火し、耐久度が1減少します(火打石と打ち金の耐久度は65なので、最大で65回着火することができます)。
ブロックへ着火
木材などの燃えるブロックだけでなく、石などの燃えないブロックにも、上面であれば火をつけることができます。ついた火は、一定時間燃えた後に消えます。
石の上の炎。
燃えるブロックであれば、側面に着火させることもできます。
火に隣接するブロックが燃えるブロックだった場合は、延焼していきます。森で木に火をつけると、どんどん燃え広がっていって面白いです。
ネザーゲートの起動
私が初めて火打石と打ち金を使ったのは、ネザーゲートを作った時。黒曜石でゲートの枠を作ったあとに、枠の内側に火をつけるとゲートが起動します。
火をつけると、ゲートがネザーにつながります。
うまく起動させることができると、枠の内側に紫色のネザーポータルが出現します。ネザーポータルが出現せず、普通に炎が着火された場合は、ゲートの形がおかしい可能性があるので、もう一度チェックしてみましょう。
TNTへ着火
TNTは、レッドストーン信号を入力するだけでなく、火打石と打ち金で直接火をつけても、爆発させることができます。
火打石で着火するとポンッと少し弾んでピカピカ光り、しばらくすると爆発します。着火したら素早く逃げないとダメージを受けてしまうので注意。
武器としての使用
炎を利用して、動物やモンスターなどにダメージを与えることもできます。Mobの足元のブロックに着火すると、Mobにも火が燃え移り、一定時間ダメージを与え続けます。
クモの下のブロックに着火。
火打石と打ち金でつけた火によるダメージは、プレイヤーからの攻撃とはみなされないため、昼間のクモなどは敵対せずに倒すことも可能(昼間のクモは、プレイヤーが攻撃すると敵対して攻撃してきます)。ただし、経験値はもらえません。
便利な使い方
TNTやブロックへの着火や、ネザーゲートの起動以外の、火打石と打ち金の使いみちを紹介します。
友好度を下げずに村人を減らす
村にドアをたくさん作ったら村人が増えすぎて、マイクラが重くなった。なかなか求める職業の村人が出なくて、もう一度繁殖し直したい。そういった理由で、今いる村人を減らしたいときに、火打石と打ち金が使えます。
村人を直接攻撃してしまうと、村の守護神であるアイアンゴーレムが敵対して襲ってきてしまいます。アイアンゴーレムの攻撃力は凄まじく、ダイヤの防具フル装備でも大ダメージを受けてしまうので、戦いは避けたほうが無難。
また、村人を攻撃すると、村人とプレイヤーとの友好度が下がり、友好度が低い状態だと、村人を攻撃していなくても、無条件でアイアンゴーレムが襲ってくるようになります。そのような状態になることを避けるためにも、村人を減らすときは火打石と打ち金で火をつけてしまいましょう。
村人の足元に火をつけてダメージを与えても・・
アイアンゴーレムに襲われません。アイアンゴーレムも炎の上を歩いてしまって燃え上がっています。
村人は近づくとプレーヤーのほうを向いて立ち止まるので、狙った村人だけにダメージを与えることも可能。安全に村人の数を減らすことができます。
森を開拓
炎は近くに燃えるものがあると燃え広がっていきます。
生い茂る草に火をつけると燃え広がり、
草が一気になくなります。
実は草の場合は、火をつけるよりも水を流したほうが簡単なのですが、森を切り開きたいときや、木造の構造物を破壊したいときなどは、木に火をつけてある程度燃やしてしまってから、残っている部分を処理していくようにすると、簡単です。
ダークオークの木に火をつけると、燃え広がっていきます。
途中で雨が降って火が消えてしまいましたが、木の大部分は燃えてなくなっています。
家の近くでは、家に燃え移らないように注意しながらやりましょう。
ネザーラックで暖炉に
ネザーラックは、一度火をつけると燃え続けるという性質があります。
雨が降っていても消えません。
ネザーラックに火をつけて周囲を燃えないブロックで囲ったりすれば、いらないアイテムなどを捨てることができる焼却炉を作ることができます(家の中で作るときは、くれぐれも火事に注意)。また、暖炉を作ったり、明かりとして使用したりすることも可能です。
ということで、火打石と打ち金の作り方と、使い道の紹介でした。普通はネザーゲートの起動くらいにしか使わないと思いますが、他にもいろいろ使い道があるので、参考にしてやってみてください!
ありがとうございますそういえば家をもやしてしまいましたその時わどうすればいいですか
あっと思いました
水バーン
燃えたら、作りなおすしか、ないと思います。
狂気を感じる…