マイクラの鉱石11種類の入手方法と使い道をまとめました。実際にどの高さにどれだけの鉱石が埋まっているかも調べています(1.18でも調査済み)。鉱石集めの際に、ぜひ参考にしてください。




鉱石の種類と使い道

マイクラの世界では多くの鉱石が生成されます。貴重鉱石のほとんどは地下深くに埋まっているので見つけるのは簡単ではありませんが、手に入れることができればプレイヤーの冒険の大きな助けとなってくれます。

地下に埋まっている鉱石(鉱石以外のブロックをくり抜いています)。
地下の鉱石

こうしてみるとかなりの量が埋まっていますが、洞窟などの壁面で見つけられるのはこれらのうちのごく一部(空洞に露出したものだけ)。全ての鉱石を手に入れようと思ったら、一定区画を露天掘りするしかありません。

深いところには貴重鉱石があります。
貴重鉱石

高いところ(地表に近いところ)には石炭鉱石と鉄鉱石があり、低いところにいくとレッドストーンやラピスラズリ、金、ダイヤが存在しています。それぞれの鉱石の埋蔵量について後述しますが、浅いところにある鉱石ほど多く生成されています。

マイクラに存在する鉱石は、次の11種類です。

鉱石 取り出せるアイテム
石炭鉱石 石炭
鉄鉱石 鉄インゴット
金鉱石 金インゴット
銅鉱石銅鉱石 銅インゴット銅インゴット
ラピスラズリ鉱石 ラピスラズリ
レッドストーン鉱石 レッドストーンダスト
ダイヤモンド鉱石 ダイヤモンド
エメラルド鉱石 エメラルド
ネザークォーツ鉱石 ネザークォーツ
ネザーの金鉱石 金インゴット
古代の残骸 ネザライトの欠片

これらのほか、破壊したときに金塊をドロップすることがあるきらめくブラックストーンというブロックもあります。砦の遺跡にだけ生成されるブロックです。

石炭鉱石

石炭鉱石は、かまどの燃料や松明の材料として使う「石炭」を取り出すことができる鉱石です。1.17まではY=131以下の高度で生成されていましたが、1.18からはY=0~256の高度で生成されるようになっています。木のツルハシがあれば破壊できます。

石炭鉱石。地表に近いところでも発見できます。
石炭鉱石

まとまって生成されるため、一箇所で10個以上の石炭を入手できることも。採掘しているとすぐインベントリを圧迫するので、石炭ブロックにして持ち運ぶのがおすすめです。ツルハシで破壊すれば石炭をドロップしますが(一つの石炭鉱石から一つの石炭)、かまどで精錬しても石炭を取り出すことができます。

鉄鉱石

鉄鉱石は、鉄製の道具やホッパーなどを作るために必要な「鉄インゴット」を取り出すことができる鉱石です。1.17まではY=67以下の高度で、1.18からはY=-64~72、Y=78~256の高度で生成されます。破壊には石以上のツルハシが必要です(木のツルハシでも破壊できますがアイテムがドロップしません)。

鉄鉱石。木のツルハシで壊すと消えてしまうので注意しましょう。
鉄鉱石

鉄鉱石は石以上のツルハシで破壊すると、鉄の原石をドロップします。鉄インゴットを取り出すにはかまどや溶鉱炉での精錬が必要です。鉄インゴットはホッパーや鉄装備などにたくさん使うことになるので、見つけたら確実に採取しておきたい鉱石です。

金鉱石

金鉱石は、金製の道具や装備品を作るために必要な「金インゴット」を取り出すことができる鉱石です。1.17まではY=33以下の高度で(荒野(メサ)のみY=79まで)、1.18からはY=-64~32の高度で(荒野ではY=256まで)生成されます。破壊には鉄以上のツルハシが必要です。

金鉱石。メサの廃坑では坑道に露出したものが多く発見できます。
金鉱石

金鉱石も鉄鉱石と同じく、ツルハシで破壊すると金の原石をドロップします。金インゴットを取り出すには精錬が必要です。

金製の装備品は攻撃力・防御力・耐久値どれをとってもイマイチですが、ネザーに生息するピグリンを敵対化させない特徴を持っています。金のヘルメットやブーツあたりはもっておきたいところ。ネザライトインゴットやきらめくスイカの薄切りの材料としても使うので、ある程度ストックがあると安心です。

銅鉱石

銅鉱石は、時間の経過によって変色する(錆びる)銅系ブロックを作るために必要な「銅インゴット」を取り出すことができる鉱石です。1.17ではY=0~96の高度で、1.18からはY=-16~112の高度で生成されます。破壊には石以上のツルハシが必要です。

銅鉱石。一部錆びたような色になっています。
銅鉱石

銅鉱石をツルハシで破壊すると、2~5個の銅の原石がドロップします。銅インゴットを作るには精錬が必要です。

ラピスラズリ鉱石

ラピスラズリ鉱石は、エンチャントテーブルを使うために必要な「ラピスラズリ」を取り出すことができる鉱石です。1.17まではY=33以下の高度で、1.18からはY=-64~64の高度で生成されます。採掘には石以上のツルハシが必要です。

ラピスラズリ鉱石。エンチャントテーブルでエンチャントするならたくさん集めておきたいです。
ラピスラズリ鉱石

ラピスラズリ鉱石をツルハシで破壊すると、1つの鉱石から4~9個のラピスラズリがドロップします。精錬も可能ですが精錬では一つのラピスラズリしか入手できません。ラピスラズリ鉱石やレッドストーン鉱石など複数のアイテムがドロップする鉱石は、ツルハシで破壊したほうが圧倒的にお得です。

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全ての鉱石は精錬が可能です。しかし精錬によって入手量が減る鉱石もあるので、精錬でしか取り出せない鉄・金・古代の残骸以外は基本ツルハシで破壊してアイテムをドロップさせましょう。

レッドストーン鉱石

レッドストーン鉱石は、レッドストーン回路に欠かせない「レッドストーンダスト」を取り出すことができる鉱石です。1.17まではY=15以下の高度で、1.18からはY=-64~15の高度で生成されます。鉱石の破壊には鉄以上のツルハシが必要です。

レッドストーン鉱石。回路づくりに大量に必要になります。
レッドストーン鉱石

レッドストーン鉱石を破壊したときにドロップするレッドストーンダストは、リピーター、オブザーバー、ピストンなど、レッドストーン回路に使うアイテムのクラフトに必要になります。1つのレッドストーン鉱石から4~5個のレッドストーンダストがドロップするので集めるのはダイヤほど難しくありませんが、使いたいときにかぎって切らしてしまうのでたくさん確保しておきましょう。

ダイヤモンド鉱石

ダイヤモンド鉱石は、ダイヤ製の道具・装備品を作るために必要なダイヤモンドを取り出すことができる鉱石です。1.17まではY=15以下の高度で、1.18からはY=-64~16の高度で生成されます。破壊には鉄以上のツルハシが必要です。

ダイヤモンド鉱石。見つけるとかなり嬉しい鉱石です。
ダイヤモンド鉱石

鉱石の生成数が少ない上に、一つの鉱石から一つしかダイヤモンドがドロップしません。ストックを増やしたいなら、できるだけ幸運のエンチャントがついたツルハシで破壊したいところ。貴重な鉱石なので、無限増殖の裏技などもよく研究されています。

エメラルド鉱石

エメラルド鉱石は、村人との取引に使えるエメラルドを取り出すことができる鉱石です。1.17までは山岳バイオーム(亜種含む)のY=32以下の高度で、1.18からはY=-16~256の高度でのみ生成されます。採掘には鉄以上のツルハシが必要です。

エメラルド鉱石。数は少ないです。
エメラルド鉱石

取引で使えるだけの数を採掘によって手に入れるのは非常に難しいです。見つけたらラッキーくらいに思っておいたほうがいいでしょう。

ネザークォーツ鉱石

ネザークォーツ鉱石は、レッドストーンコンパレーターやオブザーバーの材料となるネザークォーツを取り出すことができる鉱石です。オーバーワールド(通常世界)には存在せず、ネザーでのみ生成されます。生成高度はY=7~125。木のツルハシでも破壊することができます。

ネザークォーツ鉱石。生成数は鉄インゴット並で、ネザーに行けばよく見かけることができます。
ネザークォーツ鉱石

ネザークォーツからクラフトできるクォーツ系ブロックは見た目がとてもキレイで、建築に使うブロックとしてオススメです。たくさん集めておくといいでしょう。

ネザー金鉱石

ネザーの金鉱石からは、オーバーワールドの金鉱石と同じように金インゴットを取り出すことができます。生成高度はY=6~117。鉄以上のツルハシで破壊することができます。

ネザーの金鉱石。ネザーラックに金が埋まっているような見た目です。
ネザー金鉱石

もし近くに荒野(メサ)があるならそこで採掘するのもいいですが、埋蔵量自体はオーバーワールドの金鉱石よりもネザー金鉱石のほうが多いので、ネザーで金集めするのも全然アリ。ただし溶岩には十分注意しましょう。

古代の残骸

古代の残骸は、ネザライトインゴットの材料になる「ネザライトの欠片」を取り出すことができる鉱石です。オーバーワールド(通常世界)には存在せず、ネザーでのみ生成されます。生成高度はY=6~119。破壊にはダイヤのツルハシが必要です。

古代の残骸。生成数はダイヤ以上に少ないです。
古代の残骸

古代の残骸はダイヤのツルハシで破壊するとブロックのままドロップします。ブロックをかまどで精錬することでネザライトの欠片を取り出すことが可能。他の鉱石と違って空間に露出した状態で生成されることがなく、数が少ないこともあって発見が非常に困難です。

きらめくブラックストーン

きらめくブラックストーンは、砦の残骸に生成されるブロックです。破壊したときに10%の確率で2~5個の金塊をドロップします(金塊がドロップしないときは、きらめくブラックストーンがそのままドロップします)。木のツルハシで破壊可能です。

きらめくブラックストーン。砦の壁や柱などで見つけられます。
きらめくブラックストーン

ネザーアップデート以降金の使い道が増えているので、こちらも見つけたら確実にゲットしておきましょう。




鉱石分布と埋蔵量

Wikiにも鉱石がたくさん生成される高度が紹介されていますが、実際のところどの高さにどれだけの鉱石が埋まっているのか自分で調べてみたくなり、コマンドを使って調査しました。かなり大変だったので二度とやりたくないですが、参考になるデータをとることができたと思うのでぜひ活用してください。バージョン1.16.1と1.18で調べた結果をのせています。

ちなみに調査に使ったコマンドは/fillです。例えば以下のようなコマンドを実行すると、プレイヤーが現在立っている高度のダイヤモンド鉱石が空気に置き換えられ、チャット欄に置き換えられたブロックの個数が表示されます。

/fill ~ ~ ~ ~159 ~ ~159 minecraft:air replace minecraft:diamond_ore

チャット欄の表示。
チャット欄の表示

Java版はログファイルからコマンドの実行結果を取り出して、統合版はチャット欄に表示された個数を手打ちして集計しました。異なるA~Eの5地点それぞれで181×181の範囲に生成される鉱石の数を調べています。

以下に紹介するグラフは縦軸が鉱石の個数を、横軸が高度を表しています。一層あたりのブロックの総数は32761個です。今回の検証で発見できた最高高度、最低高度、最大個数(1層あたり)も記載してあります。

※Java版・統合版ともに同じようなグラフになったので、Java版のグラフのみのせています。

石炭の鉱石分布

石炭鉱石の分布1.16.1。
石炭鉱石の分布

最高高度:Y=127
最低高度:Y=1
最大個数:525個

Wikiによると石炭鉱石の頻出高度はY=5~52となっていて、実際Y=5~31あたりまでは平均値が300超えと多くの石炭鉱石が生成されていました。Y=30~63で海が生成された場合は数が少なくなりますが、そうでなければY=51以下どの高さでも300個前後の鉱石が生成されています。

地表に近づくとやや数が少なくなり、Y=64以上になると大きく減少します(地上にでるため)。採掘するなら地面から10ブロック程度は下に掘って探したほうが良さそうです。山などがあればY=131まで生成される可能性があり、私もY=127の高さで見つけることができました。

石炭鉱石の散らばり。
石炭鉱石の散らばり

上の画像を見ると、浅いところから深いところまでたくさんの鉱石が埋まっていることがわかります。また一箇所ごとのかたまりも大きいです。これだけの数があると、適当に掘り進めているだけでもかなりの量を採掘することができます。160×160の範囲でこれなので、ワールド内には普通に遊んでいるだけでは使い切れないくらいの埋蔵量があると言えそうです。

1.18。
石炭1.18

最高高度:Y=245
最低高度:Y=-2
最大個数:973個(Y=140)

Wikiによると、もっともよく生成されるのはY=96付近ということで、実際にそのようなグラフになっています。Y=130~140あたりにもピークがありそうな感じなので、近くに高い山があるなら探索してみるとよいでしょう。

鉄鉱石の分布1.16.1。
鉄鉱石の分布

最高高度:Y=63
最低高度:Y=1
最大個数:271個

鉄鉱石も石炭鉱石と似たようなグラフになっており、Y=5~30あたりでもっとも多くの鉱石が生成されていました(平均200弱)。Y=30より上は海が生成されるのでどうしても平均値が低くなってしまいますが、海がない地形であればY=55くらいまで200個近くの鉱石が生成されています。地面から10ブロック程度掘って採掘すると効率がよくなりそうです。

鉱石の散らばり。
鉄鉱石の散らばり

鉄鉱石も、石炭鉱石なみにたくさん埋まっています。ただし一箇所ごとのかたまりが石炭よりも小さく、そのぶん発見できる個数が少なくなっているという感じです。

1.18。
鉄鉱石1.18

最高高度:Y=250
最低高度:Y=-63
最大個数:311個(Y=171)

鉄鉱石は高いところほど多く生成されるようになっていますが、グラフからもわかるように、地形によって取れる量が大きく変わります。限界高度付近はブロック数が少ないので、生成量も少なめです。

いっぽう地下は、地形の影響を地上ほどは受けません。かなり高い山があるなら山で採掘するのもいいですが、そうでなければこれまでどおり地下で探しましょう。地下のピークはY=16付近です。

マイナス高度では鉄鉱石の鉱脈が生成されることがあります。鉄の原石が鉱脈の目印。一度に大量の鉄をゲットできる可能性があります。

金鉱石の分布。メサバイオームの場合は高度が高くても金が生成されますが、今回の調査ではあたりませんでした。
金鉱石の分布

最高高度:Y=31
最低高度:Y=1
最大個数:70個

金鉱石はY=31以下で見つけることができ、Y=6~28でもっともよく生成されていました。しかしそれでも発見できるのは1層あたり40個弱。ラピスラズリやレッドストーンと違って一つの金鉱石から一つの金インゴットしか得られないので、入手できる数としてはかなり少なくなります。ダイヤなみの希少性です。

鉱石の散らばり。
金鉱石の散らばり

石炭や鉄と違って高い位置には生成されていません。数もかなり少ないので、これらを狙って掘り当てるのは難しいです。複数のブロックが塊になっているのは同じなので、運良く見つけたら取り忘れのないように周りも掘ってみましょう。

1.18。
金鉱石1.18

最高高度:Y=31
最低高度:Y=-63
最大個数:112個(Y=-21)

金鉱石は地下深くに生成されており、Y=-16付近でピークになります。Y=-22~-12あたりでいちだんと増える感じですが、マイナス高度ならどの高度でも安定的に採取できると言えそうです。

銅鉱石の分布1.18。
銅鉱石1.18

最高高度:Y=111
最低高度:Y=-18
最大個数:306個(Y=29)

銅鉱石はY=48付近でもっともよく生成されるようになっています。グラフもそのようになっていて、Y=30~60あたりで多く採掘できます。銅はプラス高度で鉱脈を作ることがあり、統合版ではY=70付近の高度で800個近い銅が生成されていたこともありました。

ラピスラズリ

ラピスラズリ鉱石の分布。
ラピスラズリ鉱石の分布

最高高度:Y=30
最低高度:Y=1
最大個数:45個

ラピスラズリ鉱石は、Y=13あたりを頂点とする山のような形のグラフになりました。Y=10~15あたりが頻出高度と言えそうです。しかしその高度でも、生成される数は20~25個ほどと少ない。ただラピスラズリは1つの鉱石からは4~9個ドロップするので、手に入る総数はダイヤモンドや金インゴットに比べると多くなります。

鉱石の散らばり。
ラピスラズリ鉱石の散らばり

鉄鉱石や石炭鉱石に比べるとスカスカです。重なった鉱石のペアがななめに配置されている塊もけっこうあるので、取り逃しのないように注意しましょう。

1.18。
ラピスラズリ鉱石1.18

最高高度:Y=64
最低高度:Y=-63
最大個数:73個(Y=5)

1.18から、ラピスラズリ鉱石は地表付近の高度まで生成されるようになりました。ただし、生成量はそこまで多くありません。もっとも多く生成されるのはY=0付近。Y=-10~8あたりで採掘すると効率が良くなります。

レッドストーン

レッドストーン鉱石の分布。
レッドストーン鉱石の分布

最高高度:Y=15
最低高度:Y=1
最大個数:314個

レッドストーンはY=15以下の階層に生成されていて、頻出高度はY=5~12となりました。生成される数は250個前後とかなり多く、Y=5~12の範囲なら埋蔵量の変化もあまりありません。Y=12以下であればどこを掘っても見つけられそうです。1つの鉱石から4~5個のレッドストーンダストがドロップするので、採掘時はインベントリを圧迫するのが問題です。レッドストーンブロックにクラフトするなどして持ち運ぶのがいいでしょう。

鉱石の散らばり。
レッドストーン鉱石の散らばり

金やラピスラズリに比べるとだいぶ多い印象です。高いところに生成されていないだけで、散らばり方は石炭鉱石や鉄鉱石に似ています。

1.18。
レッドストーン鉱石1.18

最高高度:Y=15
最低高度:Y=-63
最大個数:195個(Y=-59)

1.18からは、深いところにいけばいくほど多く生成されるようになっています。ただしY=-64に近づきすぎると岩盤によって生成量が減ってしまうので、Y=-59~-55あたりがねらいめ。Y=-40あたりをさかいめに低い高度で一気に量が増えているので、そのあたりを掘ると効率がいいです。

ダイヤモンド

ダイヤモンド鉱石の分布。
ダイヤモンド鉱石の分布

最高高度:Y=15
最低高度:Y=1
最大個数:58個

ダイヤもレッドストーンと同じくY=15以下の層に生成されていましたが、発見できるのは30個前後と金鉱石やラピスラズリ鉱石なみに少なくなっています。一つの鉱石から一つのダイヤモンドしかドロップしないので、非常に希少性の高い鉱石と言えるでしょう。Y=5~12でよく発見され、その範囲なら埋蔵量もだいたい同じくらいです。

鉱石の散らばり。
ダイヤモンド鉱石の散らばり

もっとも貴重な鉱石というイメージが強いダイヤモンドですが、鉱石の総数を見るとラピスラズリよりやや少ないくらいです(ラピスラズリ8092個、ダイヤモンド7340個)。

1.18。
ダイヤモンド鉱石1.18

最高高度:Y=15
最低高度:Y=-63
最大個数:87個(Y=-53)

1.18からのダイヤモンド鉱石は、深いところにいけばいくほど少しずつ生成量が増えていくようになっています。Y=-59~-55あたりがもっともよく生成されているので、ブランチマイニングするならこの高度が狙い目。レッドストーン鉱石と一緒によく採掘できます。

エメラルド

エメラルド鉱石の分布。エメラルドは山岳バイオームでしか生成されないので、山岳バイオームのみのワールドを作って調査しました。
エメラルド鉱石の分布

最高高度:Y=31
最低高度:Y=4
最大個数:28個

エメラルド鉱石はY=1~31の高さであれば、どの高さでもだいたい15個前後発見することができました。生成される数はかなり少なく、鉱石の総数はダイヤモンドの半分以下(ダイヤモンド7340個、エメラルド3558個)。これだけの数を手に入れるために採掘に時間をかけるのは効率が悪いので、エメラルドがほしいときは村人との取引で手に入れたほうがいいでしょう。

鉱石の散らばり。
エメラルド鉱石の散らばり

けっこう散らばっているように見えますが、かたまりになっていないので他のブロックに埋もれている可能性が高いです。坑道を掘りながらでも見つけるのは難しいでしょう。

1.18。
エメラルド鉱石1.18

最高高度:Y=253
最低高度:Y=-16
最大個数:25個(Y=158)

1.18からはかなり高いところまでエメラルド鉱石が生成されるようになっていますが、全体的に生成量は少なめです。高い山には露出していることもありますが、エメラルドを集めることが目的なら村人と取引をしたほうが効率がいいです。

ネザークォーツ

ネザークォーツ鉱石の分布。
ネザークォーツ鉱石の分布

最高高度:Y=117
最低高度:Y=7
最大個数:291個

ネザークォーツ鉱石はネザーのY=7~117に生成されていて、Y=10~21でもっともよく発見できました。Y=25以上の高度になると溶岩の海と空間が広がるため鉱石の生成数は少なくなり、Y=107付近になるとまた増えます(ネザーはY=123~127に岩盤の天井があります)。クォーツ系ブロックを建築に使うならY=10~21を狙うのが良さそうですが、溶岩に出会うリスクがあるのでオーバーワールドのY=11ほど気楽に採掘はできません。コンパレーターやオブザーバーの材料に使うだけであれば、地表に露出しているものを集めるだけでも十分です。

鉱石の散らばり。
ネザークォーツ鉱石の散らばり

けっこうたくさん生成されていて、かたまりも大きいです。一つ見つけたら芋づる式に発見できるので、集めるのはそう難しくないでしょう。

ネザーの金

ネザー金鉱石の分布。
ネザー金鉱石の分布

最高高度:Y=117
最低高度:Y=7
最大個数:116個

ネザーの金鉱石はネザーY=7~117で生成されていて、Y=9~22、Y=109~116付近でもっともよく発見することができました。全体的に埋蔵量はオーバーワールドの金鉱石よりも多く、Y=22以下では1層あたりで倍近い金鉱石が埋まっています(金鉱石35~40個ほど、ネザー金鉱石60~70個ほど)。溶岩によるゲームオーバーのリスクはありますが、金の回収効率はよいので装備や作業環境を整えて採掘するといいでしょう。

鉱石の散らばり。
ネザー金鉱石の散らばり

散らばり方はオーバーワールドの金鉱石に似ています。ただ一箇所ごとの塊が大きく、一気に10個くらいの鉱石が手に入ることも。狭い範囲でもブランチマイニングをしっかりやれば、結構な数の金鉱石を集めることができます。

古代の残骸

古代の残骸の分布。
古代の残骸の分布

最高高度:Y=120
最低高度:Y=6
最大個数:25個

古代の残骸はネザーのあらゆる高さに生成されていて、Y=15前後でもっとも多く発見することができました。あらゆる高さに生成されるといってもほとんどの高さで生成数が25600ブロック中1~2個で、しかも空間に露出することがないので見つけるのは非常に困難です。探すときは生成数の最も多いY=15あたりを狙って掘るのがいいでしょう。

鉱石の散らばり。
古代の残骸の散らばり

古代の残骸は数が少ない上に溶岩やブロックで囲まれた状態で生成されるため、最も集めるのが難しい鉱石です。塊ではほとんど生成されませんが、斜めの位置に並んで生成されることがあるので一つ見つけたら周りも掘ってみましょう。ちなみに今回の調査では、ネザー金鉱石の総数が82447個、ネザークォーツ鉱石が239969個だったのに対し、古代の残骸の総数はたったの3229個です。マイクラ内でダントツに手に入れにくい鉱石です。

鉱石の集め方

鉱石を集めるときに注意したいのは、使うツルハシによっては破壊に結構な時間がかかってしまうということです。鉱石にカーソルを向けたままツルハシを一定時間動かし続けなければいけないので、モンスターから見たら背中ががら空き。採掘に集中しすぎると後ろに迫っているクリーパーにも気づけません。

貴重鉱石の採掘は十分な装備をした状態で行いましょう。
鉄のフル装備をしたプレイヤー

クリーパーの爆発でゲームオーバーになってしまうと、最悪それまで集めたダイヤモンドを全ロストしてしまいます。モンスターの攻撃によって溶岩に落ちてしまうのもよくあるパターン。地下深くで貴重鉱石を採掘するときは、できれば壁を作るなどして安全を確保してから掘るようにしたいです。

地表付近に生成された鉄鉱石。
地表付近に生成された鉄鉱石

石炭鉱石や鉄鉱石であれば、地表にかなり近いところでも発見することができます。拠点の周りで探してみましょう。慣れるまではこういう鉱石だけを狙って集めるのもいいですね。

効率のよい掘り方

洞窟の壁に露出しているものだけを集めてもたいした数は集まりません。本気で集めるときはブランチマイニングをしましょう。ブランチマイニングとはプレイヤーが坑道を掘りながら鉱石を探す採掘方法で、やみくもに掘るよりもかなり効率よく鉱石を集めることができます。詳しくは以下の記事で解説しているので合わせて読んでみてください。

自分で掘った坑道で湧き潰ししながら作業するので、実は広い空間で採掘するよりも安全です。序盤でも採掘用の鉄のツルハシが何本か用意できたら、Y=11まで降りてブランチマイニングを始めてみましょう。

効率のよい高度

オーバーワールドの鉱石分布(1.16.1)。
オーバーワールドの鉱石分布

全種類の鉱石が多く生成されているのはY=5~13あたりなので、そこを狙って鉱石を採掘するといいでしょう。Y=10以下は溶岩も多く生成されるので、Y=11の高さに立って掘り進めていくのが一般的です。

鉱石の総数(1.16.1)。
鉱石の総数

(石炭+鉄+金+ラピスラズリ+レッドストーン+ダイヤ)の個数でグラフを作ると、上のようになります。こちらを見てもY=5~13で一気に鉱石が増えているので、この高さなら効率的に鉱石が集められそうです。

ということでマイクラの鉱石の種類と使い道、それぞれの鉱石がよく発見できる場所の紹介でした。何も考えずにただ掘り続けるのも楽しいっちゃ楽しいですが、どうせなら効率よく鉱石を集めたい。ぜひこの記事を参考にしながら、鉱石集めに挑戦してみてください。