リードや粘着ピストンの材料として必要になるスライムボール。湿地バイオームでスライム狩りをしても、まとまった量を手に入れるのは大変です。そこであると便利なのがスライムトラップ。今回は、全自動でスライムボールを回収することができる、スライムトラップの作り方を紹介します。




スライムトラップの仕組み

ゾンビやスケルトンなどのモンスターは明るさが7以下の空間であればどこでもスポーンしますが、スライムは他のモンスターと違って特定のチャンクなら昼間でもスポーンするという性質があります。その性質を利用して、トラップ内を明るくして他のモンスターが沸かないようにしつつ、スポーンするスライムを自動で処理していくというのが今回紹介するスライムトラップです。

スライムのスポーン条件

スライムは他のモンスターと湧き条件が異なっています。スライムがスポーンするのは、次の条件を満たしたときです。

・スライムがスポーンするチャンク(スライムチャンク)である
・座標がY=39以下である
・3×2.5×3の空間がある(大スライムの場合)

・湿地帯で、明るさが7以下である(地上にもスポーンする)
・湿地帯で、新月ではない(満月だとたくさんスポーンする)

近くに湿地帯があれば、夜間スライム狩りをすることでスライムボールが集められます。しかし、他のモンスターも出現するため効率はあまり良くなく、時間をかけたわりにはそれほど多くのスライムボールを獲得できません。一方「スライムチャンク」を利用したトラップであれば、湧き潰しをしっかりしておけばスライムだけをスポーンさせることができ、効率よくスライムボールを回収することが可能です。

スライムチャンクの探し方

「チャンク」とはマインクラフトの世界を分割する一つの単位のことで、1つのチャンクの範囲は16×256×16(x,y,z)です。そのうちスライムがスポーンするチャンクは、「スライムチャンク」と呼ばれています。スライムトラップはスライムチャンクに建設しなければならないので、まずはスライムチャンクを探すところから始めましょう。

F3+Gで表示されるチャンクの境目。
チャンクを境目を表示させた画面

F3キーを押しながらGキーを押すと、上画像のようにチャンクの境界線を可視化することができます。この機能も利用しながらスライムチャンクを特定し、トラップを建設していきます。

スライムファインダーの使い方

スライムチャンク探しには、Slime Finder(スライムファインダー)というサイトが便利です。

Slime Finder

スライムファインダーは、Seed値を入力するとスライムチャンクの位置(座標)を示してくれるという非常に便利なツールです。英語表記のサイトですが、使い方は難しくありません。

スライムファインダーのページを開いたら、自分のワールドのシード値を入力します(シード値の調べ方は後述)。
スライムファインダーに入力したシード値

タイトルのすぐ下の「Seed」と書かれたところに入力し、「Find Slimes!」のボタンをクリックします。すると、スライムチャンクの位置を表している図が、自分のワールドのものに変更されます。(PS4版などでプレイしている場合は、図の下にあるドロップダウンリストでXone/PS4を選択すると、スライムチャンクを調べることができます)

座標を確認しましょう。
スライムファインダーに表示されている座標

この図は横軸がX座標を、縦軸がZ座標を表しています。緑色で塗りつぶされているところがスライムチャンクです。図は左クリックで掴んで動かすことができるので、スライムトラップを作る予定の座標近くまで動かして、近いスライムチャンクの座標を確認しましょう。今回は、上画像の赤枠で囲ったチャンクが近いので、ここで作ることにします。狙うチャンクが決まったら、矢印で示した位置の座標をメモしておきましょう。この座標の範囲内で、Y=39以下の地下を掘っていきます。

シード値の調べ方

自分のワールドのシード値の調査には、コマンドを使用します。チートがONの状態で以下のコマンドを入力すると、チャットウィンドウにシード値が表示されます。

/seed

シード値は、チャット欄に表示されます。ランダムな数値です。
表示されるシード値

シード値は数字の羅列になっています。結構長いので、間違えないようにメモしましょう。F2キーでスクリーンショットを撮っておくと確実です。

サバイバルでプレイしていてコマンドが使用できない場合は、クリエイティブモードでワールドを再生成すればシード値を調べることができます。

ワールドの再生成ボタン。
ワールドの再生成ボタン

普段プレイしているワールドを選択した状態で再生成のボタンを押すと、同じシード値のワールドを生成することができます。再生成のボタンを押すとゲームモードを選択する画面が表示されるので、そこでサバイバルからクリエイティブに変更してワールドを生成すればOKです。




スライムトラップの作り方

スライムチャンクが特定できたら、早速トラップを作っていきましょう。今回作成するスライムトラップは、16×16の大きさの湧き層を3マス間隔で縦に重ねていくタワー型のトラップです。

設計図1。上からトラップを見下ろした図です。
スライムトラップの設計図1

16×16の大きさの湧き層を作り、その周囲3ブロックを水路にします。湧き層から水路に落ちたスライムを水流によって処理ポイントまで誘導し、溶岩(設計図の赤い部分)などで自動処理していきます。

設計図2。トラップを横から見た図です。
スライムトラップの設計図2

一番上は、湧き層に立ったときにY=39と表示される高さです。巨大スライムがスポーンするためには3×2.5×3の空間が必要なので、湧き層の間隔は3ブロックにします。設計図では湧き層を9層作っていますが、Y=11以下の高さになるとマグマの処理が面倒くさいので、実際に作るときは上から6~8層くらいにしておくのがいいと思います。それでも、十分な量のスライムボールが集まります。

湧きチェック

サバイバルでは、このトラップを作るのにかなりの時間を必要とします。「時間をかけてトラップタワーを作ったのに、チャンクを間違っていて全く湧かなかった」なんてことにならないよう、本格的な建築に入る前にスライムの湧きチェックを行いましょう。

チェック用の湧き層。16×16の大きさです。
スポーンチェック用の湧き層

チェック用の湧き層を作ったら、湧き潰しをしてから湧き層から24マス以上離れてしばらく放置しましょう(近くにいると湧きません)。1匹でも湧けばOKですが、スライムのスポーンには時間がかかることが多いので、何か他のことをしながら待つといいです。

湧き潰しは、四隅とその中間、中央と四隅の中間に松明を置く形がいいと思います。
松明の置き方

もし、チャンクが間違っていないのに放置しても湧かない場合は、周囲に湧き潰しができていない空間があるのかもしれません。モンスターのスポーンには上限があるため、他の場所でたくさんのモンスターがスポーンしているとスライムのスポーンに影響を与えます。

モンスターがスポーンするのはプレイヤーから24~128ブロックの範囲のため、この範囲をすべて湧き潰ししてあるのが理想です。しかしサバイバルでは、空洞をすべて見つけ出して湧き潰しすることは非常に難しいので、周囲の湧き潰しができている可能性が高いであろう「拠点近く」でスライムトラップを作るといいでしょう。もちろん、建設途中で新たな空洞を見つけたら、しっかり湧き潰ししていきましょう。

湧き層の作成

スライムが湧くことが確認できたら、本格的に湧き層を作っていきます。先程掘ったテスト用の湧き層の周囲を掘っていきましょう。

湧き層の周囲を、3ブロックの幅で掘り下げていきます。
掘り下げる幅

2つ目の湧き層まで掘った状態(下画像は湧き層の湧き潰しが不十分です)。
2つ目の層まで掘った状態

湧き層の周囲を3ブロックの幅で掘るのは、巨大なスライムでも水路に落ちるようにするためです。この掘削作業には、ダイヤのツルハシ+効率強化+ビーコンパワーでもかなりの時間がかかります。地道に頑張りましょう。

同じ層を、6~8層くらい作ります。
下から見上げた湧き層

湧き層に使うブロックは、モンスターがスポーンするブロックであれば何でもいいのですが、羊毛や木材など燃えやすいブロックを使うと溶岩から飛び散る火の粉で燃えてしまう可能性があります。

処理し忘れた溶岩のせいで延焼してしまう羊毛。
延焼する羊毛

基本的に湧き層の床には丸石や砂岩など燃えないブロックを使うようにして、どうしても木材などを使わなければいけない場合は、しっかりと周囲の溶岩を処理するようにしましょう。




水路の作成

一番下の湧き層の周りには、スライムを一箇所に集めるための水流を設置します。上から落ちてきたスライムは水のクッションでダメージを受けずに着水し、この水路で流された先の処理ポイントで処理されます。

湧き層の最下層周囲を1ブロック分掘り下げて水路にします。
水路

水流は、下画像の矢印のように流します。
水流の流し方

処理部分にスライムを誘導できるよう、3つの角からそれぞれ水流を流します。水流は8ブロックしか進まないので、看板を使って延長しながら水を流します。

看板による水流の延長。
看板による水流の延長

水流が途切れた場所の隣のブロックに看板を設置し、その看板の隣に水を設置することで水流を延長することができます。看板がある場所は水流が存在ませんが、スライムは動いているうちにすぐ隣の水流に触れるので、問題なく処理ポイントに誘導されていきます。

角の接続部分はこんな感じ。
水流の接続

全体に流すとこうなります。
水流全体

水路作成中に上部の湧き層でスライムがスポーンする可能性があるので、このあたりの作業は一時的に難易度をピースフルにして行うことをオススメします。

バージョン1.13では看板が水源化する

バージョン1.13から、看板が設置されている場所にも水源が設置できるようになりました。この仕様変更によって、水路の水流がうまく設置できない可能性があります。

水流の開始地点(処理ポイントとは反対側の角)。
水流の開始地点1.12.2

バージョン1.12.2までは上画像のように、看板で水流をくぎることができていましたが、バージョン1.13以降で同じものを作ろうとすると、看板が水源になってしまい、水が流れない部分ができてしまいます。

バージョン1.13.1で同じものを作ろうとすると・・。
バージョン1.13.1での水流開始地点

水源で看板を挟むと挟まれた看板が水源化して上画像のようになってしまうようです。そこで、水流開始場所の壁を1ブロック掘ってそこから水を流すようにします。

壁を1ブロック掘って、
1ブロック掘られた壁

そこから水を流すとうまくいきます。
うまく流れた水流

これで、OKです。BE版(v1.6.0)の場合は、バージョン1.12.2のように設置しても大丈夫でした。

処理装置の作成

水流開始地点の反対側の角には、スライムを処理するための設備を作っていきます。このトラップでは巨大スライムを溶岩で小さくして、その小さくなったスライムを水没させて窒息ダメージで倒していきます。こちらも、バージョン1.13対応済みです。

完成するとこうなります。
スライムの処理装置

入り口の看板の設置

水流によってスライムが集められる角の壁に、下画像のように看板を7枚設置します。
設置された看板

ここで設置する看板は、溶岩をせき止めておくためのものです。壁に設置した看板に向かってシフトキーを押しながら看板を設置することで、画像のように重ねて設置することができます。

水没施設

先ほど設置した看板の奥を、高さ2ブロックで奥行き2ブロックぶん掘ります。
看板の奥を掘る

掘った先の壁の1段目に、下画像のように看板を設置します。
看板を設置

この看板の上に水を流して、その水流によってスライムを水没させます。バージョン1.12.2までは看板部分も含めてすべて水源にしてしまっていましたが、バージョン1.13からアイテムが水に浮くようになってしまったため、このような形に修正しました。水流であればアイテムは下に落ちるので、ホッパーで回収可能です。スライムは水に浸かると上昇しようとするので、この形でも窒息ダメージを与えることができます。

看板のさらに下にアイテム回収用のホッパーと、チェストを設置します。
ホッパーとチェスト

チェストの上はガラスブロックで塞いで、壁にしておきましょう。

看板の上に水流を設置します。天井のブロックにカーソルを合わせて水を設置するといいです。
看板の上の水流

湧き層側の看板の上に水を設置して、奥に流れるような水流を発生させます。この水流の長さは、2ブロックが限度です。3ブロック以上になると空気の割合が多くなり、スライムが窒息しなくなります。

BE版の場合

BE版では、上記のように水流で水没させようとしてもうまくいきません(スライムが窒息しません)。水流で作ってみたけど一向にスライムが死なないという場合は、水没施設の水流部分をすべて水源にしてみましょう。

BE版の水没施設。
BE版の水没施設

試してみたところ、この形でもスライムボールを回収することができました。BE版でもアイテムは水に浮きますが、浮き上がる前にホッパーが吸い取ってくれます。

この形だと小さいスライムが溶岩で燃えることも多く、ドロップアイテムも一緒に燃えて取りこぼしがあるかもしれません。水没施設の奥行きを増やせば、少しは改善できそうです。

ドアと溶岩

チェストにアクセスするためのドアを設置します。
ドア

ドアの先はこんな感じで、チェストにつながっています。
チェストへの通路

最後に、水没施設の入り口に溶岩を設置すれば完成です。
設置された溶岩

巨大スライムは溶岩で燃えて、中・小スライムは水の中に入って窒息死します。
燃えるスライム

水没施設の天井をガラスブロックにすれば、水没して窒息ダメージを受けるスライムを見ることができます。
窒息ダメージを受けるスライム

待機場所と沸かない原因

スライムのスポーンを待つときは、トラップからの距離が24~128マスの範囲で待つようにしましょう。それ以上近づいても、離れても、モンスターはスポーンしなくなります。

待機場所

オススメの待機場所は「地上」です。Y=63以上の高さであれば、トラップの真上の地表で待っているだけで、スライムがスポーンしてくれます。スライムボールの回収場所にアイテムエレベーターを設置しておけば、わざわざ地下にスライムボールを取りに行く手間も省けるため、普通に生活しているだけでいつのまにかスライムボールがたまっているという状況になります。

接続したアイテムエレベーター。
接続されたアイテムエレベーター

アイテムエレベーターの作り方は、コチラで詳しく解説しています。

BE版の待機場所

BE版はモンスターのスポーン範囲がJava版と異なっているようで、Java版と同じようには湧きません。真上で待機していると、湧くことは湧きますが得られるスライムボールの数がかなり少なくなってしまいました。

BE版で真上に待機している状態。
BE版の待機場所

横方向に30ブロック離れたときに得られたスライムボールの数と(上)、最上部の層から上へ25ブロック離れたときに得られたスライムボールの数(下)。
得られたスライムボールの数

スポーン範囲が球形ではなく円柱状になっているためトラップの真上で待機していても湧かないという情報もありましたが、一応スポーンはするようです。ただ、横方向に25ブロック以上離れたほうが、得られるスライムボールの数がかなり多くなります。

沸かないときのチェックポイント4つ

待機場所でいくら待ってもスライムが湧かない。そんなときは次の4つのポイントを確認してみましょう。

1.チャンク間違い
2.設定の問題
3.周囲の湧き潰し
4.Y=40で作っている

スライムチャンクでは無い

スライムファインダーで座標を調べるときに、間違ったシード値を入力してしまうということが結構あるようです。マイナスを付け忘れてたり、数字の順番を間違えたりしていないか確認してみましょう。また、ワールド内で調べる座標(トラップを作る場所の座標)もマイナスがついていないか確認してみてください。

スライムファインダーが最新バージョンに対応していないのでは?というウワサもありますが、私が試したときは最新バージョン(1.13.1)で普通に使えていたので、大丈夫だと思います。

難易度とビデオ設定

難易度がピースフルだとモンスターがスポーンないので、当然スライムも発生しません。設定画面を開き、難易度がノーマルになっているかもう一度確認しましょう。

また、バージョン1.8では表示チャンクを10以上に設定しないとモンスターが湧きにくくなるというバグがあったようなので、表示チャンクを12とか16とかに設定してみてください。

周囲の湧き潰し

周囲の湧き潰し。これ、実行が難しい上に影響が大きい問題です。できればトラップから上下前後左右120マスくらいの範囲はすべて湧き潰ししておきたいですが、サバイバルでは洞窟をすべて発見することはまず不可能。そのため、見つけたところから湧き潰ししていくしかありません。

もし、見つけたところをすべて湧き潰ししてもスライムがわかないのであれば、見つけていない大きな空洞が存在している可能性があります。高さを変えながらブランチマイニングするなどして、空洞を探してみましょう。めちゃくちゃ面倒くさいですが、湧き潰しを頑張ると短時間で大量のスライムがスポーンするようになります。

高度の確認

Java Editionでは、Y=39以下の高さでスライムがスポーンします。最上段の湧き層に立ったときに、Y座標が39と表示されていればOKです。

Y座標を確認してみましょう。
座標

PS4版などでは、地図で座標を確認するとY座標に目線の高さが表示されるようです。そのため、Y=40と表示される高さでもスライムがスポーンします。

トラップの効率

このトラップで、いったいどれだけのスライムボールを集めることができるのか。湧き層の数を変えながら検証してみました。

層の数 1回目 2回目 3回目 平均 1分毎
11 667 712 731 703.3 23.4
10 685 644 732 687.0 22.9
9 539 579 553 557.0 18.6
8 514 563 432 503.0 16.8
7 480 498 495 491.0 16.4
6 517 526 463 502.0 16.7
5 361 444 278 361.0 12.0
4 267 283 299 283.0 9.4
3 270 288 235 264.3 8.8
2 184 173 188 181.7 6.1
1 76 106 69 83.7 2.8

上の表は、トラップ以外のところでは一切モンスターが湧かない状態で、30分間トラップを可動させたときの入手スライムボールの数を表しています。湧き層の数を1~11に変えながら各3回ずつ調べ、平均値と一分後との入手数を計算しました。入手数には結構バラツキがあったので3回ずつの実験結果だとあまり精度は高くなさそうです。参考程度に見てください。

この結果を見ると、湧き層の数が多ければ多いほど入手スライムボールが多くなることがわかります。10層以上作れば、一分間に20個以上のスライムボールを入手可能です。1分で23個手に入るとすると、1時間でスライムブロック153個分のスライムボールがゲットできることになります。たぶん、使い切れないですね。普通に粘着ピストンやリードの材料として使うだけなら、5層くらいでも十分すぎる量が集まります。層が少なければ建設も楽になるので、どれだけ必要なのかをよく考えてからトラップを作りましょう。

10層・11層について

高さ2.5の空間があれば巨大スライムがスポーンします(JE版 BE版ともに確認済み)。そのため、湧き層を上付きのハーフブロックにして各層の間隔を2.5ブロックにすることで、10層以上の湧き層を作ることが可能です。今回の実験では、ハーフブロックを使って11層まで作りました。

湧き層に上付きのハーフブロックを使ったスライムトラップ。
湧き層にハーフブロックを使ったスライムトラップ

Y=5の岩盤が水路の底になるように作れば、ぎりぎり12層までは作れます。ただ、そこまでしなくても有り余る量のスライムボールが手に入ってしまうので、作る意味はあまりないかも。

高効率化

より高い効率を目指す場合は、処理設備を少し変える必要があります。今回は水没させるための水流を横3ブロック分しか作っていないので、湧き層が多くなるとそこに入り切らないスライムが出てきます。

処理部分からあふれ出ているスライムたち。
溢れ出るスライム

このスライムたちが入れるだけのスペースを作ってやると、上の表よりも少しだけ効率が上がります。実際に水没施設を横3ブロック分から横6ブロックぶんに変更したところ、湧き層の数11で、1分あたりの入手量が23.4から24.9に増加しました。

横6ブロック分の処理設備。
横6ブロック分の処理設備

また、水没による処理は窒息ダメージが入るまで少し時間がかかるので、マグマブロックなどを使った処理設備を使えばもっと早くスライムを倒せると思います。スライムの処理にマグマブロックを使う場合は、アイテム回収用のホッパー付きトロッコをマグマブロックの下で走らせるか置くかすればOKです。あとは今回のトラップだと、水路に落ちたスライムが一番下の湧き層にのってしまうことがあるので、水路をもう少し深くすると多少効率が上がるかもしれません。

ということで、スライムトラップタワーの作り方の紹介でした。ここまで大規模なトラップタワーでなくても、スライムチャンクにスライムの湧き部屋を3つくらい作るだけでかなり役立ちます。この記事を参考にして、ぜひ挑戦してみてください。