マイクラ1.17アップデートCaves&Cliffs(洞窟と崖)について、以前のバージョンから何が変更されたのかをまとめました。たくさん追加された新要素も、画像を使ってわかりやすく説明しています。この記事を読めば1.17アップデートの全体像がしっかり把握できるはず。ぜひ、参考にしてください。
マイクラ1.17アップデートはいつ?
Minecraft 1.17 Caves&Cliffsアップデートは、2021年6月9日にリリースされたマイクラのメジャーアップデートです。アップデートは2020年10月に発表されていましたが、発表から約8ヶ月たってリリースされました。
マイクラ1.17アップデートは、もともと大きなアップデートになる予定でした。しかし、開発段階でアップデート内容が予想以上に多くなってしまったため、2回のアップデートにわけてリリースされることになっています。
その第一弾が2021年6月の1.17アップデートです。2回に分けられてはいますが、この第一弾アップデートだけでもとてもたくさんの変更点や新要素があります。
ちなみに前回のメジャーアップデートである1.16ネザーアップデートは、2020年6月23日に公開されています。こちらもネザーに新しいバイオームや構造物が追加され、慣れ親しんだゾンビピッグマンがピグリンに変化するなど大きなアップデートでしたが、そこからおよそ1年でのメジャーアップデートとなりました。
マイクラ1.17はどんなアップデート?
Caves&Cliffs(洞窟と崖)と名付けられているように、洞窟と崖がおおきく変わるアップデートです。第一弾アプデでは生成されるワールドに大きな変化はありませんが、それでも新しく追加された鉱石や岩石、植物によって、洞窟探検がより楽しめるようになっています。
洞窟に新たなバイオームが追加
鍾乳洞(minecrat:dripstone_caves)と緑豊かな洞窟(minecraft:lush_caves)という新しいバイオームをはじめ、洞窟にたくさんの新要素が追加されました。現時点では自然生成されず、ワールド生成時にシングルバイオームで選択するとみることができます。
鍾乳洞は、鍾乳石や鍾乳石ブロックが生成される洞窟です。鍾乳石は時間の経過とともに成長して長くなっていきます。現時点では、バイオームとして鍾乳洞は生成されませんが、洞窟内でたまに鍾乳石と鍾乳石ブロックを発見することができます。
繁茂(はんも)した洞窟は、苔ブロックや苔のカーペット、ツツジ、ドリップリーフ、グロウベリーなどが生成される洞窟です。ツツジは苔ブロックに骨粉をかけるとたまに生えてきます(草ブロックや苔のカーペットがはえることもある)。これらの植物は、コンポスターに入れて骨粉にすることが可能です。
開花したツツジに骨粉を使うと、木に成長させることができます。木に成長したツツジの根本の土は「根のついた土」になり、下側に骨粉を使うと垂れ根を生成することができます。
グロウベリーは洞窟内に垂れ下がるツタに生えている黄色の実です。食料として食べることができるだけなく、まわりを明るく照らしてくれます(明るさレベル14)。時間の経過とともに成長しますが、骨粉をつかって成長を促進することもできます。
ドリップリーフはプレイヤーが1.5秒のあいだ上に乗ることができる植物です。大小2種類のドリップリーフがあり、小さいものは骨粉を使うと大きくすることができます。
胞子の花はブロックの下の面だけに設置できる下向きの花です。花から緑色のパーティクルが落ちるように出てきて、花のまわりをフワフワとただよいます。
洞窟のあちこちにヒカリゴケが生成されています。ヒカリゴケといっても洞窟を明るくするほどの明るさはありません。ハサミで採取可能です。
アメジストジオード
Y=70~0の高さで、アメジストジオードという空間が生成されるようになりました。アメジストジオードは方解石と滑らかな玄武岩(いずれも新ブロック)に囲まれていて、中にはアメジストブロックが敷き詰められています。
アメジストブロックにはアメジストの芽がはえていて、時間の経過とともに成長していきます。アメジストの芽の成長は3段階あり、最大まで大きくなるとアメジストの塊となります。
アメジストの塊を壊すと手に入るアメジストの欠片は、新アイテム「望遠鏡」や「遮光ガラス」の材料です。
遮光ガラスは透明だけど光はさえぎるブロックです。光源のまわりを囲むと、光を外にもらしません。見た目は黒色の色付きガラスに似ていますが、少し紫ががっています。4つのアメジストの欠片とガラスブロックでクラフトすることが可能です。
銅鉱石の追加
洞窟に銅鉱石が生成されるようになりました。石炭鉱石や鉄鉱石のように、浅いところでも見つけやすい部類の鉱石です。銅鉱石(銅の原石)から抽出できる銅インゴットは、避雷針や望遠鏡の材料となるほか、銅ブロックにすれば時間の経過とともに変色するおもしろい建築をすることができます。
銅鉱石はシルクタッチのついていない石以上のツルハシで採掘すると、銅の原石をドロップします。銅の原石をかまどで精錬すれば、銅インゴットが手に入ります。
銅インゴットとアメジストの欠片で作ることができる望遠鏡は、プレイヤーが見ている方向を拡大することができるアイテムです。拡大すれば見える範囲はせまくなりますが、描画距離12チャンクの霧のあたりまでならかなり大きく拡大されます。
普通に使うと、望遠鏡の枠が表示されて見える部分が正方形になります。この枠は、F1キーで消すこともできます(Java版)。
銅インゴット3つでクラフトできる避雷針は、半径32ブロックいないの落雷を引き寄せることができるブロックです。雷があたったときに15レベルのレッドストーン信号を発します
雷は、銅の変色を数段階もどしてくれます。銅ブロックを使った建築にうまく組み合わせたいブロックです。
銅インゴットの登場によって、ドラウンドのドロップアイテムが金インゴットから銅インゴットに変更されています。
原石の追加
銅の原石の追加に合わせて、鉄の原石と金の原石も追加されています。これまでは鉄鉱石をツルハシで破壊すると鉄鉱石がそのままドロップしていましたが、1.17からは鉄の原石がドロップするようになりました。これまでどおり鉱石として手に入れたい場合は、シルクタッチのついたツルハシで採取する必要があります。
原石9つで、原石ブロックを作ることができます。丸石っぽい見た目のブロックです。また、鉄の原石を精錬すると、鉄インゴットにすることができます(金も同じ)。
深層岩などの追加
Y=0~16に、深層岩・凝灰岩が生成されるようになりました。深層岩はどのツルハシでも破壊できますが、石よりも硬いです。
また、鉱石ブロックに深層岩バージョンが追加されました。採掘には、ふつうの鉱石の2倍の時間がかかります。少し黒みがかったブロックなので、ひと目見れば違うとわかります。
上の画像を見てわかるとおり、ふつうの鉱石もテクスチャが変更されています。この記事では個別に紹介していませんが、他のブロックやアイテムのテクスチャにもかなり変更が加えられていて、全体的によりリアルになった感じです。
廃坑で原木が生成される
廃坑でオークの原木やチェーン(鎖)が生成されるようになりました。地下渓谷を横切るような廃坑で、木材の足場を下から原木で支え、上からチェーンとフェンスでつるすような感じになっています。
また、レールが水没できるようになったため、廃坑で水を流してレールを回収するテクニックが使えなくなりました。水中に設置されたレールは、トロッコで走ることもできます。ただしめちゃくちゃ遅いです。
マイクラ1.17アプデの他の変更点は?
マイクラ1.17アップデートでは、洞窟内の景色が大きく変わっただけでなく、新しいMobやアイテムもたくさん追加されています。
Mobの追加
ウーパールーパー、ヤギ、ヒカリイカの3種類のMobが追加されました。
ウーパールーパーは、マイクラに追加された初の両生類Mobです。「完全な暗闇で自然生成された石で囲まれた水たまり」にスポーンします。5種類の色違いウーパールーパーがいて、青色がスポーンする確率はなんと1/1200。出会えたらめちゃくちゃラッキーです。
魚と同じように、水入りバケツを使って捕まえることができます。また、熱帯魚入りバケツを使えば繁殖も可能です。ドラウンド、ガーディアン、エルダーガーディアン、イカ、ヒカリイカ、魚を攻撃しますが、陸にあがると乾燥によって5分後からダメージを受け始めます。
ヒカリイカは、光り輝くイカです。ウーパールーパーと同じように、洞窟の水中でスポーンします。倒すとドロップする「輝くイカスミ」は、輝く額縁の材料として使ったり、看板の文字を光らせるために使ったりできるアイテムです。
ヤギは、現時点で山岳バイオームにスポーンします。ジャンプ力がかなり高くて、粉雪もジャンプで飛び越えて避けます。小麦で繁殖可能。バケツを使えばミルクを採取できます。2%の確率で、より敵対的な叫ぶヤギがスポーンすることがあります。
その他の追加されたアイテムやブロック
糸とハニカムをつかって、ろうそくをクラフトできるようになりました。シーピクルスと同じように、1つのブロック上に4本置くことができます。1本あたりの明るさレベルは3。最大で12レベルの明るさになります。
着火は火打ち石と打ち金や、ファイヤーチャージで。火がついたろうそくは水につけるか、プレイヤーが素手で右クリックすると消すことができます。火がついた状態で放置しても、短くなることはありません。
ケーキに設置すれば、キャンドルケーキにすることができます(もちろん着火もできます)。ただし一口でも食べられると、ろうそくはドロップしてしまいます。
粉雪は見た目は雪ブロックに似ていますが、上にのると落下し、埋もれてしまうブロックです。埋もれても窒息ダメージをうけることはないですが、視野がやや狭くなり(拡大される)、画面の枠に雪の結晶のような装飾が表示されます。
雪が降っている場所に大釜をおくと、粉雪をためることができます。たまった粉雪はバケツですくいあげれば、他の場所に持ち運ぶことが可能です。
革のブーツを履いていると粉雪の上にのっても落下しなくなります(粉雪の側面から入ることはできる)。また雪の結晶も表示されなくなります。
統合版にしかなかったライトブロック(minecraft:light)がJava版にも追加されています。/giveコマンドで入手可能。使った場所に明るさを付与できる特殊なアイテムです。
ブロックの設置や足音などの振動を検知してレッドストーン信号を発する、スカルクセンサーというアイテムが追加されました。現在はコマンドのみでの入手となりますが、次期バージョンで自然生成されるようになります。
アイテムをいれて持ち運ぶことができるバンドルというアイテムが追加されました。こちらも現時点ではコマンドでのみ入手可能です。
既存のMobの変更点
追加された新ブロック「粉雪」によって、スケルトンがストレイに変化する仕様が追加されました。スケルトンが粉雪の中に入ると7秒後にストレイへの変化が始まります(ブルブル震えだす)。
粉雪に入っていると、アンデッド系モンスターでも燃えません。
シュルカーの発射物がシュルカーにあたった場合、新しいシュルカーがスポーンするようになりました。近くにシュルカーがいないときは、新しいシュルカーがスポーンする確率がより高くなります。
これまで見られたシュルカー同士の打ち合いは、残念ながら見られなくなってしまいました。
最大で128のサイズのスライムが召喚できるようになりました。
実際に/summonコマンドで召喚してみました。雲よりも高い巨大スライムです。倒すと半分くらいの大きさに分裂していくので、この巨大スライムからは大量のスライムボールがゲットできることになります(すべて倒せれば)。
1.17.xのアップデート内容
1.17.1の変更点
リリース日:2021年7月6日
1.17.1の主な変更点は次のようになっています。
青いウーパールーパーが繁殖でのみスポーンするようになりました。
叫び声をあげないヤギが、繁殖時まれに叫ぶヤギを産むようになりました。
ドラウンドが銅インゴットをドロップする確率が11%に引き上げられました。
粉雪が2倍のスピードで大釜にたまるようになりました。
以上、マイクラ1.17アップデートCaves & Cliffsの変更点まとめでした。2回にわけてのアップデートとなりましたが、今回だけでもたくさんの新ブロックが追加されて検証にも時間がかかりました。次回のアップデートで完全に実装されるということで、洞窟内がどんな景色に変わるのか、今から楽しみです。
やっと来た来た1.17ぁ!!!!!
確かな情報ではありませんが、二回目のアプデは、1.18という噂があります。
youtubeで見たからです。
統合版です。
ウーパールーパーはイカ類を攻撃しません。
Javaやってないです。すいません。
128サイズのスライムってどうやって召喚するんですか?
それともJavaだけですか?
スカルクセンサーで感圧版なしのTNTトラップ作れます。
そんなの召喚出来るんですね
面白い。PvEで使えそう。
でもサバイバルで出てきたら恐怖